2016年ダイワの秋磯カタログには今年も、磯釣りファンには気になるトピックスが満載だ。すでに「TOURNAMENT ISO AGS」のメイキングドキュメンタリーを本コラムで紹介済みだが、その他の製品についても、ダイワフィールドテスター陣により製品を分かりやすく紹介したインプレッション動画がカタログの発行に先がけ公開されている。

 

 

ダイワ 2016 磯 インプレッション動画

 

 今秋は、「TOURNAMENT ISO AGS」がSVFナノプラスやガイドリングをダイワオリジナルのNリングへ換装したAGSを搭載してリニューアルしたほか、トーナメント フローティングベスト&キャップ、シューズがダイヤル操作で簡単フィット可能なDDS(ダイレクトダイヤルシステム)を搭載。また、普及価格帯リールのプレイソ、トライソが前モデルから大幅に軽量化され、ATDを搭載してリニューアルするので、是非とも注目してほしい。その他にも魅力的な商品が満載だ。

リンク 内容
TOURNAMENT ISO AGS 新「TOURNAMENT」をドキュメンタリータッチでご紹介
D.D.S(ダイレクトダイヤルシステム) フィット感をスピーディーに調整できる「D.D.SYSTEM」採用製品をご紹介。
DF-3206 TOURNAMENT バリアテック サイバーフロート D.D.SYSTEM搭載の新型フローティングベストの特徴を田中貴が解説。
TOURNAMENT フィッシングシューズ TM-2800BL D.D.SYSTEM搭載でフィット感抜群の新シューズを山元隆史がインプレッション。
PLAISO/TRISO ZAION搭載で生まれ変わったプレイソ&トライソの魅力を桜井裕がご紹介。
アストロン磯ガンマ 1500 約15倍の耐摩耗性を誇る新道糸の特徴を田中貴が解説
タフロン グレイトZ カスタム EX 結節強力が大幅にアップしたフロロハリスの優位性を田中貴が実釣解説。

 

2016年。ダイワ磯ロッドの最高峰・トーナメントが4年ぶりに生まれ変わります。シビアな状況を打開するため、年々仕掛けが繊細化するなか、魚の引きを受け止め、大物を獲るには竿にどう仕事をさせるのか。新「TOURNAMENT ISO AGS」のコンセプトは、限りなく曖昧な“粘り”を明確にし、現代の釣り、そして仕掛けにベストな粘りを調子に反映させることにありました。

 

 

4年の月日を経て生まれ変わった

新「TOURNAMENT ISO AGS」!

 

 2016年秋、満を持して「TOURNAMENT」が生まれ変わります。新「TOURNAMENT ISO AGS」は前モデルから何が変わったのか。まずはこの点をご説明しましょう。

 前モデルは繊細なF調子とタフなT調子、超高感度のメタル穂先SMT(スーパーメタルトップ)とカーボンソリッドのメガトップの組み合わせで構成される2×2のレギュラーラインナップに、カーボンフレームの軽量ガイドを搭載したAGSモデル3アイテムを合わせた布陣を敷いていました。新「TOURNAMENT ISO AGS」はFとTのカテゴリーを廃し、ガイドもAGSに1本化。メガトップを搭載したアイテムをスタンダードモデル(2号-53HRのみチューブラー穂先)、SMTを配したアイテムを競技モデルとする、シンプルなアイテム構成となります。

 素材は超高密度SVFカーボンから超高密度高強度カーボンSVFナノプラスへとグレードアップしたことで、ブランクスの樹脂の強さが飛躍的に高まっています。また、リールシートも前モデルの板シートからスクリュー式のトーナメントセンサーハンプシートに変更し、手の平へのフィット感とリールのホールド性が向上しています。

 新「TOURNAMENT ISO AGS」は、素材、仕様ともに前モデルから大きく進化しているわけですが、最も大きく変化したのは“調子”にあります。かつての「TOURNAMENT」は、年々繊細になっていく仕掛けや釣り方に呼応すべく、細く、軽く、シャープな「細・軽・ピン」を設計コンセプトとしていました。しかし、張りを強くして操作性を高めた竿は、やり取りにおいてはときとしてシビアなロッド操作を要します。

 魚に強く引かれた際、反発力を保ちながらハリスに掛かる負担を緩和するものは“粘り”です。粘りとは竿の調子を表現する際によく用いられるワードですが、その解釈は人によって様々で、かなり曖昧です。そもそも粘りとは何なのか。これを明確にすることが新「TOURNAMENT ISO AGS」の出発点でした。

 柔らかいだけではなく、トルクがあって魚を浮かせてくれる靱性を備えた粘靱(ねんじん)ブランクスは、百戦錬磨のフィールドテスターとダイワの開発陣がタッグを組んで生み出しました。まもなく発行される秋磯カタログに先がけ、WEBではその様子を動画で公開、随時更新を行います。「細・軽・靱」の新「TOURNAMENT ISO AGS」メイキングドキュメンタリーを是非ご覧ください!

 

メガトップ仕様のスタンダードモデルはゴールド&ブラック、SMT仕様の競技モデルはレッド&ブラックのカラーリングをあしらっています。「TOURNAMENT ISO LBD」とのコーディネートもバッチリです。

新「TOURNAMENT ISO AGS」には超高密度高強度カーボンSVFナノプラス素材を採用。X45V-ジョイントといった先進テクノロジーもふんだんに採り入れています。

新「TOURNAMENT ISO AGS」にはスクリュー式のトーナメントセンサーハンプシートを装備。手の平へのフィット感とリールのホールド性が向上しています。

 

エンドグリップはセパレート風デザインを採り入れました。滑り止め加工を施し、ヒジに当ててのやり取りでも安定したロッドワークを約束。

曲がりながらも復元力と柔軟性を残す粘靱ブランクスが描く円弧。タメの平衡状態をキープする能力に長け、竿全体がアクティブに仕事をします。

テスター陣が一丸となって意見を出し合ったのが新「TOURNAMENT ISO AGS」。より人の感覚に近い竿が完成しました。

感性領域設計システム「ESS」はエキスパートの感性を数値化し、調子作りに反映する設計技術。新「TOURNAMENT ISO AGS」では膨大なデータからベストな調子を導き出しました。

 

穂先の繊細さと感度を際立たせ

糸絡みを軽減するAGSを全アイテムに装備!

 

 粘靱ブランクスと並ぶ新モデルの特徴は、カーボンをガイドフレームに採用し、軽さと感度を向上させた革新的ガイドシステムAGSを全アイテムに採用している点です。ガイドフレームは糸絡みしにくい前傾タイプを採用し、フレームを支える樹脂部(元部)は糸が噛まないよう段差を追放しました。さらに円形リングを採用することでフレームの高さを低く抑え、糸絡みしにくい形状を追求しています。ダイワこだわりのフレーム形状は、不意に発生する糸絡みの際にも、軽く振ることによってラインを逃し、ストレスを軽減してくれます。

 ガイドの重量は持ち重りや感度に大きな影響を及ぼします。特に手元から離れた位置にあるガイドほどその傾向が顕著です。非常に軽いカーボンフレームのAGSは持ち重りを軽減するほか、繊細な穂先の調子を損ねず感度が向上するというメリットがあります。カーボンソリッド穂先はもちろんのこと、SMTとのコンビはダイワ磯ロッド史上最強の高感度システムといえるでしょう。

 新「TOURNAMENT ISO AGS」に搭載される最新の『AGS』は、ガイドリングをSiCからダイワオリジナルのNリングへと換装しています。このNリングがどのようなものかについては、次回に詳しくご説明しましょう。

 

 

 新「TOURNAMENT ISO AGS」には全アイテムにダイワが独自に開発した革新的ガイドシステムAGSを採用しています。

ガイドの重量は持ち重りや感度に大きな影響を及ぼします。軽量のAGSは持ち重りを軽減し、穂先のポテンシャルをフルに引き出します。

 

梅雨が明ければいよいよ夏本番。飲み物や食料の保管や釣果の保冷に、炎天下の釣りではクーラーボックスが必需品です。電車釣行や堤防など、長距離の移動時に便利なキャリーハンドル付きの「シークールキャリー」が、各部を改良してリニューアルデビューしました!

 

 

電車釣行や長距離移動に便利な

キャスター付きクーラーボックス!

 

 アジやシロギスなどの小物から黒鯛(チヌ)、回遊魚まで、釣り物が豊富な季節を迎えました。気温の高い夏場です。おのずとクーラーボックスの出番が増えてきます。

 飲み物や食料、エサの保存から釣果のキープまで活躍するのがクーラーボックスだけに、暑い時期ほど容量の大きいものが必要になります。しかし、大容量になるほど運搬性が低くなるため、たとえば電車などの公共交通機関を使っての釣行や、規模の大きい堤防での釣りなど移動距離の長い釣りにおいては、キャスター付きのハンドキャリーなどを利用する人が多く見られます。

 ただ、移動には便利なハンドキャリーも、重いうえに不要時は邪魔になってしまいます。であるならば、キャスターとクーラーボックスを1つにまとめて運搬性を高めてはどうか。こんな発想から誕生したのが「シークールキャリー」でした。

 クーラー上面の平らなスペースは積載性に優れ、バッカンなどを積み重ねても安定性は抜群。キャスター不要時はハンドルを縮めるとスクエアなクーラーボックスに早変わり。2in1の便利さで人気を博した「シークールキャリー」ですが、今年、各部に改良を加えてリニューアルデビューを果たしました。

 どこがどのように変わったのか。次からじっくりとご説明しましょう。

 

 

丈夫で使いやすくなった

2代目シークールキャリー!

 

 2代目となる「シークールキャリーⅡ」。初代からの変更点は次の通りになります。

 

●六角形キャリーハンドル

 従来の断面が楕円のハンドルから六角形に変更し、横ブレや撓みが大幅に抑えました。ちょっとした段差でバランスを崩すこともなく、スムーズに移動することができます。

 

●ハンドルカバー

 クーラー本体とハンドルの接合部は、段差などにぶつかって傷みやすい部分。「シークールキャリーⅡ」にはここを保護するカバーを装着し、衝撃によるダメージを軽減しています。このカバーは初代のシークールキャリーにも装着可能です。

 

●静音キャスター

 キャスターは回転音の小さい静音タイプに変更。早朝や深夜の出発でも気恥ずかしい思いをすることもありません。

 

●ボトルハンガー

 キャスターハンドルカバー部には小物やビニール袋を取り付けられるハンガーが付いており、別売りのボトルホルダーも装着できます。

 

 このほか、フロントロック部の素材や形状を変更して強度がアップ。また手にしっくりなじむよう、ハンドル中央部の形状を改良しています。

 

ハンドルを伸ばした状態。六角形断面のハンドルは変形に強く、横ブレや撓みが生じにくいのが特徴です。

ハンドルを畳んだ状態。クーラー本体との接合部には保護カバーを装備し、衝撃によるダメージを軽減しています。

キャスターは静音タイプに変更。深夜や早朝の出発でも回転音で周囲に迷惑を掛けません。

ハンドルカバー部にはハンガーを設け、小物やビニール袋のほか、別売りのボトルホルダーを装着することも可能です。

 メインハンドルは手にしっくり合うよう形状を変更。フロントロックの強度もアップしています。

 

 

 

実釣で役立つ

便利機能が満載!

 

 その他の仕様は、基本的に初代を踏襲しています。25リットルの容量は十分以上の保冷スペースを確保しており、45cm級のメジナ(グレ)や黒鯛(チヌ)も魚体を曲げずに収めることができます。

 クーラーボックス本体には別売りの「CPラゲッジネット」を引っ掛けられるフック溝を設けてあり、積載物をしっかりと固定することが可能です。

 内側の段差には「CPスノコトレー」をセットすることができ、この下にコンビニの板氷を収めたうえで、500mlのペットボトルが立てた状態で入ります。また、「プルーフケース/PC-1326」をセットすると、オニギリやパンなど氷から溶け出した水に濡らしたくないものやエサの保管、コマセカゴや使用済みのグローブといった汚れ物を入れておくのに便利です。

 工夫次第でさらに使いやすくなる「シークールキャリーⅡ」。足を使ったアクティブな釣りにお役立ていただきたい自信作です。

 

25リットルの容量は必要かつ十分。45cm級のメジナ(グレ)も魚体を曲げずに収まります。

本体の側面には水抜き栓を配置。不要な水を抜くことで持ち運びが楽になります。

クーラーボックス本体には別売りの「CPラゲッジネット」を引っ掛けられるフック溝を設けてあります。

別売りの「CPショルダーベルト」を装着すれば、上積みした荷物のホールド性がさらに高まります。

内側の段差には「CPスノコトレー」をセットすることができ、この下にコンビニの板氷を収められます。

CPスノコトレー」と「プルーフケース/PC-1326」をセットした状態。オプションアイテムを活用することで、扱いやすさがさらにアップします。

 

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