DAIWA 磯 2023年度 デジタルカタログはこちらで公開中

2018年5月アーカイブ

磯チャンネル 第十一回岡啓太郎のヤエン指南「悶絶!紀伊長島の春アオリ」の巻を公開いたします。
 
今回は、岡啓太郎テスターによる、攻めの手持ち釣法でアオリイカとの駆け引きを楽しむヤエン専用ロッド「バトルゲームアオリワン」を使用した、釣行レポートです。
 
 
「バトルゲームアオリワン」はこの春に発売になった新製品です。
 
ヤエン専用ロッドには、違和感なく活きエサを抱かせる繊細な穂先と、アオリイカにエサを食わせつつヤエンが滑り落せるラインの角度になるまで寄せる、反発を抑えた穂持ち~3番節、ヤエンが掛かった後は竿を起こして獲物を浮かせる、粘りを持つパワフルな4~5番節を備えるという特徴があります。ターゲットを掛けるためのハリが存在しない仕掛けを用いるヤエン釣法には、食わせ、寄せ、浮かせる動作が円滑に行える専用ロッドが最適です。
 
その反面、3番から先の節を軟らかくすると振り調子がバタつき、持ち重り感が増してしまうのが普通。ブランクスが軟らかいほど振動を吸収してしまうため、感度も著しく低下してしまいます。しかしそこはダイワのロッドテクノロジーがカバーします。X45、Vジョイント、HVFナノプラスを採用し、しなやかでありながらパワーを兼ね備えた絶妙な操作感を実現しています。
 
「バトルゲームアオリワン」は活きエサの動きを手元にしっかり伝える「メガトップ」、大型アオリイカの強烈なジェット噴射で竿を絞り込んだ際もリールがガタつくことなく、安定したやり取りを実現するエアセンサーシートを搭載。アジなどの活きエサをほぼフリーで泳がせ餌木では届かないポイントまで攻め、やり取りに時間を掛けるやヤエン釣法にはうってつけといえるでしょう。
 
そのゲーム性やアオリイカとの遭遇率の高さで魅力が一杯のヤエン釣法を紹介した、磯チャンネル 第十一回岡啓太郎のヤエン指南「悶絶!紀伊長島の春アオリ」の巻 お楽しみ下さい!
 
 
「ライト石鯛」ってどんな釣り?
 
 ダイワが提唱する「ライト石鯛」。まずはこの釣りが、どんなものであるかをご説明しなければなりません。
 この釣りにおけるライトとは、「軽いタックル」「気軽さ」という2つの意味があります。石鯛釣りといえば、剛竿と頑丈なワイヤー仕掛けを用いた豪快な釣りを思い浮かべる人が大半でしょう。確かに石鯛竿は700g前後の重いものが主流ですし、道糸は20号以上、ハリも大物狙いとなれば18号以上の大きなものが普通です。一日に数度も訪れないアタリを待つ石鯛釣りは、数ある釣りのなかでも特に大物指向が強い釣種ですが、小型を数釣るよりも、一期一会の大物を確実に仕留めたいという釣り人の思いが、タックルにも強く表れているといえるでしょう。
 しかし、こんな石鯛釣りの気高い様式が、入門への障壁となっている感も否めません。ヘビーなタックルを取り回すにも、かなりの体力と慣れを要します。他ジャンルの竿から持ち替えても、楽に扱える石鯛タックルがあってもよいのではないか。これが「ライト石鯛」の出発点でした。
 ライトといえども、小型狙いに特化したものではありません。アタリの数を増やし、魚の引きを十分に堪能できることに加え、不意に食ってくる大物にも対応できなければいけません。ダイワが考えるライト石鯛仕掛けは、道糸がナイロン14~16号、ハリスはナイロンまたはフロロカーボン12~14号、ハリはグレバリなら12〜13号前後のものです。ワイヤー仕掛けならば、ハリスが#39〜38、ハリが石鯛バリ12〜13号くらい。小型のサザエを1個付けると、ちょうどハリが隠れるくらいの大きさになります。
 しかしこの仕掛けを一般的な石鯛竿で使うとロッドがオーバーパワーとなり、ハリスが切れたりハリが伸びたりするおそれがあります。「幻覇王 弓剣」は、ライト石鯛専用に開発したムーチングアクションの軟調ロッドです。これであれば細仕掛けをいたわりつつ、思いっきりやり取りを楽しむことができます。「幻覇王 弓剣手持ち494」はその名のとおり、手持ちで石鯛を狙うアイテム。「幻覇王 弓剣524」は遠投置き竿スタイルの釣りにマッチする長尺アイテムになります。ともに自重が400g台後半と石鯛竿としては最軽量クラスで、上物竿から持ち替えても違和感なく取り回せます。
 ただ、竿が軽くなっただけではライト石鯛タックルとして不十分。ダイワが目指したのは、竿、リール、ラインまで含めたトータルバランスです。
 「幻覇王 石鯛LIGHT20H」は、ライト石鯛用として開発したリールです。ナイロン14号を140mストックできる巻き糸量と470gという軽さは、まさにライトという言葉がピッタリです。ライン(道糸)は、300m巻きの「アストロン石鯛トリプルガンマ」に、ライト石鯛用として14号を追加しました。
 竿、リール、ラインの3つが揃ったことにより、ダイワが目指すライト石鯛コンセプトが成立したといえます。
 
 
「幻覇王 弓剣」はライト石鯛に特化して開発した新感覚の竿。「幻覇王 弓剣手持ち494」と「幻覇王 弓剣524」の2アイテムがあります。
 
 
 
「幻覇王 弓剣」「幻覇王 石鯛LIGHT20H」と、「アストロン石鯛トリプルガンマ」の細号数(推奨14号)の3点が、ダイワが提案するライト石鯛釣りの基本セットです。
 
 
なぜライトタックルに着目したのか
発想の原点に迫る
 
 ライト石鯛釣りの発想から開発に至るまでの過程について、提案の仕掛け人であり、開発の中心人物であるマーケティング部の浅井純一郎さんに聞いてみました。
 
─ 楽に扱えるタックルで気軽に石鯛釣りを楽しむという「ライト石鯛」ですが、発想の原点はどのあたりにあるのでしょうか?
 
浅井 難しいとされている石鯛釣りの敷居を下げ、新たに石鯛ファンを迎え入れたいという思いです。かつては「磯釣り=石鯛釣り」と言われるほどメジャーな釣りでしたが、様々な要因によって石鯛釣りに入門する釣り人が激減しました。コアなファンの高齢化が進み、特に関東では若い石鯛ファンを見ることはほとんどなくなりました。石鯛釣りも発想さえ変えれば手軽で簡単であること、そして何より釣れるということ。この2点を打ち出すことによって、特に若い釣り人に石鯛釣りの楽しさを体験していただきたい。そんな気持ちから、ライト石鯛タックルの開発をスタートさせました。
 
─ 入門者が二の足を踏む要因はどのようなものとお考えですか?
 
浅井 エサ代や釣行費用が掛かることがひとつ。ウニ、ヤドカリ、サザエ、カニなどエサが高価ですし、釣ろうと思うとどうしても渡船を使って沖磯で竿を出すことが多くなります。また、瀬ズレワイヤーやワイヤーハリスなど、仕掛けが特殊で作るのが面倒なうえ、根掛かりが多い場所だと仕掛けの消耗も激しい。なにより石鯛が「幻の魚」と言われていたように、なかなか釣れないというイメージも大きいと思います。竿掛けやハンマーなど重い荷物も多いし、スポーティーで手軽に楽しめるルアーフィッシングなどと比較すると、石鯛釣りは大変で、面倒なイメージがあるのでしょうかね。
 
─ なるほど。
 
浅井 以前は春と秋には各釣雑誌で石鯛釣りの特集記事を掲載していました。雑誌で仕入れた情報をもとに、格好いいな、自分もやってみたいなと石鯛釣りを始められた方も多いと思います。ところが現在では石鯛釣りを取り上げる雑誌も激減してしまいました。また、身近に石鯛釣りを教えてくれる先輩がいたり、石鯛釣りに詳しい釣具店で話を聞くといったことが入門するキッカケであったことも少なくないと思うんですよ。しかし高齢になったベテラン達が引退し自分の周囲に石鯛釣りをする人がいない。さらにはインターネットの情報も充分ではなく、入門者向けの石鯛釣りの情報に触れる機会が少ないことが、新たに石鯛釣りファンが増えない大きな理由だと思います。
 
─ 単刀直入にお聞きしますが、やはり石鯛はなかなか釣れない魚なのでしょうか。
 
浅井 そんなことはないと思っています。確かにかつてはベテランでも3回釣行して1尾でも型を見れば上出来という時代もありましたが、近年は石鯛ファンが減少した事とキャッチ&リリースが徐々に浸透し、石鯛の魚影は濃くなっているようにも感じます。温暖化などの海況変化もあるでしょうね。特に中小型のイシガキダイはかなり増えました。
 
─ むしろ釣れるようになってきていると……。
 
浅井 石鯛釣りは仕掛けがゴツイので、中小型が掛かりにくいというのもあります。石鯛一筋で狙っている人は5kgを超える大物を釣りたいので、おいそれと仕掛けを細くするわけにはいきません。私もそのひとりですし、剛竿と太仕掛けで大物と対峙するのは石鯛釣りの醍醐味であることは確かなんですよ。
 
─ しかし大物向けのタックルでは、中小型の石鯛、イシガキダイはハリに掛かりにくいですよね。
 
浅井 そうなんです。ただ、大バリのワイヤー仕掛けではなかなかハリ掛かりしない魚も、ハリのサイズを落としたり、ナイロンハリスを使うと食い込んでくるんですよ。大物狙いは石鯛釣り本来のスタイルであることは否定しませんが、大物一発狙いの釣りとは異なる、手軽に、しかも良く釣れるライトタックルの釣りもあって良いと思います。柔軟な発想で、まずは石鯛釣りの楽しさを知っていただくのがライト石鯛の狙いです。
 
─ 気軽に石鯛釣りを楽しめそうですね。
 
浅井 型にこだわらないのであれば、何も一級磯に上がる必要はないわけです。潮通しがよく、そこそこの水深があれば地磯や堤防からでも石鯛は釣れます。地周りの釣り場なら、数時間だけ竿を出すという釣行も可能ですよね。エサにしても安価なサザエや、磯で採ったカニ、磯場で採取可能な貝類でも十分ですよ。
 
 
─ でもライトタックルでは大物を取り込めないのでは?
 
浅井 「幻覇王 弓剣」は4kg、5kgといった良型が掛かっても十分対応できる設計になっています。ライトといっても、小さなハリで小型を数釣ることだけを目的とした竿ではないんです。入門者の方には竿の舞い込みを数多く体験していただき石鯛釣りの楽しさを堪能してもらい、ベテランにはライトな仕掛けでハラハラドキドキのやりとりを是非楽しんでいただきたいと思います。従来のようにパワーで釣り上げるのではなく、ドラグを駆使してテクニックで釣り上げる、いわゆるゲームフイッシングです。
 
─ ライト石鯛タックルはアタリの数を増やしつつ、大物も獲れるということですね。
 
浅井 ただ、特殊なタックルであることを予めご理解いただきたいです。通常の軟調石鯛竿の感覚でご使用いただくと腰の強さやパワーに不足を感じられるかもしれません。また風や潮で竿がぶれたり、遠投性に満足できない方もいらっしゃるでしょう。あくまでも全く新しい提案型のタックルとお考えいただければと思います。
 
─ タックルに合った釣り方、仕掛けを使うということですね。
 
浅井 ライトタックルは道糸が細いので、例えば20号以上の道糸だと35号以上のオモリでないと潮に流されてしまうようなポイントでも、メリットがあります。ライトタックルの14号ラインなら20号のオモリで止まることもあるんですよ。また、一般的な石鯛タックルで20号のオモリを投げてもさほど飛びませんが、軟らかいムーチング調子の「幻覇王 弓剣」ならかなりの遠投が可能です。やり取りはゴリ巻きではなく、ときにドラグを滑らせながら竿の弾力を生かしてソフトに行うとよいでしょう。このようなやり取りは魚を怒らせないので、意外に大型が獲れるんです。ロッド全体でソフトに魚の引きを吸収してくれるので体への負担が少なく、初心者の方でも楽にやりとりができると思います。
 
─ 石鯛釣りの楽しみ方がひとつ増えましたね。
 
浅井 ライト石鯛は、とにかくアタリが多いですから、竿先の舞い込みややり取りを楽しんでいただきたいです。石鯛釣りの楽しささえ知っていただければ、いずれはもっとデカイ奴を釣ってみたいと、この釣りにのめり込んでいくと思います。入門者の方以外にも、荒磯を引退したシニア層や、現役の方でも太仕掛けでは食わないときなどにライトタックルを試すのも楽しいと思います。身エサを付けて根魚も狙えますし、既存のセオリーにとらわれず、自由な発想で使っていただきたいですね。最後になりますが、いつまでも石鯛釣りを楽しめるように、小型はできるだけリリースしていただけると嬉しく思います。
 
 
 
竿全体が曲がるムーチングアクションが「幻覇王 弓剣」。そこそこ大きい魚が食っても、石突きを腹に当てるだけで楽に片腕でやり取りできます。
 
 
 
テストでは5kgクラスのクチジロを難なく取り込みました。ライトタックルとはいえ、大物とも十分に渡り合えるポテンシャルを秘めています。
 
 
軽量で竿尻まで抜ける曲がり
ライト石鯛タックルの独創的な機能
 
 ライト石鯛タックルの中枢ともいえる竿の詳細については、ロッド製造部の仲田僚さんにお聞きしました。
 
─ 「幻覇王 弓剣」の特徴を教えてください。
 
仲田 まず既存の石鯛竿に比べて非常に軽い点が挙げられます。弊社のスタンダードである「幻覇王石鯛MH544」の自重が710gのところ、「幻覇王 弓剣524」が485g、「幻覇王 弓剣 手持ち494」が465gと、約2/3の軽さで、市販されている石鯛竿では最軽量クラスといえます。これに470gの「幻覇王 石鯛LIGHT20H」をセットしても955gなので、石鯛タックルとしては常識を覆すほどの軽さで、不慣れな方でも楽に取り回せるかと思います。
 
─ ブランクスは磯上物竿並みの細さですね。
 
仲田 ルックスこそ石鯛竿の雰囲気を残していますが、「幻覇王 弓剣524」「幻覇王 弓剣 手持ち494」ともに元径は19.9mmで、「幻覇王石鯛MH544」の23.8mmと比べるとかなり細くなっていますね。
 
─ 実際に持ってみると、石鯛竿というよりは遠投タイプの磯竿に似ているようにも感じますが……。
 
仲田 一部に磯上物竿の3号クラスを使って、上手に石鯛を釣る方がいらっしゃるんですよ。ライト石鯛というコンセプトのもと、軽めのオモリと細仕掛けで、ある程度のサイズまで取り込むことを考えると、磯上物竿の調子との共通点はかなり多いです。磯上物竿の柔軟性と、石鯛竿の強度とパワーを両立させること。これが設計で最も苦労した部分です。60cmオーバーの石鯛が食っても、タメているだけで勝手に浮いてくる調子を有したうえで、片手でも楽にタメ切れる柔軟性とヌケのよさを併せ持つことを目指しました。
 
─ ヌケのよさとは?
 
仲田 魚が掛かって竿をタメると、徐々に胴へ入ってきますよね。手元まで曲がり最終的に竿尻までスムーズに荷重が抜けてくることが大切なんです。ヌケのよい竿は魚に不要な負荷を与えず、腕にも負担を掛けません。竿尻を下腹や腰に当ててホールドすれば、竿が自動的に仕事をしてくれるので、あとは片手でも楽にやり取りできるんですよ。よって柔軟性とヌケに優れた竿は、竿の扱いに不慣れな人にも優しいと思います。ヌケの良し悪しは、竹竿を作る和竿の職人さんもよく口にされていましたね。手元が張っている竿は強そうに思えるのですが、曲がりが途中でカチンと止まって、その分保持する腕に負担が掛かるんです。とても片手では操作できません。
 
─ 強いと硬いでは、まったく意味が違うのですね。ヌケのよさを形にする際に苦労されたことはありますか。
 
仲田 中小型をターゲットとしながら、石鯛釣りでは70cmを超えるような大物がいつ食ってくるかわかりません。ときに10kgオーバーのカンダイやアオブダイもヒットするので、ライトタックルといえどもそれなりの強度が求められます。なのに500g以下の自重を目標とせよといった無理難題を押しつけられたので、かなり苦労しましたね(笑)。
 
─ このような調子を出すため、具体的にどのような手法を用いたのですか?
 
仲田 HVFナノプラスという最先端の素材を使い、X45、Vジョイントなどのテクノロジーを駆使しました。継ぎ竿は継ぎ目にどうしても節の重なりが生じます。この部分はブランクスに負荷が集中し易いうえ、曲がりが不自然になってしまうものですが、ダイワの技術はこれらを抑え、曲がりをスムーズにつなげることができるんです。石鯛のように小さなアタリを育てて本アタリを出す釣りでは、穂先のしなやかさを重視する人が多いのですが、実は穂先の曲がりを胴へつなげる穂持ち(2番節)が重要なんですよ。特に置き竿の釣りでは、竿先を少しずつ送るといった小手先の小細工ができません。食わせの操作を100%竿に依存する釣りなので、調子作りは難しいですね。
 
─ 調子以外に特徴はありますか?
 
仲田 「軽さ」と初心者の方にも楽しんでいただける「気軽さ」、「簡単さ」を追った製品なので、携行性に優れた4本継とし、取り回しのよいやや短めのレングスを設定したことでしょうか。あと、石鯛竿のシンボルともいえる木製の石突きをあえて採用せず、新設計のEVA製の石突き(ソフトタッチボトム)を配したことですね。これはソフトなので下腹部に当てた際も痛くなりにくくするための仕様ですが、他ジャンルから転向した方でも違和感なく使っていただけるルアーロッド感覚のスポーティーなルックスという副次効果もありました。
 
─ 実釣テストでの反響はいかがですか?
 
仲田 アタリが多いうえに食い込みがよく、やり取りも楽に行えるという声が多いです。開発スタッフでテストした八丈島では5kgクラスのクチジロが片手でも楽に浮いてきましたし、1kgクラスのイシガキダイでもやりとりの楽しさは別格ですね。60cmクラスの本イシを連発した九州のテスターさんは「アタリから浮かせるまでの操作をスムーズに行えた。竿が勝手に釣らせてくれた」と興奮した文章で感想をくださいました。この竿で手軽に、そして簡単に石鯛釣りを楽しんでいただけたらと思います。
 
 
 
 
穂先は2アイテムとも鮮やかなオレンジ塗りを施しました。紺碧の海に映え、アタリを見やすいカラーです。
 
 
「幻覇王 弓剣手持ち494」(写真上)はブラック、「幻覇王 弓剣524」(写真下)はレッドを基調としたシックなカラーを採用しました。石鯛竿独特の重厚さと精悍さが漂います。
 
 
素材は軽量で粘りのあるHVFナノプラスカーボンを用いました。X45、Vジョイントなどのテクノロジーも随所に採り入れています。
 
 
リールシート周りにはカーボン柄を透かして見せるデザインを採用し、スポーティーなテイストをプラス。石鯛竿では珍しい仕様です。
 
 
手持ちスタイル、置き竿スタイルに合わせ、尻手環は異なる形状のものを配しています。
 
 
「幻覇王 弓剣」には新設計のEVA製石突き(ソフトタッチボトム)を採用。携行性に優れた4本継仕様です。
 
 

九州からは60cmオーバーの固め釣りのレポートが届きました。アタリからやり取りまで「竿が勝手に釣らせてくれた」そうです。

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