ダイワキスマスターズ 吉野テスターインタビュー

10月19日・20日にわたり開催された第4回ダイワキスマスターズ全国決勝大会。

この大会にダイワのテスターを務めている吉野海洋テスターと川口友輝郎テスターが出場しました。

この御両名の試合結果は11月9日の投魂物語ブログでご確認いただけます。さらに、今年を振り返り、来年を見据える彼らの気持ちを感じていただくため、2回に分け、インタビュー内容をご紹介します。

 

この投稿では吉野テスターとのインタビュー内容をお送りいたします。

 

ーまず、試合当日の状況はどう見ていましたか?当日のコンディションは下見した時より悪くなっていたようでしたが。
 下見は木曜日と金曜日二日間しましたが、下見の段階では明らかに前情報の通り、上げ潮よりも下げ潮が良かったですね。
 しかし今回の大会は上げ潮の時間に開催と分かっていたので、木曜日はあまり下見を気にせず、魚の居場所よりもサイズ感をリサーチすべく下見をしていました。
 金曜日は朝一から下げなので、大会の時間に合わせて、下見しました。やはり上がり切ってしまうと喰いがしぶく、たまに連で来る程度でした。


ー直前の状況を踏まえて、事前の準備からどんな調整をして当日に臨みましたか?
 泣いても笑っても金曜が最後の下見。ここでの情報から、サイズ、距離、仕掛け、エサ、ポイントを最終調整していきました。流れる時に魚がつくイメージだったので、糸も普段あまり使用しないサーフセンサー8ブレイドの一号を巻いて、次の日へ臨みました。太い方が潮に乗り流れるからです。

ー1回戦。総括するとどんな戦いでしたか?
 大会当日、やはり想像通りに渋く、1投目から素針。でもその場所では下見の時、型のいいサイズが回ってきていました。いつかは回ってくるだろうと思い、変化が一番きついその場所へ入り、待ちスタイルで、挑みました。

 するとすぐに2連で良型が釣れ、とりあえず魚がいる事を確認、しかしながら当たり方から明らかに渋い、その後も同じポイントを攻めましたが、シグナルなし。
 遠くに座を構えていた神崎選手は単発ながら釣っていたのを見て、ここで少し作戦変更。釣り歩きに変えました。

 朝一で始めた場所を休ませるため、そのスポットには入られたくなかった。ルール上、相手選手との釣り座は竿4本分保たないといけない条件。そのため、神崎選手が投げると移動。神崎選手が巻き上げると、元のポイントまでの距離を詰めて、ポイントを維持しつつ広くエリアを使用しました。残りわずか2〜3分の時に神崎選手に2匹大きなキスがかかり、この時点で、1匹は負けた形になっていました。もちろん重量もやばそうでした。

 ここで、当たりは出るが、乗らず。試合時間残りわずか1分。

 最後の一手として、大胆に巻き上げて同じポイントに投入、残り30秒あたりで、かなりいい当たりが入り、連で釣りたかったので、ベールを起こして魚に主導権を与えました。ホイッスルが鳴り、丁寧に巻き上げると良型のキスが三連追加、思わず心の中でよーっしと叫んでいました。




ー2回戦はかなり辛い戦いでしたね。
 2試合目は、結果的に負けましたが、ここが一番の勝負ところだと試合の最中も分かっていました。負けたのは悔しいですが、心残りは一つもありません。

 なぜかと言うと、自分の思う仕掛け、自分の思うポイント、細かいところまで追求して、攻め続けた結果魚に出会えなかったためで、ある意味諦めもつきました。振り返ってみれば、ポイントらしいポイントがなく、どこも浅く、厳しいエリアでしたし。

ー3回戦、他のどの選手よりも多く釣り上げていました。どんな状況で、どうやって攻めていたのですか?

 3試合目は時合がどんどん満ちいてきたため、さらに厳しくなると思っていました。この中で潮がなるべくはけている場所を選び開始し、1、2投目は素針でしたが、その後ポイントを掴んで、すぐに良型3連をゲット。

 しかし僕の狙っていたポイントは0.5色以内のプールとよく呼ばれるポイントでした。魚は釣れていましたが、フロートシンカーTG27を使用していたため、流れすぎて、エリアの境界に入ってしまいそうでした。このままだと仕掛けがエリア外へ出て失格になると思い。ある程度流せて、なおかつそのスピードを調整できるトップガンの33号へチェンジし、さらに魚を追加。試合の途中から流れが止まり、魚も喰わなくなったため、木オモリの22号へチェンジ、ある程度また仕掛けが動くようになり、魚を追加できました。

 このパターンを繰り返して、流れたら重くし、流れなくなったら軽くし、を繰り返して釣っていました。

ー使用タックルとその選択の理由を教えてください。

 ロッドはマスタライズキス35-405

 この竿を選んだ理由はなんと言ってもスーパメタルトップが搭載されているため、当たりがでやすく、竿のバランスも本当に良く軽いことです。
 豊富なラインナップの中から35号を選んだのは、硬い方が当たりが出やすく、遠投も効くから。さらに、荒れた時に流れ藻や漂流物とおまつりになっても穂先負けしないのが理由でした。

 リールはトーナメントサーフ45標準。

 下見の時は釣果が2キロ超えの時もあったため、ハイギアを使うと回収が少し重くなることと、遠投場がなかったことから、ハイギアは選択しから外しました。
ローギアと標準で凄く悩みましたが、スピードのアップダウンを繰り返す釣りになるだろうと思って、標準を選びました。

シンカー
タングステンフロートシンカー25.27.30.
トップガン30.33
木オモリ22.28.
近場の釣りが多かった為、ポイントをなるべくつぶさないように着水音の小さいTGタイプをメインに使いました。


サーフセンサー8ブレイド1号、0.4.0.5
強度面ではすごく信頼できる8ブレイドなので、迷いなくこのラインを選べました。信頼できる相棒です。

ー全体の総括と来シーズンの抱負をお願いします。
 今年は負けて終わった形となって終わりましたが、僕の心の中ではもうすでに2020年の戦いはもう始まっています。
また一年間努力して、自分に足りないものを探して、必ずあの場所へ再び挑みたいと思います。

投げに対する熱い思いは誰にも負けない吉野テスター。

来年も今年に負けない活躍をしてくれることでしょう。今後も彼の活躍は要注目です。

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