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大阪見本市と横浜Fショーの丁度中間にあたる3月8~10日の3日間。韓国フィッシングショーがソウル郊外にある大型展示場「KINTEX」にて開催されました。

【ダイワブースは日本を少しコンパクトにまとめた感じです。 

韓国はその約60%が内水面関係の釣りと言われるほどフナ・コイ釣りが盛んで、その中でも日本スタイルのへらぶな釣りは格好良い釣りとして大人気です。韓国の釣具への関心度は年々高まっており、今年は昨年比で110%を超える来場者を記録して会場内は熱気に包まれていました。

へらぶな関係の展示ボリュームは日本を上回るものがあり、展示された最新タックルの数々を入念にチェックされている姿が印象的でした。

【へらぶな関係の展示は日本以上の規模。 

そして何といっても韓国のフィッシングショーの見ものといえばやはり、講演会! 各社各テスターの講演が四六時中どこかで開催されており、その貴重な話を聞き逃すまいと集まる観客の皆様の感心度は日本を上回るほどのものがあります。 今回日本からは浜田優テスターをお招きし講演を実施しました。浜田テスターと韓国のヘラ釣りはゆかりが深く、日本スタイルのへらぶな釣りの伝道師として既に韓国でも多くのファンを魅了しています。普段、なかなか聞けない日本のトップアングラーの講演とあって大盛況でした。

【浜田テスターの講演は大盛況でした。 

まだまだ寒い日が続く韓国。フィールドがダイワの最新タックルを携えたへら師でいっぱいになる春が今から待ち遠しいです。

 12月15日(土)、埼玉県狭山市の狭山へら鮒センターで「ダイワへら試釣会&ミニバトル」が開催されました。
 2012年度の試釣会としてはこの日が最終回。何の不運か、この時期まさかの雨印の当日。「ミニバトルが終わる時間までなんとか雨が降らないでもらいたい…」というスタッフの願いが通じて、途中からはら青空ものぞき、雨にたたられることなく愉しい試釣会になりました。
 狭山へら鮒センターは創業40年を超える老舗中の老舗。周囲を森林に囲まれた佇まいは、それだけで癒されます。そのムードが人気で熱心に通うファンは多く、竹竿派も多く、更に釣そのものの難易度も高くへら師心をくすぐる貴重な池なのです。言うなれば、今回リリースされた「玄むく」にピタリの池。当日も朝からその試釣を楽しみにしていたという方々が次々に参加いただきました。感謝。
管理事務所内で竿の貸し出しを開始。先にも述べたように、この池はに竹竿愛好者が多く。予想通り和竿に近い味わいを再現したニューロッド「玄むく」に集まります。すごい注目度だ。


 

その他では、「一度どんな感じなのか試してみたかったんだよ」と、全く対極にある「X」「F」を借りられる方も。掛け調子はもちろん振り調子、エサ打ちの感覚やバランスもご自身で体感していただきたい。各位、期待を胸に貸し出し竿を手にし、釣り座へ向かって行かれた。
皆さんそれぞれに落ち着いたところで
9時30分から恒例の「エサ教室」を開講する。講師はおなじみの浜田優フィールドテスター、先の「ダイワへらマスターズ2012全国大会」でも歴史に残る名勝負を繰り広げ、惜しくも準優勝。ただその卓越した実戦的釣技は健在だ。


 教室のテーマは厳寒期の釣り方に的を絞り、以下の4パターンが解説された。
1.段差の底釣り
2.バランスの底釣り(セット)
3.両グルテン(シルキーマッシュグルテンシリーズ応用)
4.ステックウドン(STU)ソフトライト(新製品紹介)
  (1)段差の底釣りのバラケ
     ペレ匠顆粒1カップ120cc+底釣りダンゴ60cc+水2カップ240ccで水を完全に吸収するまで放置し(冬場は約10分)、鬼武者120cc+BASE2を120cc加える。ここにもう一品、、エサを持たせたい場合はBLEND1FIXを120cc、反対にバラケさせたい場合にはBLEND2CROSSを120cc、どちらかを加えたら指を熊手状にしてかき混ぜてベースエサの出来上がり(このバラケは今回の2012マスターズ予選~決勝まで通したパターンです)
    最初は硬ボソに作り、手水で調整していった方がよい。始めから軟らかめに作ると経時変化でペトッとしてしまう。ハリ付けの大きさは人差し指の頭大。大きすぎるとウワズリの原因になる。
  (2)バランス底釣りのバラケ
     ペレ匠顆粒120cc+基本底60cc+水240ccで水を完全に吸収するまで放置し(冬場は約10分)、鬼武者120cc+BASE2を240cc加えて指を熊手状にしてかき混ぜてベースエサの出来上がり。食わせはグルテン(シルキーマッシュグルテン2もしくは極グル単品を使う)
  (3)両グルテン
     I  :底釣り/シルキーマッシュグルテン1を60cc+水60ccで軽くかき混ぜて、水を十分に吸収したら出来上がり。
     II :21尺底釣り/シルキーマッシュグルテン1を60cc+シルキーマッシュグルテン2を60cc+水150ccで軽くかき混ぜて、水を十分に吸収したら出来上がり。
     III:タナ2本ぐらいまでの宙釣り/シルキーマッシュグルテン3を120cc+水100~110ccで軽くかき混ぜて、水を十分に吸収したら出来上がり。エサ持ちをよくしたい場合にはシルキーマッシュグルテン2をブレンドするとよい。
     シルキーマッシュグルテンは国産マッシュを厳選して使っているので、嫌な粘りが出にくく、どのタイプもサラッとしていて手離れがよく、非常に使いやすくまた、使い切れるのが特徴。ヘラはグルテンの粘りに非常に敏感で、粘りが出たグルテンには途端に反応しなくなる。このあたりがグルテン使いの肝ですね・・・特に宙は。
  (4)ステックうどん(STU)ソフトライト・ステックウドン押し出し器 紹介
    昨冬、旋風を巻き起こしたSTUの厳寒期仕様。全体に柔らかく軽く仕上げられ持ちもいい。メーター・チョウチンがイメージですが、段底でも十分ハリ持ちする粘りを持っています。柔らかい分ステックからの押し出しもスムーズ。
 また、同時に発売された「ステックウドン押し出し器」を使えば簡単にスルッとウドンが押し出せます。これも優れものだ。クワセエサの1カテゴリーとしてかなり充実してきた感あり。「あくまでもうどんある」ということが、このシリーズの最大のコンセプト。この冬是非お試しあれ(6mmのみ ホワイト・イエロー 6本入り ¥580)

 どのブレンドも浜田テスターの釣り場での実戦経験に基づくものばかり。解説の内容は分かりやすく、参加者には大いにためになったことと。質問も多数飛び出し、教室は外の気温とは反対にヒートアップするばかり。予定時間をオーバー。参加者には解説したエサの中から一品が手渡された。後半のミニバトルモードに突入!!!

 

正午からは参加者23名による競技時間2時間のミニバトルをスタート。ルールは釣り場の規定に準じた形で宙釣り、底釣り自由とした。
 秋を感じる間もなく、どこの釣り場でいち早く冬の超食い渋りの状態に突入している。ここ狭山へら鮒センターも例外ではなく、気温は8度。当然ヘラの食いはよくない。 それでもポツポツ絞る姿が目立ったのは、自由釣りエリアに入った方々。午後2時に納竿し、検量の結果、優勝は自由釣りエリアでタナ1mの宙をバラケにウドンのセットで攻めた緒方浩一さんが獲得しました
「午前中、あまりにも釣れないので場所移動をして正解でした。アタリが多かったのにはびっくりしました」と、念願のファイナル大会出場を決めてうれしそうな笑顔だった。
浜田テスターからは「寒くて食い渋りのきつい時期を迎えましたが、釣り方を工夫しながら冬の釣りを頑張っていきましょう」と講評があり、表彰式に続き賞品抽選会でにぎわい、イベントは終了しました。

 

 ミニバトル成績は以下の通り(敬称略、単位㎏)。
  優勝=緒方浩一4.2/2位=中島真弓4.2/3位=永石宗治3.3/4位=森本正夫3.0/5位=大島2.4
 2013年1月のミニバトルファイナル大会(茨城県・へら学の森泉園)へのエントリーは、2位中島さんと5位大島さんが出場辞退のため、6位棚橋芳夫さんと7位平田逸朗さんが繰り上げで選ばれた。
 表彰式、閉会式を終えて最後は賞品抽選会があり、今年最後のへら試釣会は終了した。
 さて、残るは、各池のミニバトルを勝ち抜いた精鋭による「ダイワミニバトル王座決定戦」2013年1月26日(土)
 於 へら学の森泉園。こんな厳冬期の大会・・・・それも東西各池の精鋭集合。故に誰が勝つか全くわからない。メジャートーナメントとは一線を画す、「色々な引出しと忍耐」が要求それる。吹雪の中の闘いとなった第1回筑波白水湖大会。極寒 氷点下の闘いとなった第二回 同泉園大会。それでもめげずに、闘い抜き「キツかったけど面白かった」と微笑んでくれた選手方々の顔が目に浮かぶ。今年はどういう闘いになるか・・・・1/26日大注目です!!!

2012年試釣会にご参加いただいたヘら師の皆様、また絶大なご協力をたまわりました各池関係者の皆様にこの場をかりまして、深く御礼申し上げます。
 

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