開催日:6月11日(土)

会場:埼玉県 隼人大池 

関東地方に梅雨入り宣言が出されて1週間たった週末、朝からもはや夏を感じる週末。

数年ぶりに開催された「ダイワへら試釣会&ミニ大会」は今年から「ダイワバトルロード2016」と名称を変え、ここ隼人大池がスタートの場となった。

■当日はパラソルの花が咲く梅雨の晴れ間の一日となった。

当日は新製品「月光剛」をはじめとした現行ダイワへら竿を貸し出し70名以上の方に実釣いただいた。やはり池の性格上(巨べらの隼人)「HERA FX」・「月光剛」等のパワーロッドに人気が集まっていた。

釣況は前情報で「沖のペレ宙で入れ喰い!」ということで長竿沖打ち狙いの方が多い。しかしウキは動くが決めアタリが出ず苦戦。安定しているのは短竿チョウチンのセットであった。

■当日はダイワのほとんどのへら竿が集結

ひとしきり今日の釣り難しさを体感した後、いよいよ池澤フィールドテスターによるエサ教室。 会場の食堂はこの状況を打破すべく超満員のお客様に集まっていた。

池澤テスターは当日の釣況を勘案し「ペレ宙のエサ使いとコブセット」をテーマに講演。 まずはダイワの両ダンゴの推奨シリーズBASE1~BASE4、BLEND1~BLEND4について、水槽で開き具合・特徴を解説した後、本日の主役ペレ宙対応のペレット系両ダンゴエサ「BASE4」の使い方について深堀りして解説されていた。

エサを「軽く使う」「重く使う」手法から、「エサが持たない」「ウキが入っていかない」「カラツン」への対応法など、実践的な分かりやすい説明に参加者の耳は釘付けであった。

その後はお楽しみのミニ大会! 短竿セットに切替える方多いかと思ったが・・沖打ちペレ宙が多い。他の池であれば作戦変更にもなるのだろうが・・そこは超大型の隼人大池。数は伸びなくて沖の大物で勝負する隼人ならではの作戦である。

■ほぼ満員の大池

コンスタントに竿を絞るのは短竿チョウチンウドンセット組。縦誘いを駆使して枚数を伸ばす。沖打ち組はたまに大きく竿を絞り40cm以上のキロクラスを立ち上がって取り込んでいるが・・アタリが続かない。メーターセット組もカラツンの嵐に窮している。確かにイベント前に訪れた際は16尺以上の長竿ペレ宙が面白いように決まっていたし、短竿組も好調であった。やはり満員のへら師のプレッシャーは釣況を大きく一変するようだ。

優勝は渡辺松雄氏。短竿チョウチンウドンセット 2フラシ 13.15kgであった。

DAIWAへらバトルロードとして復活したへら試釣会は今後も東北 関東 中京 関西と行脚予定。

「純競技志向のへらマスターズ」「気楽に楽しめるバトルロード」、それぞれに面白さがある2つのイベントに今後も皆様のご参加お待ちしております。

ペアバトル集合写真.jpg陽光・薫風 蒼い空 天候に恵まれた5/30(土) 「ダイワへらペアバトル2015」が千葉県柏市の「清遊湖」で開催された。

参加選手は定員(75ペア/150名)を超え、暑く熱い闘いが繰り広げられた。

使用桟橋は中央桟橋両面と南桟橋。順位はペアの釣果総重量で競われ、ペア同士は離れて着座する当て番制で行われた。勝つためには戦略と刻々の情報の把握も必要な内容だ。

AM7:15火蓋が切られた。前日までのバクバク状態から一転、前夜の冷たい雨、人的プレッシャーのためか開始まもなくは思ったほど竿が立たない。30分を経過したあたりから魚も選手も落ち着いたのか竿が立ち始める。俗に言うモーニングサービス。清遊湖の傾向としてAM9:00までが一つの山となることを知っている選手はスタートダッシュを決めるべくエサ打ちに力が入る。

枯法師・月光・・そして春に限定発売した「聖 春色」のピンクが目立つ。9時を過ぎると気温はじりじり上がりパラソルの華が咲く。攻め方はスタート当初は各々思惑よろしく長竿の沖狙いの方も見られたが、経過とともに短竿セットの浅ダナかチョウチンが大半を占めるようになった。それでも「俺はダンゴにこだわる」と信念を通す方もおり、皆それぞれの楽しみ方で競技に望めるのもペアバトルならではの光景といえる。

今回は気温がピークにさしかかるAM11:00より30分間の一斉休憩を設け、しばし緊張が一瞬ふっと抜ける。ここで清遊湖の美しい景観がやっと目に入る・・・といった感じだ。お弁当をほおばる選手、情報交換に余念の無い選手などさまざまなスタイルで休憩時間をすごした後、AM11:30 リスタート! 

不思議なものだ・・この30分間ブレイクで池全体の空気感が変わった。ピッと張りつめた中に何となくのゆったり感。いい雰囲気だ。

ペアバトル風景.jpg

初夏を思わせる陽気の中でのバトル

気温はさらに上がり30度を越えた。このあたりから、トーナメンター達が他を離しにかかる。釣れる時間帯の釣り込み、釣れない時間帯の拾い方・・1dayトーナメントのコツ。この釣れない時間帯に労を惜しまず目先を変えて丁寧に拾っていくことが最終的に大きな差になることを彼らは熟知している。先にも言ったが、今回の席次はペア二人が共に好ポイントに入ることがないように設えられている。それでも釣果をまとめてくるところはやはり鍛えられている。涼風が立ち始めたPM14:00、 6時間半にわたるバトルの終了のホーンか鳴った。

ホッーという吐息が木霊する。全員が暑い中最後まで釣り切った。感謝である。

さて検量 最高は5フラシ(12kgカット 15枚目安) 平均は2フラシ程度の釣果。慎重に検量・ペア合算を

行った結果。

1位 上杉 拓  山村 慎一 ペア  総重量 60.05kg

2位 大田 武敏 天笠 充  ペア  総重量 44.50kg

3位 柴崎 誠  根本 浩延 ペア  総重量 44.50kg

なんと2位が同重量という希有な結果に。

ペアバトルらしく、リーダー同士のジャンケンで当該順位となる。

釣る人はどんなシチュエーションでも釣り込んでくる。予想以上の渋さで浅ダナウドンセットを選択したペアが上位を独占する結果となった。 

表彰台.jpg

上位5ペアの表彰

 

上位表彰に続いて今日参加いただいた8名の女性へら師(最高釣果 中島真弓さん 11.40kgは立派!)への謝意表彰。そして盛り上がりのお楽しみ抽選会と沢山の笑顔の中での閉会となった。

ダイワへらペアバトル2015 上位20ペア成績

 

順位

氏名(敬称略)

氏名(敬称略)

ペア総重量(㎏)

1

上杉  拓

山村 慎一

60.05

2

大田 武敏

天笠 充

44.50

3

柴崎  誠

根本 浩延

44.50

4

中島 崇博

小野 恵介

39.75

5

種家 太一

岩本 勝

35.25

6

鈴木 博之

益子 達也

34.65

7

斉藤 治身

佐藤 幸男

33.15

8

伊藤 泡舟

伊藤 幸子

32.25

9

水内 順

高橋 克彦

30.30

10

鈴木 則之

横澤 光隆

30.00

11

渡辺 秀一郎

安倍 慎次

29.25

12

岩波 裕治

関亦 雅広

29.50

13

青木 克悦

なかぐき しんご

29.15

14

鈴木 淳一

松本 雄次郎

29.10

15

中島 真弓

緒方 浩一

28.85

16

百合草 貴史

百合草 大貴

27.50

17

松田 義信

今野 正明

27.30

18

荒井 裕紀

遠藤  重幸

27.05

19

岩崎 遥

川村 義行

26.90

20

伊藤 ゆたか

福田 俊之

26.50 

 

 

 

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