それでは、磯チャンネル 第七回 木村公治 山口県祝島の寒チヌ【前編】「スーパーメタルで沈め探る!」の巻 お楽しみ下さい!!
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Angler's Profile
山元 隆史
Takashi Yamamoto
1970年生まれ、徳島県徳島市在住。天才・山元八郎さんを父に持つ。本格的に磯釣りを始めたのは20歳頃。徳島県釣連盟の大会へ積極的に参加する一方で自身のスタイルを追求し、大物を狙わせたら一級という呼び声も高い。ダイワフィールドテスター、徳島県釣連盟55代名人。
「今回、デザインが一新されたトーナメントのレインスーツやフローティングベストといったアパレルシリーズ。まず一目見て、ブラックとゴールドの配色が目に飛び込んできましたね。やはりフラッグシップである『トーナメント』ブランドはこうでなくちゃ!と素直に感じました」
こう笑顔で語る山元隆史さん。デザインの力強さもさることながら、袖を通した瞬間から伝わるものがあるという。
「とにかく着心地がいいですよ。肌触りや動きやすさ、これは着た瞬間から伝わります。各所で素材を使い分けているそうですが、外側から内側まで作り込まれているのが誰にでも伝わるはず。デザイン、そして各所の高機能性、なんかこう、気持ちが高ぶりますよ」
ここでは細部までこだわりを見せるレインスーツのほか、フローティングベスト、ヒップガードにも注目。開発に携わったスタッフにもインタビューを行い、その機能と魅力について迫る。
まずは、「TOURNAMENT ゴアテックス® プロダクト レインスーツ」「TOURNAMENT バリアテック®サイバーフロート」の開発に携わったダイワ【グローブライド(株)】のアパレルマーケティング部、黒田優さんにお話を伺った。
今回のトーナメントシリーズのコンセプトは"俺たちの誇り"。フラッグシップモデルを身に纏うことにより、己の釣りに対する気分を高め、誇りを持って戦いに挑んでほしいというメッセージが込められている。
視覚的要素の強い外見デザインは一新され、これまでのホワイト、ブラック、レッドの組み合わせではなく、ブラックまたはライトグレーをベースとしたゴールドカラーを採用。キレのあるラインを引くことでシャープ感が表現されており、着る者はもちろん、周りからも目を引く仕上がりだ。
そしてなにより注目なのが、レインスーツに採用している高機能ファブリクス(素材)。耐久防水性、防風性、透湿性を発揮する3レイヤー構造のGORE-TEX® ファブリクスを採用し、ジャケットには、柔らかな着心地を実現するGORE®C-KNIT™ バッカーテクノロジー、パンツには、高い耐久性と強靭さを持つGORE™マイクログリッドバッカーテクノロジーを採用するなど、機能・特徴の異なる素材を必要な箇所で使い分けるというこだわりのすごさだ。しかし黒田さんは、まだまだもの言いたげだ。
TOURNAMENT ゴアテックス® プロダクト レインスーツには、 優れた耐久防水性、防風性、透湿性を発揮する3レイヤー構造のGORE-TEX®ファブリクスを採用。ジャケットには、柔らかな着心地、動きやすい機動力、ムレにくい快適性を備えた、GORE®C-KNIT™バッカーテクノロジー、一方パンツには、高い耐久性と強靭さをもち、信頼あるプロテクション機能を発揮するGORE™マイクログリッドバッカーテクノロジーを採用しており、ジャケットとパンツで機能・特徴の異なる素材を使い分けた高機能レインスーツとなっている。
「高機能素材の使い分けも見てほしい部分ですが、私が見てもらいたいのは、カタログでは表現しきれない細かな部分です。レインスーツ、フローティングベストの開発時には山元さんはもちろん、ウェアデザイナーの方にも着ていただいて実釣しています。机上の空論ではなく、実際に作り手が使用し、釣り人目線で物作りをすることを心がけています。また、ユーザーから届いた修理品を見て、『ここが汚れてる、破れてる』など注意深く観察。そして、それを新製品に反映させるのですが、このレインスーツにはそういった改良が随所に施されています。破れやすい膝やかかと部には耐久性の高い素材を、ラインが引っかかりやすい袖周りのベルクロは生地に埋め込んで凹凸を軽減、塩噛みしやすいフロントファスナーは上下から開閉可能にするなど、とにかく釣り人が不便に思う箇所をできる限り改善しています。これを着て、心から釣りを楽しんでもらいたいので」 このあとも、こだわり機能について語り続けてくれた黒田さんだったが、ここではすべてを書ききれない。あとは店頭で手に取って、実際に確かめていただきたい。きっと、物作りの熱意を感じられるだろう。
フローティングベストは肩周りの素材が軟らかいものに変わり、腕の機動性がさらにアップ。前後のリフレクターも小さく邪魔にならない位置に変更され、さらに動きやすさを向上している
続いて、「TOURNAMENT ヒップガード」の開発に携わったダイワのアパレルマーケティング部、平井雄一郎さんにお話を伺った。
トーナメントブランドの再降臨にあたり、フラッグシップモデルの放つ「高級感、高機能性」は、どのアイテムにも共通するキーワード。それゆえ、ヒップガードもありきたりのものではなく、便利な機能を満載させるという意気込みが感じられる。
「ヒップガードはお尻を守る簡易的なものですが、不快感で集中力を削がれるのはあってはならないこと。お尻を守るほか、快適性にもこだわりました」
ヒップ部には、擦れに強い耐久素材CORDURA® 生地を採用。内部に防水フィルムを挟みこむことで、濡れた場所でも快適に座れる。ウエスト部にはD.D.S(ダイレクトダイヤルシステム)が搭載されているほか、股ベルトには動きやすいクロロプレン素材を採用。腿部サイドにバックルを搭載しており、脱着しやすいうえにズレにくいのもユーザーに好評とのこと。
様々な素材を組み合わせ、耐久性、快適性にこだわったヒップガードは唯一無二。一度、お試しあれ。
大胆なデザインながら、洗練されたスタイルで目を引く新しいトーナメントアパレルシリーズ。フラッグシップの地位を揺るぎなきものにし、身につける者の心を高みへと奮い立たせる。趣味に、競技に熱意を注ぐ、まさに"漢おとこ"たちのためのアイテムだろう。
「TOURNAMENT ゴアテックス® プロダクト レインスーツ」はブラック、ライトグレーの2 色をラインナップ。本文中で解説した3レイヤー構造のGORE-TEX® ファブリクスを採用により、悪天候下でも快適性を高次元で維持する高機能レインだ。腕周りには「アクションプリーツ」(マチ)を設けることで、ストレスのないスムーズな腕振りも実現している。そのほか、アウターウェアのポケットからミドラーのポケットに直接アクセス可能な「ポケット内スルーポケット」、手首の操作性を損なわず、防水性を向上した「2 重袖口」など機能が満載。
「TOURNAMENT バリアテック® サイバーフロート」も、レインにあわせたデザインとカラーを採用。ワンタッチで素早い調節が可能な「D.D.S」はもちろん、簡易防水やプライヤーホルダー+ ダストポケットなどの便利機能も配備している。
「TOURNAMENT ヒップガード」は、サポート機能も備えた「背当てパッド」にトーナメントのロゴを装飾。擦れに強い耐久素材CORDURA® 生地をヒップに採用しているほか、ウエスト部には「D.D.S」も装備する豪華な仕様となっている。
(株)海悠出版 磯釣り秘伝掲載記事(出展)