実践的フィッシング 釣魚図鑑
DAIWA
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ニジマス
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Oncorhynchus mykiss
サケ目サケ科
方言: ショマ、レインボー
 北アメリカ原産のサケ科の淡水魚で、現在は養殖によって逆輸出するほどたくさん生産されている。降海型はスティールヘッドと呼び、1mを越える大きさになるが、通常のサイズは30cm以下である。放流による有料管理釣り場の釣りが各地で盛んに行われている。
 大変貪食な魚で、餌であれば何でも食ってしまうところがある。このため初心者にも容易に釣れてしまい、多少面白味に欠けるところがある。しかし、普通の渓流に放されたものは野生化し釣りにくくなっている。フライフィッシングによる釣りなどではむずかしいテクニックが要求される。
 管理釣り場の餌釣りでは、とくにむずかしいものはないが、放流直後が一番食いがいいので、この時間帯は集中的に釣ること。ハリを飲み込まれやすいので、予備のハリスを多めに用意しておき、入れ食いになったときはハリスごと交換したほうが手返しが早くなる。
ポイント
養殖の放流魚はあまり泳ぐ力がないのか、流れの緩い場所に集まりやすい。
釣り方
ウキにアタリが出てもすぐにアワセず、一呼吸おいてからアワセる。
エサ
イクラが一般的。ダイワの純生イクラがいい。また、食いが悪くなったらブドウムシのような生き餌がいい。