"俺我"にこだわる一竿一様。個性際立つ3つのオレガ登場!オレガ口太-57/尾長-55/別誂口太50

釣りとはこだわりの遊び。1尾の魚を釣り上げるという目的は同じでも、そこへ至るまでのプロセスは人それぞれです。どのように食わせるか、どのように取り込むか。そんな強いこだわりのひとつひとつが、「オレガ」というブランドを生み出したのです。 

 

 

 

 

 

 

独自の道を歩む孤高のブランド

オレガシリーズのコンセプトとは?

 

 ダイワ磯ロッドの最高峰・トーナメント、前衛的スペックのエキスパートモデル・DXR、基本性能を高めた中核モデル・メガディス……。ダイワ磯ロッドのラインナップにはそれぞれの位置づけがありますが、この中でも特異ともいえるブランドが「オレガ」です。そもそもオレガとはどのようなブランドなのでしょうか。

 ダイワ磯ロッドのラインナップの多くは細かく号数が設定されており、現代のウキフカセ釣法にくまなく対応できる布陣を敷いています。しかしオレガはアイテムを絞り込んだうえで、それぞれに地域的、あるいは釣法的な指向を反映させたマニアックなスペックを与えていることが最大の特徴といえます。その独自性については、その歴史を振り返ってみるとよくわかります。

 オレガシリーズの先陣を切ってデビューしたのが「オレガ一徹」と「オレガ剛徹」。これだけを見れば現行の「F調子」「T調子」と同じように思えますが、前者の一徹は四国の釣りにフォーカスした極先調子、後者の剛徹は離島の本流釣りなどで大物をブリ上げることも可能な遠征仕様と、特定の釣りに寄った専門性の高いアイテムでした。

 その後にリリースされた追加アイテムも個性的。「オレガ一徹KS」「同KS-V」は軽い仕掛けの操作性に特化したモデル。「オレガJIGURO」は九州エリアのフィネスな釣りに対応する超繊細な穂先を備えており、深場や磯際での大物狙いに対応する「オレガ一徹TS-V」、ロング仕掛けを意のままに操る「オレガ一徹LS-V」など、トーナメントやDXRには組み込みにくいこだわりのアイテムが次々にリリースされました。その他、遠征での超大型尾長や回遊魚に対応する「オレガ剛徹MS-Vモンスタースペシャル」、北陸や東北の大型真鯛狙いに主眼を置いた「オレガ真鯛-V」など、どれもが専門色の強いスペシャルモデルです。

 この「一竿一様」の強烈な個性こそがオレガシリーズの特徴であり、コンセプトともいえるものです。この流れを受け、新たなる“俺我”として今秋デビューしたのが「オレガ口太-57」「オレガ尾長-55」「オレガ別誂口太50」の3本です。

 

 

 

 

 

 

一新されたNEWオレガ

それぞれに込められた数々のこだわり。

 

 長さだけを見ても5.7m、5.5m、5mと他にはない構成です。なぜこの長さなのか、既存のロッドと何が違うのか、アイテムごとにご説明しましょう。

 

オレガ口太-57

 5.7mという長さは「オレガ一徹LS-V」から継承するものですが、LS(=ロング仕掛け)というサブネームのとおり、ハリスを3ヒロ以上取った長い仕掛けに対応することが第一のコンセプトです。しかし、5.7m口太スペシャルをデビュー当初から監修する丹羽正テスターの意図は他にもあるのです。ひとつは長く張り出した「ハエ根をかわすため」。もうひとつは、道糸を出せない場所でも「タメきるため」です。

 竿は長いほど、つまり曲がる部分が多いほど豊かな弾力を生み出します。道糸を出さずにタメるには長竿ほど有利といえますが、6m、6.3mにまでなると持ち重りもそれなりで、取り回し面ではある程度犠牲になる部分があります。この弾力と操作性を両立させるという意味で辿り着いたベストレングスが5.7mでした。

 5.7mという長さは「オレガ一徹LS-V」から「DXRメガチューン」「同メタルチューン」へと引き継がれましたが、今回の「オレガ口太-57」は、3〜4番節がかなりマイルドに設定されています。これにより曲がりの入りがよりスムーズになり、曲がりの支点がギクシャクせず竿尻まで綺麗に抜けるようになりました。体感上は少しやわらかく感じるかもしれませんが、5.7mのブランクスをフルに曲げ込むため、粘り強さがアップしています。

 根ズレの回避能力が高く、ここ一番でのタメが利く。これが「オレガ口太-57」のアドバンテージ。ハエ根がきつい場所はもちろん、足場の高い場所でも活躍します。また、穂先の位置を遠くに置けるので、本流釣りなどで仕掛けが潮スジから外れにくいことも特筆点です。

 

オレガ尾長-55

 尾長スペシャルの5.5mは、口太-57と同じく大型の走りを止め、タメ切るための長さです。尾長用ロッドは口太用よりもパワーと強度を持たせる必要があるため、どうしても肉厚になります。弾力と操作性の双方を活かす長さを模索した結果、口太スペシャルよりも20cm短い5.5mに落ち着きました。この長さはタメが利くだけでなく、離島の磯特有の高い足場からでも楽に道糸をさばけます。

 今回の「オレガ尾長-55」は、沖でも磯際でも力勝負ができること。そして日中の釣りはもちろん、九州などの地域で盛んな夜釣りでも1本の竿でカバーできることの2点をこだわって開発しました。5.5mのアイテムは「DXRメガチューン」にも存在しましたが、調子はそこから一歩パワー寄りにシフトしています。

 足場の悪い場所、夜釣りの暗い場所ではフットワークが制限され、無理な体勢でロッドを操作しなければならない場面も少なくありません。こんなとき頼りになるのが「オレガ尾長-55」。技だけでは獲れない魚をねじ伏せる「剛の竿」です。

 

オレガ別誂口太50

 真新しさという意味では、今年デビューした3本の中ではこの「オレガ別誂口太50」が一番でしょう。5mという長さは珍しくありませんが、「オレガ別誂口太50」は通常よりも節が1本少ない4本継という構造を採り入れているからです。

 振り出し竿は太い節の中に細い節を納める関係で、ブランクスの径に制限があります。4本継のメリットは、節の数が1本少なくなることでブランクスを細くできる点にあります。細身&肉厚のブランクスから絞り出されるパワーや粘りは別次元。もともと取り回しの軽い5mに振り抜き抵抗の小さい細身ブランクスが合わされば、どれだけ楽に仕掛けを操作できるかは容易に想像できるでしょう。5.3mの竿に比べると30cm短いのですが、取り回しが軽いぶん操作が楽に片手で行えるため、腕を伸ばすだけでも30cmのハンディは克服できるのではとさえ思わせてくれます。

 最終的なテストを行った鵜澤政則テスターも振り抜けのよさや優れた操作性を実感し、粘りやパワーは5本継とまったくの別モノと評価しています。

 

 

 「オレガ口太-57」と「オレガ尾長-55」はタメが利くセミロングロッド。足下からハエ根が張り出している場所や足場の高い釣り座で威力を発揮します。

 「オレガ別誂口太50」は取り回しの軽さが真骨頂。4本継の細身&肉厚ブランクスから絞り出されるパワーは別次元です。

 

 

 

全身に投入された

先進のテクノロジー。

 

 新生オレガシリーズには、数々のテクノロジーが投入されています。素材は低樹脂高密度カーボンSVF。ESS設計やV-ジョイントX45といった強化構造はトーナメントシリーズとまったく同じです。その他の仕様は以下の通りです。

 

メガトップ

 オレガシリーズには高強度&高感度のカーボンソリッド穂先「メガトップ」を採用。長尺アイテム2本&機動力重視の5mというアイテム構成にあって、持ち重りを軽減してくれるメガトップのと相性はバッチリです。

 

●「AGS」ガイド(口太-57、別誂口太50のみ)

 カーボンフレームを採用したダイワのオリジナルガイドを口太用の2モデルに配しています。メガトップとの相乗効果で持ち重りの軽減に貢献。感度にも優れ、振り抜き直後のブレも速やかに収束します。

 

●オリジナルパイプシート

 リールシートは手の平への収まりがよく、リールのガタ付きが少ないオリジナルパイプシートが付きます。

 

●高耐久撥水スーパーコート

 ブランクスの表面には、撥水効果が高くラインがベタ付かない特殊コーティングを施しました(口太-57、尾長-55は1〜4番節、別誂口太は1〜3番節)。

 

ICガード

 ブランクスの表面に縦方向のI状、周方向にC状と2つの突起を設け、雨や飛沫によるラインのベタ付きを軽減しています(口太-57、尾長-55の3番節は周方向のみ、別誂口太は3番節のみ)。

 

●滑り止め付きエンドグリップ

 エンドグリップはセパレートタイプを採用。ホールド性の高いEVA素材によりヒジがズレにくく、安定したロッドワークが可能です。

 

 

 

 SVFカーボンのブランクスはESSにより最適なパワー配分にて設計されています。V-ジョイントとX45で各部を補強し、節の継ぎ目の変形やネジレを最少に抑えています。

  ダイワ独自のテクノロジーであるカーボンフレームガイド「AGS」は、口太-57と別誂口太-50の1〜2番節に配されています。

  リールシートはオリジナルパイプシートを採用。不快なガタ付きを抑え、手の平への収まりも良好です。

 ブランクスの表面には高耐久撥水スーパーコートを施し、道糸のベタ付きを大幅に軽減。

 ダイワ磯ロッドに随時投入しているICガード。高耐久撥水スーパーコートとの相乗効果でラインメンディングを快適に行えます。

 セパレート式の滑り止め付きエンドグリップ部。ホールド性が高く、スポーティな外観に仕上がっています。

2016年3月

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