ここのところ秋の新製品情報・イベント情報が続いておりましたが、今回はちょっとお休みです。
ネイティブでもエリアでもトラウトフィッシングで使われているリールはどちらかというと、
軽量なものが好まれているように思えます。
周囲をみてみても、ルビアスあたりがやはり一番多く、
エリアならプレッソ(同じくルビアスベースです)あたりをよくみかけます(ありがとうございます!)。
でもそんな中で、敢えて軽さとは別のメリットを求めて、セルテートを使用している方もちらほら見かけたり。
例えば、エリアミノーイングのカリスマ、重田佑馬さんは、
最近になって、セルテートも使われるようになったそうです。
剛性感はメタルボディならでは。
なんとなく不安だったドラグもATDになって満足できるレベルになった、とのこと。
重田さんはエリアだけではなく、渓流もお好きなようで、セルテートで釣り上げた見事な岩魚の写真を
送ってきてくれました。重田さん、ありがとうございます!!
また、弊社フィールドテスター、高田達也もその一人。
高田テスター、メインは勿論EXISTですが、クランクを使うときだけセルテートを使用します。
曰く、負荷が掛かるクランクの巻きでは、セルテートのカッチリした感覚が欲しいから、とのこと。
高負荷の中、スローかつブレずに一定なリトリーブが要求されるクランキングでは、
剛性の高さがものを言うのは間違いないですし、
高田テスターの場合、PEを使用し、ローテンションでのバイトをしっかり掛けていくセッティングのため、
瞬間的な巻合わせでも、撓みなく反応してくれるメタルボディをより、必要としているのでしょう。
「回転」と「耐久」を謳ったセルテートも、今年発売の16セルテートで4代目。
一貫してメタルボディを採用、質実剛健なつくりは初代から全くブレておりません。
さらに今回は、ドライブギヤーにマグシールドボールベアリングを採用、より耐久性が向上しています。
エリアに限らず淡水におけるマグシールドってどうなの、という方もいらっしゃるようですが、
防錆性能云々ということよりも、
初期の回転性能をより長く維持してくれる、という意味で考えると、やっぱりメリットですよね。
更に今回のセルテート、トラウトアングラーにとっては非常に重要な機能が向上しています。
それは「回転の軽さ」。
↑上をクリック!いただけるとよくわかるのですが、
新たに新設計されたZAION製エアローターを使用し、その軽さは、エアローター史上最軽量。
それにより、回転のレスポンスが向上しています。
ネイティブトラウトでいえば、トゥイッチで瞬間的にスラックを巻き取る動作が、
より軽く、メリハリを利かせることができるわけですし、
エリアトラウトでは、水中のルアーの変化や微かなバイトを感じ取る、所謂巻き感度が
向上することになります。
正直なところ、ローターの軽さだけでいえば、現状、EXISTよりも上、になっています。
そうなってくると、もうトラウトフィッシングでもバンバンで使用してもよさそうな気になってきますね。
ここで、トラウトでメインとなりそうなサイズについて、16セルテートの自重を確認してみましょう。
◆16セルテート1003 ・・・205g
◆16セルテート2004CH・・・210g
あれ、と思う方もいるかもしれません。
そうです、200gは切ってはいませんが、そんなに重いわけではないんですね、セルテートって。
カルディアと同じくらい、です。
さらに、これを更に軽量化する裏ワザもございます。
かなり昔に紹介したことがありますが、このSLP WORKSのRCSエアスプールⅡを使用する方法。
軽量スプールを装着することで、後ろ重心になり、より操作感が増すことにもなりますね。
ダイワの汎用スピニングでは、EXISTに次ぐセカンドグレードに位置するにもかかわらず、、
価格はその半分、で、ダイワのテクノロジーをほぼ全て搭載。
ルビアスもハイバリューですが、これも相当なバリューの高さ。
エリアアングラーの皆様にとってはこの秋、
ネイティブアングラーの方にとっては来シーズンに向けて の戦力補強の検討に、
セルテート、という選択もあるのではないでしょうか。
リールが変わることで、新たな釣りの世界が広がるもしれませんよ。
尚、セルテートについての詳細は、弊社WEBサイト内のこちらを、
また、セルテートに装着されているNEWエアローターについての詳細は、
↓下をクリック!ください。
P/P事務局:mel