11月25日(土)山形県 山形市の管理釣り場、千石の池で「ダイワへら試釣会 in 千石の池」が開催されました。

天候は朝から雪模様、途中から雨に変わりながらも最高気温約4℃の寒い中、日の出前から事務所の中は熱気ムンムンの熱いへら師の皆様が集結しました。 

会場となった千石の池は山形は勿論、雪が降り始まると近隣の秋田・宮城などからへらぶなファンが集まる釣り場として有名で、地下水を利用しているので冬でも活発にエサを追ってくれます。

千石の池というと短竿によるかっつけ釣りが有名ですが、当日は新べら放流の影響もあり、中尺竿で両グルテンが人気でした。

 

AM9:00から恒例の生井澤フィールドテスターのエサ教室が行われました。

今回のテーマはバラグルセット。

バラケと連動させた早い釣りが成立する場合には「シルキーマッシュグルテン1」「シルキーマッシュグルテン2」の比率を変えることで使い分けている生井澤テスターですが、最近は特に待てるグルテンとして「激グルテン」を使用しているそうです。

特に今回のように新べらが活発な時期に特に大型を狙う時に有効な「激グルテン」のシェイク作りをご紹介します。

使うのはフタ付きの240CCの検量カップ

1:フタ付きの検量カップ240CCに「激グルテン」を30CC入れる。

2:水を40CC入れてフタをする。

3:水分が無くなるまでシェイクする。

4:底を下にしてトントンたたいてエアを出す。

5:フタを開けて練らないように指でひっくり返して使う分だけ皿に取り出す。

6:残ったエサはフタをしてバッグで保存。

こうすることでバラグルに最適なクワセ用のグルテンが完成

あとは丁寧に丸めてハリに付けるだけです。

フタ付きの計量カップといえばへら餌本舗の計量カップ!

30cc、60cc、120cc、240ccと倍量づつの4ヶセットでしかも120ccと240ccにはフタが付いています。

120ccは即席ウドンを練るのに最適サイズ、240ccは全体をまとめるだけでなく、今回のように簡易的にエサを作ったり、保管したりするのに重宝します。

色もクリア・グリーン・ブルーと3色あるので、粉用と水用の2セット用意すればわざわざカップを拭かなくても快適にエサ作りが可能なのでお勧めです。

ちなみに両グルテンの場合には同じグルテンでも普通にボールでエアを入れながら作った方が良いそうです。

作り方で特性が変わるグルテン使いを是非試してみてください。

 

ミニバトルの方は

AM10:00~AM11:30とPM12:15~PM14:00までの5尾検量の2ラウンド合計重量で競われました。

釣り方はかっつけで数を釣る中から大型を選ぶ選手と、底近くのタナで少しでも大きいへらを食わせようという2つの戦略に大別されました。

結果的には底近くの7尺チョウチンウドンセットで確実に大型を食わせた日研とびぬけ支部浅沼選手が優勝。今回浅ダナ組はまだ活性の高い千石べらと新べらの入れ食いになかなか大型を揃えきらずに5尾は揃えられたもののなかなか重量が伸びなかったようです。

これから長い雪の時期を迎える山形の千石の池ですが、今年は新べらの食いも例年以上に良いようです。

名物の美味しいラーメンもお勧めです。

是非テントとヒーターを持って訪れてみてください。

 

冬の気配は濃厚になってきた12月2日(土)和歌山県紀ノ川市にある大型べらが釣れることで人気の管理釣り場「菊水FC」にて2017年最後の「ダイワへら試釣会」が開催されました。

朝まだ暗い中、続々とへら師の皆さんが集まってきます。

暖かくて明るい事務所内の一角をお借りして試釣会の申し込みと竿の貸出しを行いました。

関西地区では長尺が振れる貴重な管理釣り場の一つということで、圧倒的に15尺以上、中にはHERA FX28尺を試釣用として貸し出されるツワモノなお客様もいらっしゃるなど、準備した18尺以上の竿がほぼ貸し出されるという盛況ぶりでした。

皆さんの菊水FCでの攻略法を見ると、長尺での両グルテンの底釣り・宙釣り、そして13~14尺での段底が多いようでした。朝一の時間帯はほとんど竿が曲がりませんでしたが、徐々に池に暖かい太陽光がさしてくると、日向の釣座から順にポツポツ竿が曲がり出します。釣れ出しは先日入ったばかりという8寸前後も新べらが中心ですが、時おき竿を両手で支え、立ち上がって取り込む姿も見られます。

今回のミニバトルは50cm以上の巨べらも多く釣れる菊水FCの特徴にあわせて、最大長寸(スレ無し)のルールで朝のスタートからPM15:00までの長帳場で競っていただきました。

もともと菊水FCでは42cm以上の大物を釣ると、自家製の美味いしいハチミツがもらえるという特典があります。今回は池主催のハチミツCUPとダイワミニバトルのダブルエントリーの楽しみ2倍のバトルです。

恒例のエサ教室は川村 雅一スタッフによるグルテン使いをご紹介しました。

「シルキーマッシュ1・2・3」と新製品の「激グルテン」の特徴とグルテン+マッシュの使い方などを詳しくご説明いただき、更に野釣りでも大活躍する「寄せグル」など毎週菊水FCに通い詰める地元アングラーならではの季節に応じたブレンドや作り方など参考になった方も大勢いらっしゃったと思います。

バラケだといろいろなメーカーのエサをブレンドするのは難しいと思いますが、グルテンなら基本的に開くグルテン(シルキーマッシュ1・3)と開きを抑えるグルテン(シルキーマッシュ2や激グルテン)の2種のブレンド比率を変えるだけでかなり対応幅が広がるので是非ダイワのグルテンエサをお試しください。

さて、バトルの方は常連さんの言葉通り、お弁当を食べた後の時間帯から食いが立ってきます。

あちこちで長尺竿が満月になり、隣同士が皆お互いに審判となって掛かりをチェックし、全長を検量し合う姿はほほえましくもあり、ルールを重んじ、フェアに戦うへらぶな釣りの原点を見るようです。

皆さん終了時間のPM15:00まで一発大物を信じ熱心にウキを見つめていらっしゃいました。

バトルの結果は

40cm以上を釣った方が18名もいらっしゃいました。

釣れた時刻を見てみると日が入り出したAM10時過ぎと気温・水温が上がってきたPM13:00~PM15:00にアタリが集中したようです。上手く地合をとらえた選手が上位入賞されました。

なかなか野釣りでは出会えないようなすばらしい魚体の大型べらに気軽に挑戦できるのが菊水FCの魅力です。

大型ばかりだとなかなか口を使わずアタリがもらえないイメージが強いですが、チャンとウキを動かしてくれる新べらも放流されていますので、ゆっくり冬の一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?野釣り派の方にもお勧めですよ。

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