ダイワへら試釣会(三名湖)

 五月晴れの釣り日和に恵まれた2012年5月12日(土)、群馬県藤岡市の三名湖で「へら試釣会」が開催された。会場の大土手桟橋には28名の参加者を集めた。

 昨年の東日本大震災で大土手は崩落の被害を受け、現在は復旧工事の真っ最中。工事期間中は減水となるが、釣況は例年通り好調で、ヘラはアクティブにエサを追い続けている。

 朝5時30分の入場開始と同時に桟橋入口で竿の貸し出しを始めると、待ちかまえていた方々が殺到。人気はニューロッド「X」に集まり、中でも8尺から15尺までが早々と品切れの状態に。 遠く神奈川県から訪れた参加者からは「4月の熊の池での試釣会では他の竿を借りたのですが、どうしてもXを振ってみたくて今日はここまできました」という、大変うれしい声も聞かれた。 9時30分からは浜田優フィールドテスターによるエサ教室を開催。盛期の三名湖を想定した2種の両ダンゴと、やや食い渋り気味の状態に有効なセットのバラケエサの3パターンのベースエサを紹介。参加者からエサ作りや仕掛けなど、さまざまな質問に答えた。

 当日は北寄りの風がかなり強く、桟橋ではちょうど向かい風となり釣りづらかった。普段ならば両ダンゴで頻繁にアタるのだが、この日のヘラはゴキゲン斜めで首をかしげる人が目立った。

 正午から2時間の恒例「ミニバトル」では総重量ではなく、3枚早掛け方式で順位を競った。釣況から3枚は結構シビアかと思われたが、わずか1時間で5名が3枚を釣り上げ、来年1月の「ミニバトルファイナル大会」の出場権を獲得。表彰式後のお楽しみ抽選会で盛り上がり、試釣会を終了した。

◎エサ教室での紹介エサ((1カップは120cc)
■両ダンゴ①/BASE1・2カップ+BLEND1FIX・1カップ+水・1カップ。
■両ダンゴ②/BASE2・2カップ+BLEND2CROSS・1カップ+水・1カップ。
■セットのバラケエサペレ匠顆粒・1カップ+水・2カップで吸水してスポンジ状になるまでしばらく放置(夏場は約5分)。
 これに鬼武者・2カップ+BASE2・1カップ+BLEND2CROSS・1カップ。
 バラケを抑えたいときや、ダンゴタッチにしたい場合には「BLEND2 CROSS」を「BLEND1 FIX」に替える。

◎ミニバトルファイナル大会出場権獲得者

①関口治彦さん(前橋市)
②中村敏明さん(本庄市)
③吉川正弘さん(厚木市)
④稲村浩徳さん(高崎市)
⑤吉川利江さん(厚木市)
 3位と5位の吉川さんはご夫婦揃ってのエントリー!

2023年9月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30