糸の結び方>ビミニツイストからセイカイノット
これだけ覚えれば仕掛け作りは完璧マスター!
ビミニツイストからセイカイノット
メインラインの強度を落とさずショックリーダーと結ぶ方法です。ビミニツイストは、メインラインを二重(ダブルライン)にする方法で、セイカイノットはリーダーとダブルラインの結び方になる。
一般的なビミニツイストは、糸を張るために膝などを使います。ここではロッドのしなりを利用します。ルアーでよく使われる結束法ですが、他の釣りにも応用が利くので、マスターです!
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(1)リールからラインを伸ばし、ガイドを通したら、手で折り返すようにふたつ折りにして50cmくらいの輪を作る。ビギナーは長めの方が、やりやすい。
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(2)折り返した先端とメインラインをしっかりつかみ、手をグルグル回してラインをよって行く。
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(3)最低30回はよる。
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(4)折り返した先端をしっかりつかんだまま、よってできた輪をリールのハンドルに引っ掛ける。この時、竿先が少し曲がるように引っ張るのがポイント。リールは逆回転しないように、ストッパーをかけておく。
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(5)先端をしっかりつかんだまま、あいている人差し指でよりを持ち上げるように先端側に詰める。
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(6)最終的にイラストのように指をVの字にして密にしたよりが戻らないようにする。この時、つかんでいた先端はピ〜ンと引っ張っておく。
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(7)先端のラインを、よりの上に重ねて行く。先端をちょっとだけ緩めると同時にVの字に指をさらに広げ、よりの密を増すようにすると、ラインの端がよりの上に重なり始める。
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(8)そのままVの字を広げつつ、ラインを重ねるように巻き付けて行く。
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(9)よりがなくなるところまで巻き付けたらイラストのように、よりの下部を抑え、先端を輪の片方に絡める(この止め方をハーフヒッチと呼ぶ)。
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(10)先端を内掛け結びの要領で、2本になっているメインラインに絡めるようにして結ぶ。
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(11)余った先端を切ってダブルラインの完成。
セイカイノットでリーダーを結ぶ
プロフィッシングキャスターの村越正海さんが考案したラインシステムで、ビギナーでも楽にできる。PEラインを使う時、特にオススメ。
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(12)ビミニツイストで作ったダブルラインに、ショックリーダーを通す。
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(13)8〜10回は絡める。
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(14)ショックリーダーの両端を持って、ゆっくりと引っ張り、ヨリを密にする。
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(15)密になったよりをつかみ、ショックリーダーの先端をダブルライン越しに巻く。
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(16)イラストのように、ショックリーダーの先端を内掛け結びの要領で結ぶ。
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(17)巻き付けたショックリーダーの本線をゆっくり引っ張り、よりに合わせて締め込む。余ったリーダーの先端を切れば完了だ。