釣具の知識>スピニングリールの使い方(2)
Fishing Tackle CATALOGUE 釣具の基礎知識
スピニングリールの正しい操作
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正しい握り方
スピニングリール&竿を持つ時は、リールの足が中指と薬指の間に来るようにします。初心者は竿の端を持ちがちなので、注意しましょう。
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糸をフリーにする
正しい握り方のまま、人差し指をのばして糸を引っかけます。そしてベールを倒すと、糸がフリーになります。人差し指から糸を放せば、糸はスルスルと出て行きます。
スピニングリール&竿の投げ方
Photoちょい投げの準備

スピニングリールはベール(糸を巻取るアーム)を倒せば糸がフリーになるので、仕掛けを投げるのに適しています。写真のように糸をひとさし指で引っ掛け、ベールを倒します。つまり、今は糸がフリーの状態なので、ひとさし指を糸から放せば、仕掛けはスルスルッと出て行きます(落ちて行きます)。
オーバーヘッドキャストアンダーハンドキャスト
最も基本的な仕掛けの投げ方です。竿を振りかぶって、頭の上から仕掛けを投げます。自分の後ろや横にいる人(や物)に引っ掛からないように、周りに注意しましょう。
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後ろに振りかぶる

竿を自分の真後ろに倒します。仕掛けが絡んでいないか、周りに人がいないか、十分注意しましょう。


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頭の上にスイング

竿の先を自分の頭の上に通すようにして振ります。力いっぱい振る必要はありません。ゆっくりとスムーズに竿を振るのがコツ。竿が(仕掛け)が自分の真上に来たら、ひとさし指を放します。

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キャスト終了

そのまま竿を前方に倒しながら、仕掛けが飛んで行くのを確認。着水したらベールを起こして、糸が出るのを止めます(ハンドルを回しても、自動的にベールは起きます)。
まわりに人(や物)がたくさんいる場合には、この投げ方が役に立ちます。竿の振り方にちょっとコツが必要ですが、船の上でも使えるので、ぜひマスターしましょう。
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手前に振る

竿を自分の足元に引き寄せます。この時竿先を、竿を持つ手と反対の方(写真の場合は右側)に引き寄せるのがコツです。また、竿先から出す糸をなるべく短くすると、投げやすくなります。
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前方に振る

竿を下から上に振って、仕掛けを投げます。が、上と言うよりは「前方に振る」と言う感じです。ひとさし指を放すタイミングは、まさに竿を降り始めた直後(写真)。タイミングが遅れると、仕掛けが真上に飛んでしまうので注意。
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キャスト終了

前方に竿を送り出すようにして、水平になったところで止めます。竿を上まで振り過ぎると、仕掛けが真上に飛んでしまうので注意。仕掛けが着水したら、ベールを起こして、糸が出るのを止めます(ハンドルを回しても、自動的にベールは起きます)。
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