去る5月11日(土)千葉県の清遊湖で第5回「ダイワへらペアバトル2019 in 清遊湖」が開催されました。
今大会は“ダイワへらマスターズ”のようなガチガチの純トーナメントとは志向を変えた、春の一日を仲間と楽しむという趣旨のイベントとして開催させていただいている大会で、今年も多くのダイワファンの皆様にお集まりいただきました。
当日は好天に恵まれ、釣り日和の1日。
当初大会特有の食い渋りが心配されましたが、結果を見れば平均的にこれまで以上の釣果があがり、攻略パターンがつかめれば、浅ダナ・チョウチン・底釣りなど釣り方にもムラなく釣果があがる状況でした。
AM7:30から3時間の第一ラウンドでは、清遊湖名物のモーニングサービスを狙って、浅ダナウドンセット、浅ダナ両ダンゴ、チョウチンウドンセットからスタートする選手が多い様子でしたが、へらは水面に姿を見せるもののイマイチ動きが悪く、なかなかハッキリしたアタリをもらえない状況で一瞬池全体に嫌なムードが漂います…。
↑朝方は予想に反してスロースタート
とは言いながらそこは穏やかな雰囲気のペアバトル。周りの選手達と楽しく会話しながら攻略法を探り、1時間をすぎた頃から状況に合わせた選手達の竿がコンスタントに曲がるようになりました。へらの活性も水温が上がるにつれて上がってきた様子でまずは浅ダナウドンセットの選手達が釣果を引っ張ります。
中央桟橋渡り手前南向きに釣座を構えたダイワフィールドスタッフの古澤選手に途中うかがったところ、ペレ匠デカ粒を多めに入れたバラケ餌でバラケを抜き具合をコントロールしながら、あまり待たずに打ち返すことで食いアタリを出しているということでした。
一方、中央桟橋渡り奥北向きでは時間がたつにつれて、短竿でのチョウチンヒゲセットや中尺の浅ダナ両ダンゴの選手達も枚数を重ねていきます。
↑古澤スタッフ余裕のVサイン?! ↑チョウチンヒゲセットで攻める ↑競技とはいえ和気藹々とした雰囲気
AM10:30~AM11:00の間は恒例の中休みタイム。
予想以上に上がった気温に水分を補充する選手、桟橋の上ではペア・仲間とお昼を食べながらの作戦会議とペアバトルならではの光景が繰り広げられます。
そしてAM11:00から第二ラウンドがスタート。
第1ラウンドの段階での釣況としては、中央桟橋渡り奥が混雑度も少なく、安定しているようでしたが、手前側や南桟橋でも既に2フラシ目に突入している選手も見受けられ、まさに最後集計するまで順位が分からない混戦模様。見ている私達も興奮させてもらいました。
第2ラウンドの注目は中央桟橋渡り奥南向きで16尺のペレ底で尻上がりに釣果を伸ばした遠藤選手。前半1時間半以上ボウズだったそうですが、陽が上がるにつれて底のへらが落ち着いてきたのと、釣れるへらのサイズに合わせてハリスを短かくすることで棚を安定させることでコンスタントに食いアタリがもらえる状況になったそうです。
↑底釣りで釣果をあげる遠藤選手 ↑男女ペア、女性選手も釣り込みます。
今大会ではダイワのへら竿の貸出しも行われ、実際に試合で使って体感していただきました。
今回ロッドを使われた方はまた次回も!借りるか悩んでいらっしゃった方は是非次回こそは!貸出しを利用してみてくださいね。
さて、大会結果ですが、
誰かが圧倒的な釣果というわけでなく、満遍なく釣れたことで最終集計するまでどのペアが上位か分からない混戦状態。
そのような中、両選手が平均的に釣ったペアが上位を占めました。
優勝: 鈴木 則之・松本 茂行 ペア 48.47kg
準優勝:遠藤 裕康・古澤 修実 ペア 38.46kg
3位: 中村 久・井橋 稔夫 ペア 36.55kg
4位: 松田 光司・鈴木 政美 ペア 35.28kg
5位: 佐々木 信行・田中 建一 ペア 34.41kg
優勝ペアの釣り方は浅ダナウドンセット。
ただ、両者浅ダナウドンセットといいながら、鈴木選手はタピオカウドンに長目のハリスでしっかりウキを馴染ませて強いアタリで釣っていたのに対し、松本選手は即席ウドンに短目のハリスで小エサをコンスタントに打ち返す釣りと対照的ながら両者しっかり釣果を上げていたのが印象的でした。
↑最後は恒例の大ジャンケン大会。
ダイワでは今後も各地で試釣会や大会などダイワのへら用品でへら鮒釣りを楽しんでいただけるイベントを開催予定です。
今後も皆様のご参加をお待ちしています!