隔週刊つり情報「タックルナビ」と連動した大塚的沖釣り攻略法4回目のターゲットは、ライトッタックルで狙う東京湾のビシアジ(LTアジ)、イシモチ、そしてカサゴの3種目。いずれも釣趣に富んだ、人気の沖釣りライトゲームをピックアップし、釣果を伸ばすためのいくつかのキーポイントを解説する。
LTアジ
●タックル●
ロッド
LTアジに使用するロッドは長さ2m前後で、胴がしっかりとした7:3調子のゲームタイプ。コマセビシは40号サイズが基本となるので、パワー的にはやや強め(~60号)のモデルがマッチしよう。
ダイワの沖釣りLTシリーズの中では、今年デビューしたスーパーメタルトップ仕様のフラッグシップロッド「極鋭ゲーム73 MH-195」が我がイチオシ。LTアジのみならず、60号コマセビシを用いたイサキ釣りやLTアマダイなど色々なターゲットに適応するマルチな一本でもある。
リール
軽量、且つコンパクトクラスの小型両軸受リール。ラインはPE系の1.5号を巻いておく。
ダイワのリールラインナップでは、100~150番サイズであれば全ての機種がこの釣りには使えるが、カウンター付きで釣りを進めやすい「It's ICV 150W」を個人的には推しておく。
●仕掛け●
“LT”の名の通り、仕掛けはノーマルなアジのビシ釣り用仕掛けをコンパクトにしたものを使用する。まず片テンは30~35cmサイズでこれにセットするイワシミンチ用のアンドンビシは小型の40号。ハリスはフロロカーボン系の1.5号で、長さは1.5m前後伸ばしておく。速潮日並は2mとやや長めにすることもある。ハリはムツの9~10号を用い、チモトには小型の夜光玉をセットすると効果的。
●付けエサ●
5、6mm角にカットしたイカを食紅で染めた、いわゆるイカの豆タン、またはアオイソメがビシアジ釣りの基本エサ。豆タンはチョン掛け、アオイソメは1cmほどにカットし、通し刺しで装餌する。この釣りでのエサの役目はコマセのイミテーションだが、長く使って消耗したら付け直すこと。
●攻略法●
仕掛け投入
ハリスは短めなので、投入はビシとハリス一緒で良いが、ビシがハリスに乗らないよう、気を付けて沈めること。
底ダチとタナ取り
コマセビシが海底に着いたらラインのイトフケを巻き取り、しっかりと底ダチを切る。タナは通常の潮の速さでハリス全長分が目安。1.5m長のハリスでは1.5mとなる。
コマセワーク
アジはコマセに寄る魚なので、海中に煙幕状態を作れるよう、ロッドで強めに撒き出すのがキーポイント。コマセ振りの位置はハリス長マイナス50cmとタナでの2回、またはタナで一回行う。これでハリ(エサ)は海中のコマセの中へ入り、それをアジがコマセと共に吸い込むという仕組みだ。ライト仕様ではビシが小型なので、コマセの効力は長続きしないため、手返しが重要。魚信が出なかったらすぐに仕掛けを回収し、コマセを詰めて再投入へと進むように。

ロッド:極鋭ゲーム73 MH-195
リール:It's ICV 150W
ライン:タフロンZ α
イシモチ釣り
●タックル●
ロッド
長さ1.8m前後で、穂持ちから穂先にかけて柔軟な7:3調子の沖釣りゲームロッドが好適。使用シンカーは20~30号ゆえ、パワーランクはミドル(~40号)クラスがフィットする。
ダイワのゲームロッドからは「極鋭ゲーム73 M-175」を筆頭に「リーディング73 M-200」などここの釣りにピッタリなモデルが数々ある。話題の小継タイプの「Aブリッツモバイル」のMシリーズを使っても面白いだろう。
リール
軽量小型の両軸受リールを使用し、ラインはPE系の1~1.5号をセットしておく。
ダイワのリールシリーズの中で大塚が愛用している機種は「スマック100H」。
●仕掛け●
ミキイト3号、エダス2号の2本バリがイシモチ仕掛けの基本型で、シンカーは20~30号を使用する。ハリは掛かった後外れにくい、ムツや丸セイゴのネムリを使い、長めのハリスが有利な魚なので長さは35~40cmとやや長くしておくと良い。もし魚が浮き、上バリに掛かりやすい時はハリ数を3本に増やすのも一手だろう。
●付けエサ●
エサはアオイソメ。7~8cmにカットした一匹チョン掛け、または4~5cm長の2本をチョン掛けで装餌する。
●攻略法●
タナ取り
比較的底付近でヒットする魚なので、タナはシンカーが軽く海底を叩く位置をキープして魚信を待つ。
魚信からアワセ
シグナルはクリアに出るものの、ハリ掛かりまで多少時間がかかるイシモチゆえ、ロッドが強く叩かれるまで食い込みを待つこと。

リール:スマック100H
カサゴ釣り
●タックル●
カサゴ釣りのタックルはイシモチ釣りに共通するが、先調子ロッドがお好みならば「極鋭ゲーム82M-175」をお奨めしておく。
●仕掛け●
ミキイト3号、エダス2号の2本バリを使用する。エダスの長さは20~25cmで、ハリは丸セイゴの12、ないし13号を結んでおく。
●付けエサ●
エサはサバなどの切り身。4~5cmにカットしてチョン掛けで装餌する。
●攻略法●
タナ取り
タナはベタ底。シンカーが軽く海底を叩く位置をキープするが、ポイントは岩礁など起伏に富んでいるので、底ダチの取り直しは短いインターバルで重ねること。
魚信からアワセ
カサゴのシグナルが伝わったら、軽くロッドでハリ掛かりを確認すれば良いが、食い込みが悪い時はひと呼吸待ってから聞いてみると良い。

ロッド:極鋭ゲーム82M-175
| 金沢漁港 健一丸 TEL:045-783-2825 |

