去る11月4日(土)千葉県野田市の人気管理釣り場、野田幸手園で「2017ダイワへらバトル in 野田幸手園」が開催されました。
当日はこれまでの10月の毎週雨の週末がうその様な見事な秋晴れ。風の出る予報も良いほうに外れ、日中は穏やかで暑いくらいの陽気でした。
この恒例の秋のイベントは、ガチガチのトーナメントとは志向をかえて、毎年変わるお楽しみルールの中で秋の一日を楽しんでいただくために企画されている大会です。今年の規定は最後に検量するまで誰が勝つか分からない“5尾重量”。
今年は野田幸手園様のご好意で竹・桜桟橋を使用させていただけたことで、当初の当番性から入場順の抽選に変更。参加選手の皆様は仲間同士桟橋に並び、それぞれ好きな釣座・釣り方で大物べらを狙います。
残念ながら今年は天候不順の関係で予定されていた新べら放流は間に合わなかったものの、そこはまだまだ活性の高い野田幸手園。次々釣れる良型にどの魚を入れれば良いか迷ってしまう状況の中、セットで数を釣りながら大型を選ぶ派と底釣りや長竿で大物に絞って釣っていこうとする派に分かれています。
AM10:30までの前半戦は朝一こそ食いだしは遅かったものの、暖かくなるにつれて高活性となったので逆に魚を選びきれず、フラシの中は1~2枚という選手が多かったようです。
AM10:30~AM11:30までの休憩タイムには本部前で
・新製品「龍聖」の展示
・「龍聖」をはじめとしたダイワ最新へら竿の貸出し
・「龍聖」の実釣デモ機を使用したデモンストレーション
などが行われました。
特に今回一般には初お披露目となった実釣デモ機には皆様興味深々、新製品「龍聖」の曲がりの解説は勿論、実際に竿を手にとってへらの引きに近い状態での竿の感触を楽しんで頂きました。
そしてAM11:30からの後半戦スタート。
一気に気温が上がった関係か、午後からは短竿チョウチンセットはコンスタントに竿が曲がるものの、浅棚・底釣り組は予想外の食い渋り。まだまだ元気なジャミやコイをかいくぐっての釣りとなりました。
そして最後の30分。
桟橋を周ると余裕で仕舞仕度を始める方もいれば、一生懸命エサを打つ姿もちらほら…。
余裕があると釣れるものの、焦ると釣れなくなるのがへらぶな釣りの面白いところ。前半好調に釣れた選手ほど、最後の1~2尾をフラシに入れるのに苦労されています。
この駆け引きも5尾重量ルールの面白さです。
PM14:30の競技終了後はドキドキの検量タイム。今回は微妙な戦いになることを考慮して、ダイワへらマスターズ全国決勝大会と同じ検量方法で厳密に検量。入れ食いだったトップトーナメンターの選手が5枚に足りなかったり、仲間内での勝負に一喜一憂する姿があったり、誰が勝つか分からないだけに検量も盛り上がります。
そして、結果発表!
大型のウドンにバラケのチョウチン(俗に言うホタチョウ)を駆使してガンガン釣り込んでいく中で、上手く大型を選択してフラシに収めていった高西選手が見事優勝しました。
表彰の後もお楽しみ抽選会・ジャンケン大会にとおおいに盛り上がり、無事終了することができました。
恒例となったダイワへらバトル。
この後も、11月23日(祝)に愛知県 豊田市 ひだ池で開催予定です。
まだまだ申し込み間に合いますので、皆様のご参加をお待ちしています!