「銀狼王牙」「銀狼」に続く第三の銀狼としてダイワ黒鯛(チヌ)ロッドの裾野を固める『銀狼 冴』。現代の黒鯛(チヌ)釣法にくまなく対応するワイドなラインナップに、4.5mのショートアイテムと5.7mのロングアイテムが追加リリースされました。

 

 

実釣で冴える強靱な粘りと腰。

「銀狼 冴」に4.5m&5.7mを追加!

 

 こだわりの黒鯛(チヌ)専用のブランドが『銀狼』。シリーズの中核となるスタンダードモデル『銀狼』にはじまり、シリーズのフラッグシップ『銀狼王牙AGS』、そして第三の銀狼としてシリーズの裾野を固めるのが『銀狼 冴』です。

 『銀狼 冴』は発売から1年ほど経過した現在、コストパフォーマンスの高い本格的黒鯛(チヌ)ロッドとして市場で高評価を得てきました。一般的なミドルクラスに位置づけされるアイテムながら細部までこだわった作りが、ビギナーからベテランまで幅広く支持されている理由なのかもしれません。

 『銀狼王牙AGS』はトーナメントシリーズにも匹敵するスペックを備えたダイワ黒鯛(チヌ)ロッドのフラッグシップモデル。中核モデルの 『銀狼』はシャープでありながら曲げ込むほどに粘る伝統的な黒鯛(チヌ)調子が特徴です。『銀狼 冴』はブランクスの過度な反発力を抑え、細身に仕上げたことで、掛けた黒鯛(チヌ)を暴れさせず、じっくりと引きを味わいながら浮かせる絶妙な調子が自慢です。

 そんな『銀狼 冴』に、この冬、新たに4.5mのショートアイテムと5.7mのロングアイテムが加わりました。それぞれの特性と使いどころを説明する前に、『銀狼 冴』に投入されたテクノロジーをおさらいしてみましょう。

 

X45

 ±45°の斜行繊維カーボンシートでブランクスのネジレを防ぐ補強構造です。黒鯛(チヌ)竿のような細身の軟調ロッドほどネジレが生じやすいもの。X45で各部を強化することによって、しなやかでありながら重い仕掛けをキャストしても軌道がブレません。

 

●メガトップ

 高感度&高強度のカーボンソリッド穂先・メガトップを全アイテムに採用。細径で柔軟、ハイテーパーが特徴で、カーボン穂先特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上した。これにより穂先先端部がキュッと曲がるため、「アタリ」の 情報を自分の目でダイレクトに確認でき、沈め探り釣りや全遊動釣法においても精度の高い攻めが可能です。

 

V-ジョイント

 節の継ぎ目に生じる剪断変形を抑えるダイワ独自の強化構造です。X45との相乗効果で、しなやかな調子が穂先から元竿まで途切れません。

 

●チタンフレームIMガイド(穂先〜2番固定ガイド)

 優れたライン放出性能を誇る楕円SiCリングを配したチタンフレームIMガイドを、1〜2番節の固定ガイドに搭載しています。軽量のチタンガイドは持ち重りを軽減し、穂先の感度としなやかさを最大限に引き出します。

 

 ブランクス素材はHVFカーボン。『銀狼王牙AGS』に採用しているSVFカーボンよりも樹脂量が多い素材ですが、余分な反発力を抑えたマイルドな調子を作りやすい素材です。こんな特性を活かして粘りとしなやかさを高めたロッド、これこそが『銀狼 冴』なのです。

 では、次からは新アイテムについて詳しくご説明しましょう。

 

 『銀狼 冴』に追加された1号-45と1号-57。これまでの黒鯛(チヌ)の不足を補う短竿と長竿です。

ブランクスの剛性を補い、不快なネジレを抑える「X45」。ネジレやすい軟竿だからこそ剛性が必要です。

穂先は軽量で高剛性の「メガトップ」を全アイテムに採用。ちょっとしたラインテンションの変化を自分の目でダイレクトに確認できます。

節の継ぎ目部分はV-ジョイントで補強。しなやかな調子が穂先から元竿まで途切れません。

1〜2番節の固定ガイドまでは優れたライン放出性能を誇る楕円SiCリングを配したチタンフレームIMガイドを搭載しています。

リールシートは軽量のトーナメントホールドシートを採用。シンプルですがリールのホールド力は良好です。

グリップエンドにはヒジがズレにくい滑り止め加工を施しました。

3〜4番節には縦方向と周方向に突起を設けてラインのベタ付きを防ぐICガードを採用しています(3番節は周方向のみ)。

 

 

軽さと機動力が光る

銀狼 冴1号-45

 

  『銀狼 冴1号-45』は、銀狼シリーズで最も短い4.5mのショートロッドです。その特徴の最たるものは何と言っても「軽さ」です。自重は100gを切る98g。尺が短いぶん持ち重りが軽減されるので、一般的な長さの5.3mと比較すると、体感上はさらに軽く感じるはずです。腕力のない女性や子供でも楽に取り回すことができます。

 4.5mという長さから3ヒロ以上の長ハリスを使う釣りでは扱いにくい部分もありますが、たとえば秋のカイズシーズンなど2ヒロ未満の浅場を狙うようなときや、黒鯛(チヌ)が浅ダナまで浮いてエサを食うときなどハリスを長く取る必要がない状況では、短竿の機動力が存分に発揮されるでしょう。短竿は感度の面でも長竿よりはるかに有利です。

 また、当サイトのコラム「磯釣行記」の2017年1月アップ分でもご紹介しているとおり、背後に崖や木々が迫っていてバックスペースが狭い場所などでは、コンパクトに振り切れる短竿が役立ちます。

 長ハリスが多用される昨今の黒鯛(チヌ)釣りにおいて、4.5mというショートロッドはメインを張るロッドにはなりにくいアイテムですが、サブとして持ち歩くには心強い1本になってくれるはずです。

 

バックスペースが狭い釣り座ではコンパクトに振り切れる短竿が活躍します。

11.長竿のようなストロークはありませんが、左右へ竿を切り返すアグレッシブなやり取りを楽しめます。

 

 

強靱な粘りでタメ切る

銀狼 冴1号-57

 

 「長竿釣法」は、近年ダイワが提案する攻略スタイルのひとつ。一時は重いという一点で隅に追いやられた長竿ですが、魚がスレてタナが深くなったことや、長ハリスで自然に付けエサを落とす、あるいは障害物をかわして獲りにくい魚を獲るといった攻めが脚光を浴びるにつれ、長竿が再び注目されるようになりました。その一環としてデビューしたのが『銀狼 冴1号-57』です。銀狼シリーズでは『銀狼王牙1.2号-57』に続くロングアイテムになります。

 長竿の利点は、何と言っても障害物の回避性能です。足下からハエ根が張り出している場所、底根が荒い場所では、ロッドワークなどのテクニックで魚を取り込むことはできますが、釣り場環境によってはそれにも限界があります。このような場所では物理的に優位に立つことが最も手っ取り早いといえます。その手段のひとつが「長竿」。長竿は左右に寝かせるだけで容易に根をかわすことが可能です。

 それともうひとつ、足場の高い場所では穂先を海面に近づけることができるので、道糸が受ける風の抵抗を最小限に抑えることができます。強風下において取り回しだけを考えるなら短竿が有利ですが、的確なライン操作を考慮すると長竿に軍配が上がります。「強風だからこそ長竿」。こんな解釈がようやく定着してきました。

 これ以外にも、長ハリスを使えるので自然に付けエサを落とせる。節が長い、つまりクッション部分が長いことから細ハリスを使うことができ、タメも効きやすい、といったメリットがあります。

 長短のロッドを使い分けることで、様々な釣り場環境に対応することが可能になります。 『銀狼 冴1号-45』と 『銀狼 冴1号-57』は、釣りの精度を高め、黒鯛(チヌ)釣りの楽しさをより引き出してくれるロッドといえるでしょう。

 

足下も障害物を楽に買わせるのが長竿の魅力。取り込みにくい魚には、長さという物理的な手段で対抗するのが最も効果があります。

長竿は遠心力を利用して軽い仕掛けを遠投することが可能です。

 

快適な釣りをサポートする脇役として無視できないのが、ロッドケースやクールバッグといったトランスポートアイテム。ヒシャクやコマセミキサーといった長物から、ガン玉、ウキといった小物まで、様々なアイテムを持ち歩くウキフカセ釣りにあって、バッグ類の機能にこだわる釣り人が増えつつある現在の風潮も頷けるというものです。今回は今秋デビューしたばかりの高機能ロッドケースとクールバッグをご紹介しましょう!

 

 

機能的に優れた

トランスポートギアとは?

 

 竿を1本担いで近所の堤防へ出掛けるのであれば、運搬アイテムは不要でしょう。しかし、ある程度の距離を移動するのであれば、予備も含めた複数本のロッドとヒシャクなどの長物アイテムをまとめるロッドケースと、ウキやハリス、リールなどの小物を収めるバッグが不可欠。渡船を利用して沖磯へ渡る場合などは、荷物をコンパクトにまとめておかないと渡礁時や撤収時にもたついて、ほかの釣り人に迷惑を掛けてしまいます。

 ただ竿をまとめるだけならば昔ながらの布袋で十分ですし、タックルもビニール袋に入れる程度でも移動中に散らばることはありません。しかし、これでは高価な道具にキズがついてしまいますし、ときに荷物を投げ渡すこともある渡船利用時は、岩にぶつけたときなどに収納物が破損してしまうことも考えられます。

 大切なタックルを機能的にまとめたうえで保護するためには、収納力はもちろんのこと、耐衝撃性能に優れた運搬アイテムが必要です。また、収納物が増えると重量もかなりのものになるため、バッグ類は極力軽くあってほしいもの。以上の点を考慮すると、「強い」「軽い」「よく入る」の3つが、バッグ類の3大要素といえるでしょう。

 しかし、これらの3点を満たしているだけでは優れたトランスポートギアとはいえません。快適な釣りを目指すのであれば、足場が悪い磯の上でも必要なものを必要なときに取り出せる「扱いやすさ」も重要です。最近では現場で竿を伸ばすだけで釣りを始められるよう、あらかじめ仕掛けをセットしておく釣り人が増えました。競技会では異なる仕掛けをセットした2本の竿をロッドケースに収める人も少なくありません。

 バッグ周りもまたしかり。釣りの途中で予備の小物が必要になった場合、たったハリス1巻でもバッグの奥に入れてしまっていると、竿で片手がふさがった状態でこれを取り出すのはなかなか面倒です。頻繁に出し入れするものは取り出しやすい位置にあるポケットへ、あまり出番のない道具やウエアなどのかさばるものは容量の大きいメインスペースへと分類しておくと、現場での立ち回りがスムーズになるだけでなく、どこへ何を入れたかわからなくなったり、忘れ物をするなどといったことも減ることでしょう。

 基本性能を高め、扱いやすさにこだわったトランスポートアイテム「プロバイザーロッドケース R (B)」と「プロバイザークールバッグ(B)」が、この秋に発売となりました。次からはその特徴について詳しくご説明しましょう。

 

 

軽さと機動力で釣り人をサポートする

プロバイザーロッドケース

 

 「プロバイザーロッドケース R (B)」は、保護性を考慮しつつ大幅な軽量化を目指したロッドケースです。立体成型の本体は全周面にハードボードを内蔵し、剛性を高めたうえで大幅な軽量化を実現。余分な出っ張りがない本体は岩などに引っ掛かりにくく、ファスナー部に強化ボードを内蔵することで不快な変形を抑えました。開閉部は塩噛みしにくい大型ファスナーを採用。衝撃が掛かりやすい底部には保護性が高いハードボトムカップを配し、大切なロッド類をガッチリと保護します。

 メインの収納部は内蔵セパレーター付き。段差収納システムにより、リールをセットした2本のロッドを傷付けることなく収納することが可能です。また、小物収納ポケット、インターラインワイヤーポケットを内部に配置することで、散らばりやすい小物をコンパクトに収められます。

 3D形状の大型ポケットは、75cmのロングヒシャクや60cmの四つ折り玉枠が余裕で収まり、立体的に成型することでスマートな見た目硫黄の収納空間を確保しました。

 グリップホール、大型パッド付きショルダーベルトにより、揺れる渡船上での受け渡しもスムーズに行えます。

 軽く丈夫で、機動力溢れる「プロバイザーロッドケース R (B)」は、近場から遠征、一秒を争う競技会まで活躍してくれることでしょう。

 

プロバイザーロッドケース135R(B) レッド

ファスナーは塩噛みしにくい大型を採用。開閉により傷みやすい箇所ながら、強化ボードを内蔵することで不快な変形を抑えました

立体成型の本体は全周面にハードボードを内蔵。3D形状のサイドポケットはヒシャクなどの長尺アイテムも余裕で収まり、見た目以上の収納空間を確保しました。

底部には保護性が高いハードボトムカップを配し、大切なロッド類を衝撃から守ります。

メインの収納部は内蔵セパレーター付き。ロッド同士が擦れにくく、キズが付きにくい構造になっています。

段差収納システムにより、リールをセットした2本のロッドを収納することが可能です。

小物収納ポケットはグローブや偏光グラスなど小さなアイテムを収めるのに便利。インターラインワイヤーポケットを内部に配置しました。

グリップホール、大型パッド付きショルダーベルトにより、渡船上での受け渡しもスムーズに行えます。

 

 

タフさと収納力が光る

プロバイザークールバッグ

 

 「プロバイザークールバッグ(B)」は、タックルの保護性と収納力にこだわったアイテムです。衝撃に強いハードインナーを配し、中ブタに収納部を設けた2室構造のメインスペースに加え、外部にも3つの収納ポケットを配置。高い収納力を確保したうえで収納効率もアップさせています。外部ポケットの1つは糸クズや小さなゴミをサッと入れられるスリット入りです。

 上ブタは小物を置いても落ちにくく、雨や飛沫が内部に入りにくいハード成型のかぶせブタ仕様。デリケートなタックル&小物類を衝撃と水から守ります。底部は滑り止めパッド付きで、磯の上での据わりも良好です。

 ブーメラン型厚肉パッドは肩への負担を軽減し、ずり落ちにくい構造。スリット付きホールドシステムにてショルダーベルトを固定すれば、濡れた場所においてもベルトが汚れません。

 運搬性と収納性に、タフさと機動力が加わった「プロバイザークールバッグ(B)」。タックルの最前線基地としてお役立てください。

 

プロバイザークールバッグ28(B) レッド

メインスペースにはハードインナーを配し、タックルを衝撃から保護します。

中蓋にも収納部を設け、すぐに取り出したい小物を収めたり、濡れ物や汚れ物を分けて持ち運ぶことが可能です。

小物を分別するのに便利な外部ポケットは3箇所。写真右側のサイドポケットは糸クズや小さなゴミをサッと入れられるスリット入りです。

ハード成型のかぶせ式上ブタは雨や飛沫が内部に入りにくく、小物が落ちにくい形状になっています。

底部は滑り止めパッド付き。斜めになった足場でも据わりは良好です。

ブーメラン型厚肉パッドはスリット付き。ハンドベルトを通して固定すると地面に付かず、肩パッドが汚れません。

かつては選択肢の1つとして存在感を示していた長竿。しかし、競技会を中心に発展してきた先端釣法の影響か、どちらかといえば取り回しのよい短めの竿が好まれているようです。今回は長竿にスポットを当て、そのメリットと活用法を考えてみましょう。

 

 

近年における

長竿の立ち位置を考える。

 

 磯竿は数ある釣り竿の中でも、ある意味特殊な竿です釣りを広く見渡してみると、ルアーや投げ釣りなど「投げて引く釣り」か、船釣りのように「下へ垂らす釣り」が大半。投入した仕掛けを「流す釣り」は、フライやテンカラなどごく一部です。とりわけ高い足場から竿を出すことが多く、ハリスを長く取った仕掛けを用いる磯釣りでは、他の釣りよりも長い竿が生まれ、発展してきました。

  磯竿の原点は竹竿にあります。フカセ釣り発祥の地として知られる阿波徳島では、布袋竹(五三竹)に針金製のガイドを打ち込んだものが使用されていました。 長さは15尺(約4.5m)が標準。当時はまだメジナ(グレ)がスレておらず浅ダナで食ったため、ハリスを長く取る必要がなかったのもありますが、重い竹 竿ではそれ以上長くすると振っていられなかったのかもしれません。

 竿の長さに変化が表れたのは、素材が軽いグラスファイバーに変わってから。さらに軽いカーボンがロッド素材の主流になってからは18尺(約5.4m)が長さの主流となり、やがて21尺(約6.3m)以上の長竿も一般に出回るようになりました。

 長竿の愛用者が増えた理由は、ただ竿が軽くなったからだけではありません。千葉県の房総半島で6.3mクラスの長竿を使う人が多かったのは、房総特有の浅場で荒い根をかわしながら大型メジナ(グレ)を取り込むためでした。

 南紀潮岬の長竿釣法も同じ理由で発展したものですが、尾長が多いこのエリアにあって、長竿はハリスを長く取れるというメリットも認識されていたようです。太郎と花子と呼ばれる大型尾長で沸き立った頃は、玉の柄を継ぎ足した8mクラスの竿を使う人もおり、その伝統は今でも息づいています。

  九州では「連玉」と呼ばれる固定の多段ウキ仕掛けが多用されていました。これは関東でいうシモリウキの発展形ともいえる仕掛けで、仕掛けのなじみ具合やエ サの有無がわかりやすいという利点がありましたが、ウキを固定する関係で6.3mクラスの長竿が好まれていたようです。

 そして現在、5.4mから5.3mに標準の長さが落ち着きましたが、それ以上の長竿を積極的に使う人は少なくなったように思います。その理由は多々考えられますが、ひとつは利き腕に竿、もう片方の手でコマセを撒く「左右分担」というスタイルが定着したように、まず竿には片腕で扱える軽さが求められるようになった点。さらに遊動仕掛けが主流となり、全遊動や沈め釣りなどハリスを長く取らなくても深ダナを攻められる釣法が編み出されたことも影響していると考えられます。

 しかしダイワは、これまでに数多くの長竿を世に送り出してきました。その理由は、長竿でないと成し得ない釣りが存在するからです。長竿のメリットとは何か。次からじっくりとご説明しましょう。

 

大きな曲がりとストロークが長竿の証し。長竿には多くのメリットがあり、これでしか成し得ない世界があります。

 

 

こんなにある

長竿のメリット!

 

 重い、取り回しにくいなど、ネガティブなイメージもある長竿ですが、短竿にはない魅力がたくさんあります。長竿が持つ代表的なメリットは次のようになります。

 

①ハエ根や海中の障害物をかわしやすい

尺の長さを生かし、足下から張り出すハエ根やテトラ、海中の障害物をかわして魚を誘導できます。これは昔から言われている長竿の効能です。

 

②強風に強い

足場が高い場所では道糸が風に食われにくく、安定して仕掛けを流すことができます。竿が長いと風を受けて疲れるという声もありますが、あえて強風時に長竿を使うメリットもあります。

 

③タメが効く

ブランクスをクッション材と考えた場合、単純に節の数が多い長竿はクッション部分が多く、短竿ではラインを出して対処しなければならない場面でも、長竿だとタメきれるケースが少なくありません。特に根が荒い場所で生きてくる利点です。

 

④細いハリスを使える

節の数が多い長竿は曲がる部分、つまり弾力を生む部分が多いことから、同号数であれば長い竿ほど細いハリスを使えます。

 

⑤ハリスを長く取れる

竿が長いほどハリスを長く取ることができます。特に寒の時期など、付けエサを自然に落としたいときに有利です。

 

海中の障害物をかわしやすいのが長竿最大のメリット。グッとタメているだけで魚が根負けすることもあります。

穂先を海面に近づけることで道糸に受ける風の抵抗を軽減できる長竿は、強風時の頼もしい味方です

長竿は弾力を生み出すセクションが長いぶんタメが効き、細いハリスを使えます

穂先の位置が変わると仕掛けの流しやすさも変わります。竿が長いと道糸の修正も楽々

 

 

武器として使う

長竿積極活用のススメ

 

 以上のように、長竿には多くのメリットがあります不要に長い竿を使う必要はありませんが、数々の利点を武器として攻めに反映できるのであれば、この長さを活用しない手はないでしょう。

 現在の磯竿ラインナップでは「オレガ」「大島」の2機種に、黒鯛(チヌ)竿では「銀狼王牙AGS」に5.5m以上のアイテムがあり、今後も随時長尺アイテムを加えていく予定です。

 このなかでも「大島」は1.5号-57、2号-63T、3号-63Tと3アイテムの長竿を取り揃えています。このうち2号-63T3号-63Tはテレガイドを配した遠投仕様ですが、1番節にはIMガイドを搭載し、フカセ釣りにも対応するマルチアイテム。大物狙いでぜひ活用していただきたいスペシャル仕様です。

 

「大島2号-63T」はカゴ釣りとフカセ釣りの双方に対応するマルチアイテム

「大島2号-63T」の1番節には軽量で糸絡みの少ないIMガイドが搭載されています。

ブランクスの必要箇所をX45で補強長竿にありがちなネジレを可能な限り排除しました。

リールシートは軽量の板シートを採用装着するリールを選びません。

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