メバルは非常に視力が良く、太いハリスを見破られることもあります。オモリを目立たせないよう黒く塗って使用するアングラーもいるほどです。シログチはイシモチと呼ばれることが多く、グワッと鳴くこともあります。
メバルは根周りや岩礁帯の上や海草周辺に棲息。カサゴは岩礁帯の底。シログチは砂泥地に根が点在するような場所の底付近にいます。
メバルは視力が良いので、小型のビーズや細ハリスを使用。また、根掛かりしやすいのでオモリは10〜20個ほど用意しましょう。 |
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根周りを探るには、胴突き仕掛けが適しているけど、船釣りの場合は、さらにこの釣りが有利となります。なんたって船は、ポイントの真上まで連れて行ってくれるので、ピンポイントの攻撃がより一層できますから。
探りの基本は、堤防同様の“リフト&フォール”となります。ただ単に仕掛けを上下に揺らして、エサを漂わせていても意味はない。なにせ船は潮に流されてポイントから離れていきます。底の地形がどんどん変わるから、マメに底ダチを取って(底を確認する)、底から仕掛けが離れ過ぎないようにしましょう。
マメな底ダチ取りはリフト&フォール同様、絶妙な誘いとなりますので、しっかり行いましょう。
ロックフィッシュの仲間は、そのほとんどが底で活動するが、メバルに限っては習性が異なるので注意です。群れを作り、エサを求めて活発に動き回るので、底だけでなく、数m上まで探りましょう。
砂地はシログチ タナの切り返し以外に、海底をオモリでトントン叩くような誘いも効果的。砂地からイソメ類が砂煙を立てて出てくるようなイメージで誘いましょう。 |
岩礁帯はカサゴ 根掛かりしやすいので、素早いタナの切り返しがポイントとなる。オモリが底に付いたら即、巻き上げて対応しましょう。ファイトをモタモタしていると巣穴に戻られ、でてこなくなるので、こちらも素早く行います。 |
起伏がキビシイ場所には魚が潜んでいることが多い。チャンスと思い、よりマメに根をトレースするつもりで底ダチを取ります。オモリが頻繁に当たる時はカケアガリ。それがなくなったら下がっているので、どんどん落とし込みます。 |