ポイントの遠近にかかわらず、コマセと付けエサを完全に同調させることが可能なのが「カゴ釣り」。重いカゴをキャストし、大型魚と限界ギリギリのやり取りを強いられるこの釣りにおいて、リールはやはりタフであってほしいもの。今回は12年の歳月を経てリニューアルデビューを果たした、新たなる「トーナメントISO遠投」のご紹介です!

 

 

遠投リールに求められる

機能とはどんなものか。

 

 深みに潜む大型真鯛、沖の潮スジでナブラを立てる大型回遊魚……。フカセ釣りではまず攻めきれない深ダナや沖のポイントを攻めるときは、まさにカゴ釣りの独壇場といえます。カゴ釣りはコマセをたっぷり詰めたカゴをキャストし続け、150m、200mと流した仕掛けを回収する釣り。ターゲットとなる魚は10kg、ときに20kgを超える大物です。タックル、特にリールは耐久性と剛性を兼ね備えたものが必要になります。

 しかし、いくら頑丈なリールであっても、重くては使用に耐えません。カゴ釣りは仕掛けを潮に乗せ、ときに150m以上も流す釣りです。その間は道糸をこまめにメンディングし、仕掛けを回収したら再びコマセをカゴに詰めます。上級者になれば竿を置かず、流れるような動作で次の投入に移ります。カゴ釣りのタックルはある程度ゴツくなるのは致し方ないところですが、常に手持ちで一連の動作をこなすとなると、やはり軽いものであることに超したことはありません。

 また、一投ごとにカゴにコマセを詰めるカゴ釣りは、オキアミの汁などでリールが汚れやすい釣りです。これ以外にも巻き取った道糸から散る海水や波飛沫を被るなど、遠投リールは常に過酷な状況下で使用することになります。どんなに精密なギアも、汚れや海水が浸入して錆び付いてしまうと本来の性能を発揮できません。カゴ釣り用の遠投リールは、タフでパワフル、そして軽量でありながら、耐水性に優れたものでなければならないのです。

 そんな理想を現実のものとしたのが、この6月に発売されたNEW「トーナメントISO遠投」です。

 

 

 

 

最新テクノロジーで磨かれた

NEWトーナメントISO遠投!

 

 前モデルから12年の月日を経て生まれ変わったNEW「トーナメントISO遠投」。その間、ダイワのリールテクノロジーは飛躍的に進化し、新たなるトーナメントISO遠投にも先進の技術がふんだんに盛り込まれています。NEW「トーナメントISO遠投」でこだわったのは「軽さ」「回転の滑らかさ」「耐久性」の3点。具体的に前モデルから何が大きく変わったのか。主な変更点をご紹介しましょう。

 

マグシールド

 ボディとメインシャフトの隙間に磁性オイルの壁を作ることで、海水や異物の侵入をシャットアウトするダイワ独自の防水・防塵テクノロジーです。コマセの汁や海水がボディ内部へ入りにくく、軽く滑らかな初期回転性能を長きにわたって維持します。

 

●マグシールドボールベアリング

 塩によって固着しやすいラインローラー部には、ボールベアリングそのものをマグシールド化した「マグシールドボールベアリング」を搭載しています。防水性、耐久性が向上し、回転性能が長期間継続するので、太いナイロンラインを使用してもヨレが掛かりにくく、大型魚とのパワーファイトを不安なく行うことができます。

 

ZAIONボディ

 ボディ素材は前モデルのエアメタルから、ZAIONに変更されています。高剛性かつ軽量で、アルミマシンカットデジギアとの相乗効果で軽快な巻き心地を獲得しました。疲労が軽減され、抵抗が大きいカゴ釣り仕掛けを楽に回収できます。・

 

●ATD

 設定値に忠実な最新のドラグシステム「ATD」を採用しています。カゴ釣りでの使用を前提とし、専用のセッティングを施しました。不意に大物が食っても“出すぎず、止めすぎず”で、魚の引きに対してクイックかつスムーズにラインを送り出せます。

 

NEW「トーナメントISO遠投」に満を持してマグシールドを搭載。波飛沫を浴び、コマセの汁で濡れても、ボディ内部への異物の侵入をシャットアウトします

ラインローラー部にはマグシールドボールベアリングが組み込まれています。塩噛みによる固着を防ぎ、滑らかな巻き取りが長期間続きます。

ボディは高剛性&軽量のZAION製。耐久性と剛性がアップしながら前モデルから10gもの軽量化に成功。取り回しが軽くなりました。

 

ZAIONのボディ内にはアルミ製マシンカットデジギアが収まります。高剛性ボディとマシンカットギアの相乗効果が滑らかな巻き心地を生み出し、リーリングがグッと安定しました。

ドラグは設定値に忠実なATDを搭載。魚の引きに対してクイックかつスムーズに反応し、やり取りに集中できます。

 

実釣で際立つ

充実のスペック!

 

(本文3)

 「マグシールド」「ZAION」ボディ「ATD」の3点が前モデルからの大きく進化した部分ですが、これら以外にも新たな機構が搭載されています。

 

●35mmストロークスプール

 スプールのストロークは遠投性能にこだわった35mm。「プロカーゴ遠投」や「ウインドキャスト」など、ドラグ付き35mmストロークと互換性があり、手持ちのスプールが無駄になりません。

※ドラグ無しのサーフ系リールには装着できません

 

●スプール先端径アップ

 スプールエッジ形状を最新バージョンへ変更し、先端径が従来の64mmから67mmに大きくなりました。ラインの巻きグセが付きにくく、トラブルも低減されています。

 

●アルミマシンカットデジギア

 メインギアはアルミ製マシンカットのデジギアを採用。ZAIONボディとのコンビネーションにより、剛性感のある滑らかな巻き心地を実現しています。

 

●2種類のギア比

 4500番と5000番は手返しを重視したギア比4.1のハイギヤ仕様。ノブはSタイプを採用しています。5500番と6000番はパワフルな巻き上げが可能なギア比3.5のトルクフル仕様。ノブはLタイプが配されます。

 

●90mmアルミマシンカットハンドル

 ハンドルは巻取り時の安定感に優れる90mmアルミマシンカットタイプを採用。パワフルかつスムーズな巻き上げで、大物が相手でも余裕を持ってやり取りすることが可能です。

 

 NEW「トーナメントISO遠投」は、重いなど従来のカゴ釣りタックルのイメージを払拭してくれるはず。夏から秋にかけては回遊魚が疾走し、晩秋は真鯛が竿をへし曲げてくれます。NEW「トーナメントISO遠投」で、ワンランク上のカゴ釣りをお楽しみください!

 

 

スプールは遠投性能に長けた35mmストロークを採用。「プロカーゴ遠投」「ウインドキャスト」などのドラグ付き遠投リールとの互換性があります。

NEW「トーナメントISO遠投」には2種類のギア比を設定。手返しを重視される4500番と5000番は4.1のハイギヤ仕様、パワフルな巻き上げが要求される5500番と6000番は3.5のトルクフル仕様になります。

ハンドルは前モデルより5mm長い90mmアルミマシンカットタイプを採用しました。高剛性ボディと強化されたギアと相まって、剛性感溢れる安定した巻き上げが可能になりました。

 

黒鯛(チヌ)の乗っ込みが一段落し、夏磯へ向けてのカウントダウンが始まりました。連休を過ぎた頃から本格化するのが石物。本格的なシーズンを前に、イシダイ竿の傑作として語り継がれる「剛心竿」が、最新のテクノロジーで磨かれてリニューアルデビューしました。

 

 

「二刀流」と「長刀」が

先鋭のテクノロジーで磨かれた。

 

 イシダイ。それは磯釣りというカテゴリーの中でも孤高と呼ぶべきターゲットです。堂々とした魚体、精悍な顔つき、そして剛竿を軋ませるような強い引きは、古くから磯釣り師の心を魅了してきました。

 イシダイは上物狙いのオキアミにも食ってくる魚です。50cm前後の中型までであれば、メジナ(グレ)用の細い仕掛けでも十分に取り込めます。しかしこれが楽しいかと聞けば、底物師ならずとも多くの釣り師が「NO!」と答えるでしょう。なぜなら、イシダイ釣りには独自の様式と釣趣があり、相応のタックルで狙うからこそ、その醍醐味を味わえるのです。

 また本来の石物釣りは、中小型を数狙う釣りではありません。70cm、ともすれば80cmを超えるような大物を夢見て、1日に数度も訪れないアタリを待つ釣りです。竿もイシダイがエサをかじる微妙なアタリを表現しつつ、スムーズに食い込む繊細な穂先を備え、食い込めばイシダイの硬い口周りにハリ先を打ち抜き、一気に底を切って浮かせるパワーを併せ持つものが必要になります。

 イシダイ釣りには、九州〜関西エリアで盛んな南方宙釣りに代表される手持ち竿の釣りと、関東で主流の遠投置き竿のスタイルの、大きく分けて2つの流れがあり、竿に求められる要素も大きく異なります。前者は持ち重りを抑え、掛け合わせのレスポンスに優れた短尺竿、後者は舞い込みのアタリを豊かに表現する調子と、腰ダメで一気に寄せるパワーが必要です。手持ちの釣り、置き竿の釣り、それぞれに求められる要素を真摯に追求して生まれたこだわりの竿が、初代の「別誂 剛心竿」でした。

 手持ちの釣りに特化した「剛心竿 武蔵」は5mの先鋭先調子。潮や釣り場、釣法に応じてセレクトできる2本の穂先を備えた二刀流で、あらゆる状況下で安定したパフォーマンスを発揮する竿でした。

 置き竿の釣りを見据えた「剛心竿 小次郎」は、食い込みを追求した3本半継の5.7m中硬調本調子。長尺がもたらすパワーと遠投性能は、遠方のポイントも難なく攻略することができました。

 イシダイ釣りは、柔と剛が融合する竹竿の愛用者が今でも多い釣りです。伝統的な竹製の和竿の感性を現代のテクノロジーで再現した初代「別誂 剛心竿」は多くの釣り人に支持され、銘竿として語り継がれています。

 そんな剛心竿が、さらなる進化を遂げてリニューアルを果たしました。「二刀流・武蔵」「長刀・小次郎」という基本コンセプトを踏襲しつつ、新たなるテクノロジーで各部がバージョンアップしています。

 ブランクスのパワー分布を解析し、歪みのない美しい曲がりを実現する「ESS設計」、曲げ込んでも形状の安定性と高い復元力をもたらす3軸繊維構造「3DX」、ブランクスのネジレを抑え、投入の正確性とパワーを向上させる「X45」が新たに盛り込まれたテクノロジーです。素材はカーボン繊維間の樹脂をナノメートルオーダーで混合した「HVFナノプラス」を採用し、ブランクスのさらなる高強度化と軽量化に成功しています。その他、節の合わせ目に生じる剪断変形を押さえる「Vジョイント」も搭載。銘竿の名に恥じないスペックを備えています。

 次からは二代目「剛心竿 武蔵」と「剛心竿 小次郎」の詳細についてご説明しましょう。

 

「二刀流・武蔵」「長刀・小次郎」という基本コンセプトを継承しつつ、新たなるテクノロジーで各部を磨いたのが「剛心竿 二代目」です。

素材に「HVFナノプラス」を採用し、「3DX」「X45」「Vジョイント」といったダイワ独自のテクノロジーがふんだんに盛り込まれています。

 ブランクスは「ESS」にて設計。歪みのない美しい曲がりで記録級の大物もスムーズに浮かせます。

 

 

 

手持ちの釣りに特化した

「剛心竿 武蔵」

 

 「剛心竿 武蔵」は、南方宙釣りなどの手持ち竿による釣りに特化したこだわりのアイテムです。5mの短尺がもたらす軽さと感度は、イシダイのアタリを繊細に感じ取り、常に先手を取る“攻めの釣り”を展開できます。4本継の先鋭硬調子は、釣り人のテクニックをリニアに反映し、イシダイとの駆け引きをとことん楽しめます。

 「剛心竿 武蔵」のコンセプトである二刀流は二代目も継承。ただし、初代は2本の穂先を備えていたのに対し、二代目はより調子に変化をもたせるために、2本の穂持を標準装備しました。潮流や天候、エサの種類、水深、狙うサイズによって、2つの調子をセレクトできます。標準穂持(全長5m)は、潮が速いときや大物狙いに向くやや硬調、替え穂持(全長4.95m)は潮流が比較的ゆるいときや、食い渋り時に微妙な誘いかけるときに向く軟調の穂持ちになります。

 石突は持ち重りを軽減するバランサーの役目も担う新型を採用しています。腹に当てても痛くないようやや大きめに設計しました。

 

「剛心竿 武蔵」は4本継の先鋭先調子。調子に変化を持たせるために2本の穂持をご用意しました。手持ちの釣りに特化した攻めの短尺ロッドです。

標準穂持は潮が速いときや大物狙いに向くやや硬調、替え穂持は潮流が比較的ゆるいときや、食い渋り時に向く軟調です。

穂先は視認性に優れたオレンジカラーを採用。魚がエサをついばむ微妙なアタリをとらえます。

リールシートはダウンロック式のスクリュータイプ。大型両軸リールをしっかりホールドします。

石突は手持ち時の操作性を考慮した新設計の木目調石突を配しました。尻手環はコンパクトな首振りタイプを採用しています。

 

 

美しい舞い込みにこだわった

「剛心竿 小次郎」

 

 「剛心竿 小次郎」は、置き竿の釣りにこだわったアイテムです。遠方で食わせた際の微妙なアタリを察知し、美しい舞い込みをゆったりと目で楽しむことができます。

 3本半継の長尺中硬調本調子は、豊かな弾力とヌケのよさを発揮。穂先から元竿まで曲がりがスムーズに抜け、沖で食わせた大物の引きを粘り強い胴でじっくりと矯め、楽に寄せてくることが可能。その調子はパワーと楽しさが同居しています。

 「剛心竿 小次郎」には、竿を長刀に見立てたサヤを標準装備。大切な穂先を保護するとともに、誇り高き底物師の所有欲も満たします。

 石突は腹に当ててのやり取りを想定した新設計の大型タイプを採用。操作性をサポートして長尺でありながら軽快なロッドワークを実現し、イシダイの強い引きを楽しめます。

 

「剛心竿 小次郎」は置き竿の釣りにこだわった長尺ロッド。美しい舞い込みと粘り強さを堪能できる3本半継の中硬調本調子です。「剛心竿 武蔵」「剛心竿 小次郎」ともに、連結式の上栓を標準装備。

元竿に継ぐ構造の鞘には穂先が収まります。「長刀・小次郎」のみの専用設計です。

穂先は「剛心竿 武蔵」と同様にオレンジカラーを採用。微妙な前アタリから本アタリまでを鮮やかに表現します。

リールシートも「剛心竿 武蔵」と同様のダウンロック式。ゴールドの装飾が高級感を引き立てます。

石突は腹に当てても痛くない新設計の木目調大型タイプ。尻手環は頑強な扇形固定式を採用しています。

「剛心竿 武蔵」「剛心竿 小次郎」ともに、和の味わいとモダンな風合いが融合した深みのある塗装で仕上げています。

2016年秋、「細・軽・靱」という新コンセプトのもと4年ぶりとなるモデルチェンジを果たした新「TOURNAMENT ISO AGS」。鮮烈なデビューから約半年が経った今春、このダイワ磯ロッドの最高峰に3つのアイテムが追加になりました。今回はトーナメントが打ち出す新たな「一品一様」のご紹介です!

 

 

「一品一様」のトーナメントに

“新たなるこだわり”

 

 細身で軽く、そして粘り強さとしなやかさを併せ持つ「細・軽・靱」という新コンセプトを掲げてデビューした新『TOURNAMENT ISO AGS」。発売から早、半年が経ようとしています。カーボンソリッドの「メガトップ」を配したスタンダードタイプと、SMT(スーパーメタルトップ)を搭載した競技タイプ、2つの仕様で構成されるラインナップは「一品一様」。アイテム個々の用途や使用状況を踏まえ、それぞれが独自の設計によって組み上げられています。

 まさに個性の集合体ともいえる「TOURNAMENT ISO AGS」に、この春、新たなアイテムが3モデル加わりました。これから新アイテムを紹介させていただくわけですが、その前に新「TOURNAMENT ISO AGS」の基本的な仕様についておさらいしてみましょう。

 先述したように、新「TOURNAMENT ISO AGS」の基本コンセプトは「細・軽・靱」というブランクス構想にあります。かつて“トーナメント調子”と呼ばれたものは「細・軽・ピン」。細身で軽く、シャープな調子が伝統的に受け継がれてきました。しかし時代は移り変わり、張りのある竿で魚の動きを封じていくやり取りから、竿の粘りで魚の引きをいなすことで大物を釣り上げるスタイルが主流になりました。

 曲がりが魚の引きに追従し、竿を矯めたぶんだけ起き上がってくる粘りを有していること。大きく曲がり込むことで魚を怒らせず取り込みが早くなるうえ、細ハリスでも大物が取り込めるようになる。そんな、しなやかでありながら粘り強い調子を目指したのが新「TOURNAMENT ISO AGS」です。

 新「TOURNAMENT ISO AGS」で初めて魚を掛けた人のなかには、スッと胴に入ってくる曲がりに驚くかもしれません。しかし、ここからが新「TOURNAMENT ISO AGS」の真骨頂。曲げても曲げても弾力を失わず、グッと矯め込んでいるだけでスーッと魚が浮いてくるのです。この不思議なフィーリングは「硬い竿=パワーがある」という認識が間違いであることを教えてくれるはずです。

 「SVFナノプラス」素材を用いた新設計のブランクスを、ダイワは「粘靱ブランクス」と名付けました。しなやかさと粘り強さ、この相反する要素が両立したブランクスは細ハリスで大型を取り込めるだけでなく、身体への負担が小さいため、より少ない腕の力で素早く魚を浮かせることが可能です。

 風切り抵抗の小さい細身のブランクスは振り込みを楽に行え、軽さは腕への負担を軽減し、操作性を向上させます。持ち重りの小ささはダイワが独自に開発したカーボンフレームガイド「AGS」の恩恵です。軽量のAGSは穂先のレスポンスや感度の向上にも貢献しています。

 新「TOURNAMENT ISO AGS」は、魚を獲ることに重点を置いたダイワ渾身の一竿です。そこに加わった3つのアイテム。次からはそれぞれの特徴と使いどころをご説明しましょう。

 

今春追加発売となった「TOURNAMENT ISO AGS 1号-53」「同1.75号-50」「同2号-50」。一品一様の設計思想を受け継いだ「獲るための竿」です。

大きく曲がり込むことで魚を怒らせず、細ハリスでも大物が取り込めるのが新「TOURNAMENT ISO AGS」です。しなやかでありながら粘り強い調子を目指しました。

ブランクス素材は「SVFナノプラス」を採用。パワーの向上、軽量&細身化に貢献しています。

 

 

粘靱ブランクスがフィネスを変える!

「TOURNAMENT ISO AGS 1号-53」

 

 最初にご紹介するのは、ラインナップ中で最もライトな「TOURNAMENT ISO AGS 1号-53」。口太狙いでは1.25号や1.5号を好んで使う人が目立ちますが、同じ口太でも中小型が中心の釣り場や、黒鯛(チヌ)と口太が混在する場所、大型の黒鯛(チヌ)が釣れるフィールドなどでは1号が活躍します。

 ときとして1〜1.2号といった細いハリスを結ぶこともある1号竿なので、ハリスに負担を掛けない柔軟な調子であることは確かです。しかし、「軟らかい竿=弱い竿」でないことは、ここまで新「TOURNAMENT ISO AGS」を知った方なら容易に察しが付くでしょう。

 曲がりながらも粘る粘靱ブランクスのポテンシャルは、1号という軟竿だからこそ発揮されるといっても過言ではありません。ただ軟らかいだけの竿では、魚に引っ張り回された挙げ句に根ズレでバラすのがオチですが、新「TOURNAMENT ISO AGS 1号-53」は、グッと曲げ込んでからが本領発揮です。不意に食ってきた大型メジナや50cmオーバーの大型黒鯛(チヌ)でも余裕を持って対処できるはずです。

 

ラインナップ中で最もライトな「TOURNAMENT ISO AGS 1号-53」。口太と黒鯛(チヌ)が混在する釣り場や、年無しクラスの大型黒鯛(チヌ)を狙うときに活躍します。

穂先〜2番節の遊動ガイドまではカーボンフレームのAGSを装備。繊細な穂先の調子を引き出し、感度の向上や持ち重りの軽減にも貢献します

X45」「V-ジョイント」といったダイワ独自のテクノロジーもふんだんに盛り込んでいます。「ESS」設計により重量を抑えつつブランクス全体がムラなくパワーを発揮します。

リールシートはスクリュー式の「トーナメントハンプシート」を採用。リールのガタつきが小さいうえ、美観の向上も付与しています。

エンドグリップは鮎竿や渓流竿で好評を得た新感触の滑り止め加工を施しました。ヒジが滑りにくく、安定したロッドワークが可能になります。

3番節の元部から4番節にかけては、ラインのベタ付きを軽減する「ICガード」を配しています。雨天でも快適に釣りを楽しめます。

 

 

粘りとパワーに操作性をプラス

「TOURNAMENT ISO AGS 1.75号-50&2号-50」

 

 新「TOURNAMENT ISO AGS 1.75号-50」と『同2号-50』は、大型口太や尾長、真鯛を主なターゲットとするパワーロッドのショートバージョンになります。1.75号、2号ともに5.3mの設定がありますが、5mはこれと切り離した独自の設計がなされ、「一品一様」にこだわった造りになっています。

 5.3mより30cm短い5mは、バランスを考慮して2番節はパワーを持たせつつも3番節をやや柔軟にして、竿全体でしっかりと負荷を受け止める設計になっています。こうすることで5mならではの高い操作性を維持しつつ、粘靱ブランクスの粘り強い特性を効果的に調子へ反映しているのです。

 5m竿は、取り回しが軽いこと以外に磯際を攻めやすいという利点があります。1.75号や2号は四国西南部の磯のように、磯際で大型尾長が食ってくるフィールドで威力を発揮します。尾長は口太よりもスピードがあります。一気に竿にくるアタリも多く、ちょっとした対処の遅れがバラシにつながることも少なくありません。こんな近距離線ではやや短めのレングスが活躍します。磯際でエサを食った尾長が一気に突っ込んだとき、5.3mでは伸されてしまうところ、ストロークの短い5mならばしっかり起こすことができ、次の対処に早く移れるのです。もちろん、沖の潮スジで食わせても竿全体で引きをいなす、新たなトーナメント調子が存分に発揮されます。

 新「TOURNAMENT ISO AGS 1.75号-50」と『2号-50』は“攻めの短竿”です。離島遠征のメインロッドとして、近場での夢追いロッドとしてお役立てください。

 

新「TOURNAMENT ISO AGS 1.75号-50」と『同2号-50』はショートタイプのパワーアイテム。大型口太や尾長、真鯛狙いなどにおける主軸ロッドです。

5mは5.3mとは全くの別設計。ダイワが掲げる一品一様のこだわりが凝縮されています。

1.75号、2号ともに5本継で、穂先〜2番節の遊動ガイドまでカーボンフレームのAGSを搭載しています。双方とも軽量&高感度のメガトップ仕様です。

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