冬の気配は濃厚になってきた12月2日(土)和歌山県紀ノ川市にある大型べらが釣れることで人気の管理釣り場「菊水FC」にて2017年最後の「ダイワへら試釣会」が開催されました。

朝まだ暗い中、続々とへら師の皆さんが集まってきます。

暖かくて明るい事務所内の一角をお借りして試釣会の申し込みと竿の貸出しを行いました。

関西地区では長尺が振れる貴重な管理釣り場の一つということで、圧倒的に15尺以上、中にはHERA FX28尺を試釣用として貸し出されるツワモノなお客様もいらっしゃるなど、準備した18尺以上の竿がほぼ貸し出されるという盛況ぶりでした。

皆さんの菊水FCでの攻略法を見ると、長尺での両グルテンの底釣り・宙釣り、そして13~14尺での段底が多いようでした。朝一の時間帯はほとんど竿が曲がりませんでしたが、徐々に池に暖かい太陽光がさしてくると、日向の釣座から順にポツポツ竿が曲がり出します。釣れ出しは先日入ったばかりという8寸前後も新べらが中心ですが、時おき竿を両手で支え、立ち上がって取り込む姿も見られます。

今回のミニバトルは50cm以上の巨べらも多く釣れる菊水FCの特徴にあわせて、最大長寸(スレ無し)のルールで朝のスタートからPM15:00までの長帳場で競っていただきました。

もともと菊水FCでは42cm以上の大物を釣ると、自家製の美味いしいハチミツがもらえるという特典があります。今回は池主催のハチミツCUPとダイワミニバトルのダブルエントリーの楽しみ2倍のバトルです。

恒例のエサ教室は川村 雅一スタッフによるグルテン使いをご紹介しました。

「シルキーマッシュ1・2・3」と新製品の「激グルテン」の特徴とグルテン+マッシュの使い方などを詳しくご説明いただき、更に野釣りでも大活躍する「寄せグル」など毎週菊水FCに通い詰める地元アングラーならではの季節に応じたブレンドや作り方など参考になった方も大勢いらっしゃったと思います。

バラケだといろいろなメーカーのエサをブレンドするのは難しいと思いますが、グルテンなら基本的に開くグルテン(シルキーマッシュ1・3)と開きを抑えるグルテン(シルキーマッシュ2や激グルテン)の2種のブレンド比率を変えるだけでかなり対応幅が広がるので是非ダイワのグルテンエサをお試しください。

さて、バトルの方は常連さんの言葉通り、お弁当を食べた後の時間帯から食いが立ってきます。

あちこちで長尺竿が満月になり、隣同士が皆お互いに審判となって掛かりをチェックし、全長を検量し合う姿はほほえましくもあり、ルールを重んじ、フェアに戦うへらぶな釣りの原点を見るようです。

皆さん終了時間のPM15:00まで一発大物を信じ熱心にウキを見つめていらっしゃいました。

バトルの結果は

40cm以上を釣った方が18名もいらっしゃいました。

釣れた時刻を見てみると日が入り出したAM10時過ぎと気温・水温が上がってきたPM13:00~PM15:00にアタリが集中したようです。上手く地合をとらえた選手が上位入賞されました。

なかなか野釣りでは出会えないようなすばらしい魚体の大型べらに気軽に挑戦できるのが菊水FCの魅力です。

大型ばかりだとなかなか口を使わずアタリがもらえないイメージが強いですが、チャンとウキを動かしてくれる新べらも放流されていますので、ゆっくり冬の一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?野釣り派の方にもお勧めですよ。

去る11月23日(祝)愛知県 豊田市にあるひだ池で「ダイワへらバトル2017 in ひだ池」が開催されました。

朝は前夜からの雨が残ったものの、8時過ぎには秋の青空に変わり晩秋のへらぶな釣りを楽しむには絶好の日和。しかも今回のイベントにあわせてひだ池さんでは直前に新べらを放流してくれたとあって、どんな釣り方でも一日中ウキがコンスタントに動くという非常に恵まれた条件でのバトルとなりました。

今回のバトルは5尾重量のルールで行われましたが、ひだ池様の非常に釣れる状況に合わせ急遽、AM7:00~AM10:30の前半終わった時点で一度5尾検量し、一時間空けたAM11:30~PM14:30までの後半で5尾検量して、その総重量で順位を決める2ラウンド制で競っていただくことになりました。

雨模様の前半戦スタート。桟橋が穏やかになるとあちこちで竿が曲がります。

新べらが好調ということで、長竿での宙・底を両グルテンもしくはバラグルセットで攻める選手が多く、開始早々ほぼ入れ食いの状況に「どれも同じ位の型で困っちゃうよ~」と言いながら顔はほころびっぱなしの状態で楽しんでおられます。

しばらくすると、最初沖目を回遊していた新べらも桟橋周りに寄ってきて短竿チョウチンの選手達の竿も曲がりだし、「釣れ過ぎて選べない」状態。

AM9:30からスタートした“早掛けタイム“は3名終了するまでの時間が約3分という状況でした。

そしてあっという間にAM10:30の前半終了。前半戦検量タイムです。

5枚きっちり揃えた選手。ぎりぎりまで粘って最後約15cmの池で育った小べらで終わってしまった選手などいましたが、いずれもそれ以上の釣果に恵まれての結果に5尾検量の面白さを体感されたようです。

 

中休み1時間は恒例のダイワ最新ロッドの試釣用貸し出しもあり、仲間同士事務所前のベンチで和気藹々とランチタイムを楽しんでおられる光景が印象的でした。

そしてAM11:30からの後半戦スタート。すばらしい秋晴れと交換に吹き出した風対策で後半はチョウチンにチェンジする選手が多く見受けられました。

当日の天候は午後から強風。それでも流石は風に強いひだ池。周りを森に囲まれているのでこんな天候でも問題なくへらぶな釣りが楽しめます。

後半になると特に深目の棚では新べらに混じり、大型の旧べらも混じりだし、旧べらの全長を取るか?新べらの幅(厚み)を取るかさらに嬉しい悩みが増えたようですが、周囲の選手と牽制しあいながら、楽しい時間が過ぎていきました。

そして後半戦は3名約2分で終了という超早掛け大会も終わり、短くなった日も傾きかけたPM14:30に後半戦も無事終了。

後半は前半と違い、ほとんどの選手のフラシにはきっちり5尾収まっていました。

注目のバトル結果は

優勝:新田 直人選手 9.86kg

準優勝:西村 和志選手 9.34kg

第3位:古橋 一哲選手 8.84kg

今年のひだ池でのへらバトルは爆釣の中での大接戦。その中で一歩抜きに出た優勝の新田選手は後半15尺「激グルテン」チョウチンバラグルセットでしっかり持たせて大型のアタリを待ち、前半4.08kgに対して後半5.78kgの最大重量を上げての見事な逆転優勝でした。

この後も順次新べらの放流予定があり、冬の風にも強いひだ池はこの後も期待十分です。

是非皆様お越しください!

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