ナイトサーフ開幕はサバの切り身をフルキャストしてみた。

 

日中の照込みが厳しくなってきた。

反面、朝夕は涼しくて肌寒くも感じる頃合い。初夏の天候は不安定で、突然、小さな低気圧が出来たり、そこへ強烈な風が吹き込んできたり。毎年の、ナイトサーフを始める頃の季節感だろうか。

 

暮れなずんでいく西の空と山の端。並継キャスティズムをつないで空へかざしてみる。

 

 

サバの切り身を用意してみた。

いわゆる「身エサ」である。サンマやソウダガツオなども知られるが、サバは皮が丈夫でフルキャストに耐えられることが魅力。脂身と肉質感があるので、ナイター使用はウツボの標的にはなりやすい。しかし、身エサは、同時に嗅覚に優れた肉食性の高い魚たち。カサゴ類やハタ類、アナゴ類にもウケがいい。

 

針先を肉側から皮側に通して向きをかえて、今度は皮側から肉側に通してつけるのが一般的。大きな身はこれを繰り返して縫い刺しにする。

 

 

日没直後、打ち返した3投目。

着底して道糸を落ち着かせた直後だった。ククククっと持っていかれる。道糸を少し送り込んだところ、グングングングンと引き込まれた。竿先を立てると確かな手応えが、、、。

 

おそらくはアナゴ。根に潜られないようやや強引に巻き上げる。黄昏に抜き上げたシルエットは、ナガモノでなく、丸い翼のようなものが。堤防に上げて合点がいった。

 

ホウボウ。投げ釣りではシロギスの引き釣り(とくに早朝や夕刻)でお馴染みの魚。ピンギスを呑んでしまい掛かってくることが多い。サバの肉質が夜回りにきたホウボウの食性にピンときたか。

 

灯りを浴びて輝く胸ビレについ見惚れてしまう。(エサを探して)ほうぼうを動くからホウボウ。ナイトサーフはいろんな顔ぶれとの出逢いの夜になる。