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Fishing Tackle CATALOGUE 釣具の基礎知識
Vol.2 スピニングリールの使い方
正しく使って楽しく釣ろう!
さて、リールのパーツと機能を理解したら、実際に使ってみましょう。例えばスプールに糸を巻く!なんてことは、リールを買った際、釣り道具店で全部やってくれますが、糸が古くなった場合などは自分で巻き直さなければいけません。そこで、基本的な使い方を覚えておきましょう。
スプールに糸を巻く
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糸で輪を作る
まず、スプールに通すための輪を作ります。ユニノットで大きめの輪を作ります。スプールにしっかりと止まるように、輪を二重にしましょう。糸の結び方

イラスト&写真でわかりやすく解説
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スプールに止める
二重にした輪をスプールに通します。この時ベールを倒しておかないと、糸が巻けないので注意しましょう。糸を引っ張れば、輪が縮まってスプールにしっかりと止まります。
CHECK!
スプールの端に止める
輪をギュッと縮める際、スプールの端で止めるようにしましょう。こうすると、結び目が目立たないからです(途中で糸をつなぐ際に特に重要)。
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糸を巻く
最初の5〜6回は手でしっかりと巻き付けます。その後はベールを起こして、ハンドルを回転させて糸を巻きます。一定のスピードでハンドルを回すと、きれいに糸が巻けます。この時ドラグは、強く締めておきましょう。
CHECK!
結び目を隠す
最初の5〜6回を手で巻き付ける際は、結び目のすぐ横に糸を巻き、スプールとの段差をなくすようにします。最後に、結び目に重ねるように巻くといいでしょう。
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糸巻き終了!
糸の量の目安は、スプールのエッジのやや内側に収まる程度です。目一杯巻き過ぎると、仕掛けを投げた時などに、糸が絡まりやすくなるので注意。
CHECK!
糸巻き作業は二人で!
市販の糸のスプールに棒(ペンやドライバ-でOK)を差し、指で軽く押さえて糸の張りを調整します。(軍手や革グローブをはめましょう)。一人で行う場合は足の指で押さえるなど、熟練のテクニックが必要! 初心者は誰かに手伝ってもらうといいでしょう。
スピニングリール&竿のセット
Photoリールの足の部分を、竿のリールシートの金具にセットします。
Photoワンタッチ式の場合、可動する金具を動かして、リールの足をホールド。留め金を「パチン」と止めて、しっかりと固定します。
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振り出し竿は短いうちに糸をガイドに通します。
そして、先のほうから竿を伸ばして行くとスムーズにセットできます。
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