季節外れの夏の暑さから一転、すっかり秋めいた気温となった10月16日(土)茨城県の友部湯崎湖でダイワへらマスターズ2021関東Ⅱ大会が開催されました。
大会結果はマスターズの結果報告ページをご覧いただくとして、今回は今年個人のマスターズは関東Ⅰ椎の木湖大会で終了し、晴れてスタッフ採用の私がスタッフ目線でへらマスターズをレポートさせていただきます。
↓へらマスターズの大会結果はこちらをクリック
http://www.daiwa-competition.com/m_hera/report/2019/10/19/26.html
実は前週末、出場選手の試釣におじゃまして釣況を見ていました。
・浅ダナはへらの寄りが一定でなく、相当回転良くエサ打ちしないと穴が開きがち。
・チョウチンは比較的安定しているが、特別型が大きい訳ではない。
・底釣りは結構安定しているが、場所によって釣座によって底の状態が一定でないのがネック。
結局は自分の得意の釣りとなるとは思うものの、自分であれば底釣りから入って、状況悪ければチョウチンかな?
という感じでした。
当日予報ほど冷え込まず穏やかな朝、選手の皆様にもご協力いただきコロナ感染症対策で選手の皆様はマスク着用、整列コーンに沿って十分な間隔をあけた上でスムーズに受け付けは終了。
桟橋は4号桟橋全体と3号桟橋の手前側を使用し、普段でも席間隔が広い湯崎湖でさらに1席空け。
間隔を開けた釣り座設定は釣果的にも期待できる設定となりました。
↑久しぶりのへらマスターズ予選スタート!
そして2年ぶりの湯崎湖でのへらマスターズが7時スタート。
今年は例年よりも1時間短い3時間の予選です。
当初よりも釣れ出しは早く、開始10分位からあちこちで竿が曲がります。
釣り方は様々ですが、やはり短尺のチョウチンウドンセットがコンスタント、カッツケを選択した選手は前半は苦戦気味も中盤から徐々に追い上げる展開でした。
そして検量。
結果的にはブロックによってかなり釣果にムラがある展開となりました。2フラシになるブロックもあると思えば、1,2枚での勝負となるブロックもあり、結局は最後まで集中力を切らさずエサを打ち続けた選手30名が予選決勝戦へ進出。
決勝は桟橋の表裏をA.Bブロックとし、それぞれの並びの上位3名がブロック大会へ進出することになります。
決勝は12時からの2時間勝負!
スタートから一人爆釣モードだったのが、今回3位入賞した地元の柴﨑選手。
チョウチンウドンセットに短目のハリスでチョイ入れて抜いて誘う釣りで様々な変化を拾っていく攻撃的な釣りで数を稼ぎます。
それを追うのは今回優勝した新井選手。
同じようなパターンながら最後に「軽グル」を絡めて若干入れ気味に釣ったことで後半良型を揃えたのが勝因でした。
桟橋奥ではこれまた全国決勝大会で実績のある姥貝選手が得意のチョット沖目の浅ダナで後半追従。
→審判していたので、全員の釣りまで見れずにすいません。
↑確実に釣果を伸ばす新井選手
結果的には途中予報に無かった小雨が降り、若干活性が変わった状況に上手く対応した6選手が見事ブロック進出を決定しました。
今回一日審判をさせていただいた中で改めて出場選手の皆様の意識の高さを感じました。
マスク着用、桟橋での禁煙などは勿論、一席あけでお互いの確認がしにくく、さらに審判が対応しきれない中で「スレですくいます」など選手同士が声を掛け合いフェアーな大会をサポートしてくれた選手の皆様に感謝します。
そして、予選を通過した6選手の皆様。
三和新池で開催されるAブロック大会頑張ってください!
↑ブロック大会進出6選手。