Zacco temmincki
コイ目コイ科
方言: |
アカヂ、アカチバイ、アカバイ、アカハエ、アカバエ、アカブト、アカマツバイ、アカマツバエ、アカマツバヤ、アカムツ、アカモツ、アカモト、ギンモツ、クソバイ、クソムツ、クロハエ、ゲンタバイ、ケンレイ、コケムツ、シマバエ、ゼエモン、テリムツ、ドンドハス、ニュウコオバエ、ハイ、ハエ、ハヤ、ベニツケバヤ、ベンケイバヤ、ホンバエ、マバエ、マメカツギ、ムギツク、ムソバエ、ムツ、メチョオ、メバエ、ノツ、モツバエ、モト、ヤナギハエ、ヤナギバエ、ヤナギブトオ、ヤマジャコ、ヤマソ、ヤマトバイ、ヤマトハエ、ヤマバイ、ヤマフト、ヤマンボ、ヤマンボウ |
膨大な数の方言があるが、これらのすべてが石川県と愛知県を東限としている。とりもなおさず東日本には分布していなかった証だが、最近は稚アユの放流に混じって関東地方などへも移入され、定着している。
従来は1種とされていたカワムツだが、近年A、Bの2種が確認され、A型は日本固有種で、中部以西の本州、四国の瀬戸内海側、九州北部に分布。B型はこれに加えて朝鮮半島西岸にまで分布している。
いずれも最大20cmに達するが、生まれたときの胸ビレと腹ビレの前縁の色および棲息域などで識別。Aのヒレは桃色で、河川中、下流域の淵や砂底のほか、砂泥底がある平野部池沼の中、表層に棲息。Bは薄黄色のヒレで、砂底や砂礫底がある河川上、中流域の中、表層に棲息する。
産卵は6月から7月で、地域によって若干前後することもある。春から晩秋にかけてが釣りの最盛期を迎える。とはいっても本種を専門に狙って釣ることは少ないが、オイカワやアマゴ釣りの外道としておもしろいように釣れる。ポイント、釣り方、餌などはオイカワとまったく同じように対応してよい。
ポイント
トロ場や淵などの流れのゆったりしたところがメインだが、オイカワ以上の行動力があるのでこのほか瀬や落ち込みなど、さまざまなところがポイントとなる。
釣り方
ウキ釣りは3.5~6cmくらいのウキを使い、頭部が3mm程度出るよう調節。チョンとアタリがあったらそこでアワセる。瀬釣りではチョンチョンとウキを動かして誘い、スウーッとアタリが出たところでアワセる。毛バリ釣りは絡まないよう流心に投入した仕掛けが張ってから、竿先を回して水流に乗せるのがコツだ。
エサ
ミミズ、サシ、アカムシ、ウドン、ネリエサなどさまざまなものを食う。
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