2018年4月アーカイブ

時期的にワカサギ釣りのブログネタが乏しくなってくる季節になってきました。

たまには釣行記以外で「深場のワカサギ釣り」に関して蘊蓄を傾けてみたいと思います。

つい先日も西湖でヒメマス釣りと同時に行なったワカサギ釣りで41mの深場で39匹のワカサギを釣りました。ちなみに西湖は最深部の水深が72mほどあり、過去にその場所にある通称「黒ブイ」にボートを繋いでワカサギを狙ったことはありますが、アタリは一回もありませんでした。

野尻湖(最深部39m)では昔よくドーム船で30mくらいのポイントでワカサギ釣りをしたものです。

青木湖(最深部58m)はヒメマス釣りはよくやりましたがワカサギを狙ったことはありません。

中禅寺湖(最深部163m)は秋の「ワカサギ釣り特別解禁」は浅場に限定されますが、トラウトの解禁期間中にトラウトの入漁料を払えばどこでも(禁漁区を除く)ワカサギ釣りができますが私はやったことはありません。

他に摩周湖(最深部211m)や田尻湖(最深部423m)のような深い湖があるのですが、ワカサギが生息しているという情報は入ってきていません。

過去のログを紐解いてみますと、今から10年ほど前になりますが、富士五湖の一つ本栖湖でヒメマス釣りをしている時に水深88mの底でワカサギを3匹釣りました。この記録はその後も破られたという話を聞いていませんのでワカサギ釣りとしては世界記録だと自分では勝手に思っています。その時の様子を以下に述べます。

★2008年3月29日 本栖湖長崎沖

2本栖湖2008.3.29DSCN1324 の補正.JPG

この日はヒメマスの群れに当たることがなく、タナを探っている時、魚探で88mの水深を示しているブイにボートを繋いで仕掛けを一気に底まで下ろしてみました。通常ヒメマスのタナは深くても50mくらいなので今までこんなに深くまで下ろすことはありませんでした。しかしオモリが着底するくらいのタナでしばらくすると穂先がわずかに不規則な動きをしています。なにかの間違いだろうと思いつつ恐る恐るスピニングリールを巻き上げるとなんと7本針のサビキ仕掛けに良型のワカサギが3匹付いていました。その3匹は元気がなく、写真のようにうっ血していましたのでさすがに9気圧の変化に対応しきれなかったのでしょう。

1本栖湖2008.3.29DSCN1323 の補正.JPG

 

 

★2009年4月11日 本栖湖長崎沖

この3匹はヒメマス釣りの過程で釣れちゃったもので、あきらかに「外道」なので、その1年後の解禁期間中(ヒメマスのです、ワカサギは通年釣りができます)にワカサギ仕掛けで狙ってみました。

4本栖湖2009.4.11IMGP0058.JPG

魚探は水深80mを示していましたが、ワカサギ仕掛けを底まで下ろしてもなかなかアタリがでませんでした。

やっと1匹釣れたのが下の写真です。

3本栖湖2009.4.11IMGP0084.JPG
この80mが本命ワカサギの記録なのでしょう。
 
 
深場のワカサギ釣り、タックルもさほど大げさなものはいらないのですが、通常のワカサギ電動リールでは糸は60mまでが普通なのと、上げ下ろしに時間がかかるのでこの時はスピニングリールを使いました。
 
 
 
 
 
 

氷上シーズンも終わりワカサギ釣りもシーズンオフに入った感がありますが、西湖では乗っ込みシーズンが始まりました。

今回は仕事の関係で久々の土曜日休み、天気が悪そうだったのですが、少なくとも午前中はできるだろうと西湖「丸美」をヒメマス・ワカサギ狙いの「二刀流」で訪れました。

午前5時のスタート、まだ薄暗いうちに漕ぎ出しましたがブイ争奪の厳しいボートレースにはなりませんでした。

ヒメマスの竿を出し終わり、続いてワカサギの竿を投入完了、ちょっと誘うとアタリがでて良型の抱卵ワカサギが多点掛けで上がってきました。

180414西湖ヒメワカwsz1rev0.JPG

40㍍の底を泳いでいるワカサギはヒレの大きな綺麗な魚体でした。

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予報に反して午前中から強い風が吹き始め、アタリが取り辛い状況になりました。

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ポイントの水深は40㍍強、ヒメマスのタナは15~20㍍と聞いていましたが魚探には反応はみられません。画像にでているのは仕掛けです。

底にはワカサギの反応が薄いのですが、居着きのワカサギがポツポツ釣れます。

180414西湖ヒメワカwsz4.JPG

ヒメマス釣りと同時にワカサギ釣りやっているので電動リールはCR PTⅡαと+に外部電源ユニット、誘いは「名人誘い・モードP3スピード3」におまかせでした。

外部電源での巻き上げスピードは40㍍を巻き上げる時は「スピードH」で丁度良いくらいでした。針も大きめの1.5号だったのでバラシも殆どありませんでした。

オモリはTG Rの12㌘と重いものを使い、さらに大型ワカサギの多点掛けの時はずっしりとした重量感を楽しめました。

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抱卵しているメスは卵がはみ出していました。

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7本針に6点掛け、パーフェクトに1匹足りませんでした。

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風でボートが動いてヒメマス仕掛けも巻き込んでオマツリが続発、糸が足りなくなりスペアーのCR PTⅡも登場しました。

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風が強いので午前11時半には納竿しました。

ヒメマスは制限匹数(30匹)を達成できましたが、ワカサギは39匹に終わりました。

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帰宅後はワカサギを塩焼きで食しましたが大変美味でした。

180414西湖ヒメワカwsz10.JPG

西湖のワカサギは例年これから浅場に乗っ込んでくる時期になります。なおヒメマスとワカサギは5月いっぱい解禁していますので釣行されてはいかがでしょうか。

少し前の話になってしまいますが、3月24日に山梨県にある河口湖へ行って来ました。

今回もKBHさんから出船。風もなく穏やかな一日でした。

DSC_5406.JPGFotor_152210160473781.jpg

当日はクリスティアCRPTⅡαの名人誘いを半日使い続けてみました。

ベタ底にワカサギが多くいる状況でしたが、パターン2・3をメインにスピードは4~6をこまめに変更しながら

使用すると良かったです。恐らく同じパターンやスピードではワカサギも飽きてしまうようなので、パターン・スピード

に変化を付けると、効果大でした。

オモリも重めを使うと良いです。私はクリスティア ワカサギシンカーTGR12グラムをセットしましたが、重いオモリを使用すると竿にテンションが掛かるので、誘い中にワカサギがヒットする事も増えます。もちろんサクサスフックの切れの良さもありますが(笑)

仕掛けは誘惑ロング5本マルチ0.5号もしくは誘惑段差6本0.5号が良い状況でした。

バッテリーも外部電源なのでパワーダウンすることなく使い続けられました(^_-)

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釣果は1000匹にあと少しでした。。。

 

今回はたくさんのワカサギアングラーの方々とご一緒させていただきました。

楽しい一日をありがとうございました。

↓私の後ろ、山崎さんは1万匹釣れるまでチャレンジして見事14日間で達成されたそうです。

努力あっての記録ですね♪ おめでとうございます(^.^)

DSC_5404.JPGFotor_152188205933350.jpg

DSC_5403.JPGのサムネール画像

河口湖のワカサギ釣り4月15日まで楽しむことが出来ます。

ラストチャンスに河口湖へ出掛けてみてはいかがでしょうか??

 

 

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