2017年9月アーカイブ

お待ちかね、磯チャンネル 第三回 山元隆史「思わぬ刺客と真っ向勝負!」の巻を公開いたします。
 
今回はNEW IMPULTを手に五島列島に向かった、山元隆史フィールドテスターの釣行レポートです。
 

 
NEW IMPULTは先進の技術を惜しげもなく投入して生まれ変わった、2017年秋の新製品です。
 
ダイワLBリールにおける進化の先駆けを担い続けてきたIMPULTは、逆転フリー性能を突き詰め、更に進化しました。製品仕様・インプレッション動画はもちろん、LBリールカラーカスタム動画や、レバー・スプール交換イメージで、ISO カラーレバー、RCS ISOカラースプールのお好みの組み合わせが画面で確認できるなど、充実の内容になっておりますので、製品ページもぜひご覧ください。NEW IMPULT発売記念キャンペーンの情報も公開中です。
 

 

思わぬ刺客を相手に、進化し続ける DAIWA TECHNOLOGYを搭載したIMPULTは、どんな仕事をするのか?! 磯チャンネル 第三回 山元隆史「思わぬ刺客と真っ向勝負!」の巻 お楽しみ下さい!!
 
 
 
事務局:かつお
皆さんこんにちは。クーラーボックス開発担当のウレタン太郎です。
 
今回の磯PRESSはクーラーボックスのお話し、特にクーラーボックスの保冷についてのお話しをいたします。
 
まずは皆さん、クーラーボックスを使用する目的は何でしょう?
 
飲み物や食べ物を入れたり、道具を入れたり、時には座ったりする場合もあるとは思いますが、一番の目的はやはり「釣った魚を鮮度よく持ち帰る為に使う」のではないでしょうか。
 
そしてこの「魚を鮮度良く持ち帰る」というのは、クーラーボックスの保冷の仕組みについて知っているだけで更に鮮度良く、すなわち魚を美味しく持ち帰ることが出来ますので、興味のある方は是非ご一読ください。
 
 
 
断熱材によるクーラーボックスの特性
 
それでは、先ずは「クーラーボックスの特性を語る上で最も重要な要素である断熱材」についてお話しさせていただきます。ダイワのクーラーボックスには現在3種類の断熱材が使われていて、それぞれの断熱材の特徴を簡単に言うと・・・
 
◆スチロール断熱材
 
クーラーボックスに使われる断熱材の中では最も一般的な断熱材で、軽くてリーズナブルなクーラーボックスです。保冷に関しては他の断熱材よりも断熱の性能としては劣りますが、ダイワのクーラーボックスは断熱層の厚みを十分に確保しているので、近場の1日釣行であれば十分な保冷性能です。
 
  
PV-HDS2100X         
 
 
 
CLα2S1000X
 
 
 
◆発泡ウレタン
 
発泡ウレタンは断熱材自体の熱の伝わりにくさでいうとスチロールの約1.5倍。更に断熱層の隅々までウレタンを充填させて作る製法なので、熱が逃げる部分が少なく断熱効率が非常に良いです。
 
保冷性能、クーラー重量、価格のどれもが優れている汎用性の高いクーラーボックスです。
 
  
PV-HDGU1600X           
 
 
LT4GU3000
 
 
 
◆真空パネル
 
真空パネルの熱の伝わりにくさは、なんとスチロール断熱材の約10倍。このパネルをクーラーボックスの任意の面に配置して、残りの断熱層に前述のウレタンを注入する製法となります。
 
このパネルを6面全面に配置したクーラーボックスは真夏の炎天下や車中など過酷な状況、宿泊釣行などを想定したダイワクーラーの中で最強の保冷能力を誇るクーラーボックスです。
 
また、真空3面モデルは長側面の2面と底面に真空パネルを配置して、真空パネルの枚数を抑えながらも高保冷を実現しています。
 
更に真空1面モデルはクーラーの底面に真空パネルを配置している為、真夏の防波堤やサーフなどのジリジリとした地面から伝わってくる熱を効果的に防ぎます。
 
 
  
PV-HDZSS2700        
 
 
 
CLα2VS1500
 
 
 
冷気を逃がさない極意
 
その他にクーラーボックスを効果的に使うポイントとしては、「如何に冷気を逃がさずにクーラーボックスを使用するか」という点が重要です。
 
どういう事かと言いますと、クーラーボックスはいちど中の空気が冷たく冷えたとしても、クーラーボックスの上蓋を開ける度にクーラーボックス内の空気は外部の暖かい空気と入れ替わってしまうので、再びその暖かい空気を氷で冷やす必要が出てます。これを繰り返すことにより氷の持つエネルギーが消費されていく、すなわち氷がどんどん溶けていくという事になります。
 
 
氷が溶けていくのを少しでも防ぐ方法としては、以下の様な方法が挙げられます。
 
上蓋を開ける回数を減らす
投入口が付いている機種であれば投入口を使う
中の冷気が逃げないように内蓋(CPクールシャッター)を使用する
 
 
 
 
ワンタッチ投入口         
 
 
 
 
 
 
クーラーボックスで保冷できる温度帯は実に幅が広い
 
続いてはクーラーボックス内の温度分布についてのお話しです。これを知ることによって「クーラーボックスの何処に何を入れるのが良いか」という事が分かると思います。
 
皆さんご存知の様に、空気の対流により冷たい空気は下に溜まり暖かい空気は上に溜まるという現象が起きます。
 
この原理によりクーラーボックス内の温度としては、氷の近くは0~5℃、下段から中段付近は5~10℃、上段は10~15℃といった温度分布になる事が多いです。
 
キンキンに冷えたビールを飲みたい場合は氷の近くに保管、釣った魚は出来るだけクーラー下段に入れる、弁当など冷えすぎても困るといったものは上段に入れるという使い方をすると、物によって保冷温度を変えることが可能です。
 
そして、上段に保管したい時にはクーラーにジャストフィットするプルーフケースやトレーを使うと非常に便利、特にプルーフケースは防水になっていますので濡らしたくないものを入れるのに最適です。
 
 
   
プルーフケース          
 
 
 
 
 
 
その他のテクニック
 
最後に上記以外の小ネタ、人に言いたくなるちょっとしたウンチク「スノコを氷の下に引くと氷の持ちが良い」を紹介します。いわゆるクーラーあるあるなのですが、「なんで?」って聞かれるとなかなか答えが難しいのでは無いでしょうか。
 
この原理は・・・
 
スノコがない場合は、氷が溶けて水になると直ぐにその水に氷が漬かってしまいます。そして実は「気体の空気よりも液体の水のほうが熱を伝え易い」ので、氷の熱がうばわれ易い、すなわち「氷が溶けやすい」いう理屈です。これを防ぐには氷の下にスノコを引いて嵩上げしてあげると氷が水に漬からないので氷が溶けにくくなります。
 
 
 
 
 
 
以上、今回は長々とクーラーボックスの保冷の話しをしてきましたが、皆様もターゲットやフィールド、使い方に適したクーラーボックスを選定して、釣った魚を美味しく持ち帰ってください。
 
それでは、クーラーボックス開発担当のウレタン太郎でした。
 
 
スタッフ:ウレタン太郎
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