Acanthogobius flavimannus
スズキ目ハゼ科
北海道南部以南の内海、河口から、潮の影響を受ける汽水域に生息。底が泥になったような場所を好み、ゴカイ類、小魚などを食べている。産卵は冬、6月下旬ころには5〜6cmに成長し、浅場や汽水域に群れをなしてのっこんでくる。本格的なシーズンは8月頃からで、この時期は河口から結構、川を昇ってきている。大きな群れでいるから、1尾釣れれば次々と釣れる。しかし、10月頃からしだいに沖の深場に落ちていくようになり、12月頃水深10mくらいのいわゆるケタのハゼ釣りでシーズンが終わる。
群れさえいる場所なら難しいテクニックは必要ない。しいて言えば餌が常に底付近にあることが重要。底から浮き上がっている餌は食いが悪くなるからだ。手返しを早くすれば一日に数百尾釣ることも可能。ただ、ハゼはハリを飲み込みやすいので、魚を釣っているよりハリ外しに手間がかかることがある。餌はゴカイが一番。
ポイント
底が泥の場所で、内海の防波堤や河口。8月後半になると水深1mくらいの浅場 でも釣れはじめる。
釣り方
潮の時間帯を読んでおくこと。上げ潮の時はハゼも岸近くにやってくるが、引き潮になるとポイントが遠くなる。
エサ
ゴカイだが、弱りやすい餌なので水を時折取り替えたり、予備のものはクーラーに入れておくこと。
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