新年明けましておめでとうございます!
今年も皆様へ耳より情報をお届けできるようダイワスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願い致します。
さて、年末年始は各釣り場で釣り納め、新春大会が開催されていました。
そんな中今回は、ダイワへらマスターズ全国決勝大会の舞台ともなっている茨城県友部市にある友部湯崎湖の新春大会の模様をお伝えします。毎年恒例1月3日に開催される人気の大会で今年も大勢の参加者で盛大に開催されました。
釣り方的にはほとんどの選手が18尺で1m~2mの棚での沖打ちのウドンセット、12~14尺での段底、そして10~11尺で底近くを狙った抜きチョウチンのうちどれかを選択する展開の中、上手く新べらの回遊のタイミングを捕らえた選手が結果を残した形となったうようです。
急な冷え込みと、大会のプレッシャーで食い渋りの中、地元の関フィールドモニターが3号桟橋中央部の事務所向きで段底を駆使して見事3位に食い込みました。
今回はその後のエサ教室でも披露された段底レシピをご紹介します。
関モニターの段底レシピ
「ペレ匠 顆粒」 :60cc
水 :120cc
冬場はペレットの吸水が遅いので十分に置いて、
「セットバラケ 鬼武者」:120cc
「セットバラケ 荒武者」:60cc
「DZ地底花」 :60cc
を練らずにボソのまま混ぜて出来上がり!
クワセは「実戦 わらび」の搾りだし
このエサを多少手水を付けて早目に抜くようにして、触りが出たらじっくりと待って確実なアタリを取っていったそうです。
ブレンドのキモはエサをまとめる「DZ地底花」にエサを拡散させる「セットバラケ 荒武者」を加えていること。へらの活性が高い時期であればまとまる「DZ地底花」をメインにして固まりで落とすことでへらを下に向かせることができるものの、冷え込んで食い渋りの中ではある程度麩を上から降らせたい。かといって軽め目のバラケをぶら下げてジリジリ抜いてはエサが広範囲に広がりすぎて余計に食いアタリが遅くなってしまいます。そこで広がりながらもユックリ縦バラケする「セットバラケ 荒武者」をブレンドしてボソ気味のエサ付けで早目に抜くことで、ある程度塊を底に届けながらも「セットバラケ 荒武者」の麩を中層に残せることでへらにアピールする厳寒期に有効な段底エサに仕上がっていました。
これから更に水温が下がり、一年でも最も食いが渋る時期がやってきます。
これまでの段底エサに少し「セットバラケ 荒武者」を加えることで、是非皆様も寒い冬を乗り切ってください!