1877年に北米から移入され、各地に分布。繁殖期になると体側に虹色の帯が走るのが名前の由来です。主に水性昆虫や小魚、エビ類などを捕食し、体長50cm以上に成長します。 管理釣り場の一級ポイントは、ズバリ流れのある場所。魚は流れに対して泳いでくるし、通常そうした場所は、酸素も充分に供給されているハズです。湖沼型なら、水をかき回す“かくはん機”やエアポンプ周り。人口渓流なら、せき止めた石の間から水が流れ落ちる場所などを狙いましょう。 |
管理釣り場では、通常5g以下の軽いルアーを使用します。パワータイプのベイトタックルを用意する必要はありません。PEラインを使用する場合は、0.6〜0.8号。ショックリーダーにフロロカーボンの8〜12lbを1.5〜2m結び、ビミニツイストからセイカイノットのラインシステムを組みます。 | 水が澄んでいれば、グリーン、ブルーなどのナチュラル系。濁っていれば、レッドやブラックなどのアピール系を選ぶのが一般的です。また、日常的にその施設で与えているエサと同じ色をチョイスするのもマル。食べ慣れているエサの色に魚はよく反応することも覚えておきましょう。 その他のファクターは表にしたので参考です。
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いろいろなトラウトが放流されている管理釣り場は、ニジマスとニジマス以外の魚に分けて戦略を立てることが好釣果の第一歩になります。
ニジマスはその日の活性(食い気)でタナを変えるので、まずはタナ探りから始めるべきです。ズバリ! ニジマスはスプーンで攻めること。表層を探りたければ、キャスト後、すぐリールを巻けば良いし、そのままにしておけば底まで落ちる。これひとつで全層探れますからね。
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イワナやヤマメ、ブラウン類は、魚を模した小型ミノーで勝負しましょう。この魚達は大型になればなるほど小魚を良く追い、食いついてくる。その習性を利用します。
比較的、表層を意識しているイワナやヤマメは、スローな動きも有効だが、早い動きにもすこぶる反応が良い。つまり、リトリーブは早引きが基本となります。また、イラストのようなトゥイッチングでアクティブに誘うのも効果的です。
ロッドティップをチョンチョンと弾くイメージで動かしつつ、リールを巻く。予想外の動きをしてくれるので、より効率よく誘えます。慣れるまで練習しましょう。 |
魚に食欲のスイッチを入れてやろう。スプーンなら“フリップ(手首をちょっと返しティップを跳ね上げる)”で、ルアーを持ち上げ、フォールでヒラを打たせます。また、円を描くように穂先を回し、イレギュラーなダート(横滑り)を与えます。こうすることで魚のお腹がグーグーです。 |
活性化の高い魚は、流れのある場所にいるものです。弱った魚やエサが流されるのを表層で待ち構えています。そんな魚を見つけたら、その魚の鼻先にルアーを通してやり、反射食いを誘います。流れに対してナナメにルアーを引くのがコツで、アップクロス(斜め上流に引く)の場合は早巻き。逆にダウンクロスはスローで巻くと結果は出ます。 |