ちょい投げ釣りで美味しい魚をゲット〜!
DAIWA
Chapter3 釣り方
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岸近くといっても、海底には砂場や岩場が点在しています。また、海藻が生えていたり、船が通る深場があったり、とても変化に富んでいます。そういうポイントを幅広く探り、シロギスやカレイ、アイナメなどを狙うのがちょい投げ釣りの魅力です。そのためには仕掛けを遠くへ投げるキャスティングの技術が重要。初心者は基本となる「オーバーヘッドキャスト」にトライ!

どんな大物が釣れるかな!?
マサ
よーし、僕が投げるよ(と言って、すかさずキャスト)。あれ、全然遠くに飛ばないよ。
ひろパパ
今のはロッドの弾力を生かしてないからだよ。ロッドを頭の上に振りかぶって、剣道の「面」みたいに思い切って振るのがコツだよ。
マサ
わかった! 次は思い切って振るよ。
エイコ
あれ〜? 思い切って振っているのに、遠くへ飛ばないんだけど…。
ひろパパ
人差し指から糸を放すタイミングが早いんだ。仕掛けが頭の真上を通過するくらいに人差し指を放すと、うまく飛ぶよ。で、キャストしたら仕掛けをゆっくりと巻いてきて、魚を誘うんだ。
エイコ
あれ、途中でオモリが重くなったみたい。
マサ
なんか、ゴツゴツした手応えだぞ。
ひろパパ
仕掛けのオモリが海底の斜面や岩場に来ると、手応えが違うんだよ。そういうトコロは魚がよく釣れるポイントだから、そこでしばらく待つのがコツだ。
じきに魚が食い付いたら、竿先がプルプルって震えるよ。
マサエイコ
わ〜っ、楽しみ! 早く釣れないかな。
どうやって持つの? さあ、遠くに投げよう! 早く釣れて〜!
ロッドの握り方 しかけの投げ方 魚の誘い方
もっと大物を釣りたいよ〜! 画像
カサゴ、アイナメに挑戦
ちょい投げ釣りのポイントには、近くにテトラポットや岩場があることが多いです。そんなときは片テンビンの替わりに「ブラクリ仕掛け」をセットすれば、岩場に潜むカサゴやアイナメを狙うことが出来ます。根掛かり(ハリが岩などに引っ掛かること)に気をつけて、ゴツゴツした岩の底に仕掛けを上下させて誘います。イソメの替わりに、エビや小魚に似せたソフトルアーを付けてもいいでしょう。
釣り方
仕掛けを底に落としたら、ロッドを細かく上下させてエサを動かします。カサゴやアイナメは岩の奥に潜んでいるので、根掛かりを恐れずに思い切って岩と岩の間に仕掛けを落としてもいいでしょう。魚を食い付くと竿先がガツガツと震えるので、素早くリールを巻いて引き上げます。