はじめての釣り入門
DAIWA
23.ヒラメを活きイワシを使った胴突き仕掛けの泳がせ釣りで釣る
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ヒラメはこんな魚

大型は“ザブトン”と呼ばれるヒラメ。最大で全長1m以上、重さ5kgに達する。日中は砂に身体をうずめて、目だけを出して獲物を狙っています。

ポイントはココ

水深20〜60mの砂地や砂礫底、岩礁帯付近に棲息。イワシやアジなどの小魚や大型甲殻類を捕食する。通常は底にいるが、エサを捕食する時は、3m近く水中でジャンプすることもあります。

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爆釣へのアプローチ
使用タックル&仕掛け
画像 8の字結びの箱掛けクリンチノット外掛け結びクリンチノット

ロッドは6:4調子かヒラメ専用が有利です。親バリと孫バリの間隔は、使用するイワシの大きさに合わせます。船宿によって捨て糸の長さが変わるので、出掛ける前に確認すること。船宿の仕掛けを利用するアングラーも多くいます。

エサ&エサ付け

“泳がせ釣り”には活きイワシを使用。大きさは15〜20cmくらいが一般的で、これは船宿が用意してくれます。

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濡らした手で、イワシの目を親指と人差し指で隠すように包み込むと暴れないので、ハリを刺しやすい。

鼻先のへこみの柔らかい部分に親バリの先をあて、一気に刺し抜く。孫バリは背ビレの後ろに刺し込みます。

底から1m前後の位置に元気なイワシを泳がせる

前アタリ(下記参照)からアワセを入れるまでのエサの動きが、リアルに伝わるのでドキドキハラハラ。釣り方自体はシンプルですが、ルアー釣りとはひと味違った釣趣が楽しめるのがヒラメの泳がせ釣りです。

ヒラメが潜む底に元気なイワシを送り込んで釣りはスタート。しかし、ただ単に魚を泳がせていてもアタリはやってきません。この釣りのキーポイントはタナ取り。攻める地形に合わせて、タナを調整していきます。

基本のタナは底から1m前後。マメに底ダチ(底を確認)を取って、この位置をキープ。底から見ているヒラメに、エサを良く見せて誘いましょう。

マメな底ダチ取りが絶妙な誘いを演出

ヒラメはエサとなるイワシを発見すると、ジャンプ一番、食い付いてきます。イワシが元気に泳がないとアピール度が弱くなるので、エサ付けはもちろん、投入も優しく行い、ダメージを与えないようにしましょう。

マメな底ダチ取りは、タナの調整はもちろん、エサとなるイワシを上下に動かすことになる。ヒラメは目の前に落ちてくるものに良く反応する。エサ自体の活きの良さと合わせて誘えば、効果倍増となります。ヒットまでのイメージはイラストの通りです。

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アタリがあってもすぐアワセず、食い込みを待つ
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前アタリが出たらフッキングの準備です。その後、ヒラメは、ガツガツとエサをくわえるようなハッキリしたアタリを出す。でもここでアワセを入れるのはバツ! この時点では、まだエサをくわえているだけで、アワセを入れるとスッポ抜けます。

そのままの姿勢で、道糸のテンションを保ちながら、何度か引き込むアタリを待って、大きく引き込まれてからアワセを入れましょう。