去る11月23日(祝)愛知県 豊田市にあるひだ池で「ダイワへらバトル2017 in ひだ池」が開催されました。
朝は前夜からの雨が残ったものの、8時過ぎには秋の青空に変わり晩秋のへらぶな釣りを楽しむには絶好の日和。しかも今回のイベントにあわせてひだ池さんでは直前に新べらを放流してくれたとあって、どんな釣り方でも一日中ウキがコンスタントに動くという非常に恵まれた条件でのバトルとなりました。
今回のバトルは5尾重量のルールで行われましたが、ひだ池様の非常に釣れる状況に合わせ急遽、AM7:00~AM10:30の前半終わった時点で一度5尾検量し、一時間空けたAM11:30~PM14:30までの後半で5尾検量して、その総重量で順位を決める2ラウンド制で競っていただくことになりました。
雨模様の前半戦スタート。桟橋が穏やかになるとあちこちで竿が曲がります。
新べらが好調ということで、長竿での宙・底を両グルテンもしくはバラグルセットで攻める選手が多く、開始早々ほぼ入れ食いの状況に「どれも同じ位の型で困っちゃうよ~」と言いながら顔はほころびっぱなしの状態で楽しんでおられます。
しばらくすると、最初沖目を回遊していた新べらも桟橋周りに寄ってきて短竿チョウチンの選手達の竿も曲がりだし、「釣れ過ぎて選べない」状態。
AM9:30からスタートした“早掛けタイム“は3名終了するまでの時間が約3分という状況でした。
そしてあっという間にAM10:30の前半終了。前半戦検量タイムです。
5枚きっちり揃えた選手。ぎりぎりまで粘って最後約15cmの池で育った小べらで終わってしまった選手などいましたが、いずれもそれ以上の釣果に恵まれての結果に5尾検量の面白さを体感されたようです。
中休み1時間は恒例のダイワ最新ロッドの試釣用貸し出しもあり、仲間同士事務所前のベンチで和気藹々とランチタイムを楽しんでおられる光景が印象的でした。
そしてAM11:30からの後半戦スタート。すばらしい秋晴れと交換に吹き出した風対策で後半はチョウチンにチェンジする選手が多く見受けられました。
当日の天候は午後から強風。それでも流石は風に強いひだ池。周りを森に囲まれているのでこんな天候でも問題なくへらぶな釣りが楽しめます。
後半になると特に深目の棚では新べらに混じり、大型の旧べらも混じりだし、旧べらの全長を取るか?新べらの幅(厚み)を取るかさらに嬉しい悩みが増えたようですが、周囲の選手と牽制しあいながら、楽しい時間が過ぎていきました。
そして後半戦は3名約2分で終了という超早掛け大会も終わり、短くなった日も傾きかけたPM14:30に後半戦も無事終了。
後半は前半と違い、ほとんどの選手のフラシにはきっちり5尾収まっていました。
注目のバトル結果は
優勝:新田 直人選手 9.86kg
準優勝:西村 和志選手 9.34kg
第3位:古橋 一哲選手 8.84kg
今年のひだ池でのへらバトルは爆釣の中での大接戦。その中で一歩抜きに出た優勝の新田選手は後半15尺「激グルテン」チョウチンバラグルセットでしっかり持たせて大型のアタリを待ち、前半4.08kgに対して後半5.78kgの最大重量を上げての見事な逆転優勝でした。
この後も順次新べらの放流予定があり、冬の風にも強いひだ池はこの後も期待十分です。
是非皆様お越しください!