1月30日(金)~2月1日(日)にパシフィコ横浜で『ジャパンフィッシングショー2015』が行われ、大盛況の内に幕を閉じました。また、最終日(1日)の13:00~13:30から磯投げコーナーのミニステージで村越テスターによる『キャスティズムで広がる新しい釣りの世界』と題したトークショーが開催され、多くのお客様に足を運んでいただき本当にありがとうございました。


トークショーでは、キャスティズムの歴史から始まり、投げカワハギの釣り方紹介や磯ブッコミで釣れる魚のアタリの違いを映像で紹介するなど、あっという間の30分でした。

今年も昨年同様に、さまざまなところでキャスティズムの可能性をいろいろと探っていきますのでご期待ください。
 

先週の金曜日(1月16日)の19:00~20:00にFM小田原の『BIG FISH』に村越テスターと出演。
 

昨年のキャスティズムの取り組みや世界観といったキャスティズムワールドの紹介、そして1月30日(金)~2月1日(日)にパシフィコ横浜で行われる『ジャパンフィッシングショー2015』の紹介等など。
最終日(1日)の13:00~13:30は磯投げコーナーのミニステージで村越テスターによる『キャスティズムで広がる新しい釣りの世界』と題したトークショーが開催されるが、急遽、私も参加がこの場で決定してしまった。
今年は動画も交えてのトークショーになると思いますので、興味のある方は遊びに来てください。

皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。
 

近所のスーパーマーケット。鮮魚コーナーに立ち寄ると、サンマが目に入った。北海道産サンマは直送されたばかりでピカピカ。冷たい寒流を乗り切るための脂肪を備えてなんとも食欲をそそる。我も我もとお客さんの人気を集めていたが、これを「他の目的」で注視するのは釣り人ぐらいだろう。

 

サンマの身エサ。本当はサバが欲しかったが、あいにく未入荷。しかし、サンマはサバやソウダガツオなどと並んで、エサにする定番的な存在である。サンマも抜群の脂分と発散される臭い。臭味に敏感な魚食性の高い獲物たちを刺激する。

 

 

買い求めたサンマのワタを抜き、三枚に下ろして塩で〆る。下にクッキングペーパーを敷き、水分を滲み出させたら冷蔵庫でひと晩おく。これで身が引き締まり、エサ付けがしやすく身切れも少なくなる。注意点として、塩を振りかけ過ぎたり刷り込んだりしないこと。強塩によって身から皮が剥がれやすくなり、投げ釣りのエサとしての機能を損なう。キャスト時のショックで皮が剥がれてしまっては元も子もない。人間の食べるサンマ同様、適度な塩の〆め具合が釣りエサにも適応のようである。

 

安かったのと無精な性格の故、少々多めに購入して、上記の下処理だけしておく。翌日に使うエサはそのまま冷蔵庫。翌年早々に使う予定の分はラッピングをして冷凍庫で保存。

 

 

用意したサンマを現地で短冊状に切って使う。カットするのにはクッキングバサミが便利。幅を好みにあわせて大小に切っておいてもいい。針づけは縫い刺しでOK。身側から皮側へ針先を出して反転させたら再び身側へ針先を通す。先オモリの胴突き仕掛けで枝ハリスの針はフトコロの広いタイプを選ぶ。身の厚みを確実に貫通させてフトコロに載せていることのできるサイズの針。

 

あわせてスーパーで売られていた生のムキエビも購入した。冷凍技術の発達で、鮮魚コーナーは国内外を問わずいろいろな魚介が揃い、それらは身エサに使える種類も多い。青物、エビ類のほかに、二枚貝、巻貝、付け方を工夫すればいまが旬のカキなども魚の反応はいい。自身の創意と工夫の気持ちをかきたてるスーパーの鮮魚コーナーといえる。

 

では、身エサを使った対象魚にはどんなものが?

 

まず一般的なのは、カサゴ、ソイ、メバルなどの根魚系。アナゴ、ハモ、ウツボ?などのナガモノ系など。続いて小さなヒラメ、暖期間ならコチなどの底生のフラット系。そもそも海水魚はその殆どが魚食性(肉食)ということを鑑みれば、いろいろな魚の食性に訴えかけられるはず。夢のあるブッコミ釣り。

 

 

ところが出かけた日和はあいにくの悪天候。強い南風が吹き、運ばれてくる雲からは時折雨まで落ちてきてポイント変更を余儀なくされる。目論んだポイントとは、すべてが南向きの地磯。黒潮の枝流があたり水深もある。身エサを食む魚の居る(と希望もする)一帯なのだが、とても竿を出せる状況でなく。そこで南からの雨風を背後にできる地磯、堤防、護岸を空模様をうかがいながらランガンする展開に。

 

12月の風になぶられながらも、エサだけはキレイになくなっていく。おそらくはまだ水温が高いので身エサの肉質、匂いに惹かれた小魚たちが集まり、喧噪の海中なのは察しがつく。願わくは、その騒ぎを発見した大型魚が横取りするようなカタチで噛み付いてくれれば‥。季節が冬になると希望的な想像力だけ膨らむのは毎年のこと。

 

アタリを確実に捉えて、掛かってきたのは磯に居るアナハゼの仲間。コロっと体格がよく、頭はどこかカジカのよう。大口なので上顎にガッチリと針掛かりしていた。ハゼ・カジカの類は魚の性格としては好奇心が旺盛で、気性も荒いので、競い合うように身エサへアタックするのだろう。おそらく海中の様子を察するに、身エサがすっかりキレイになくなってしまう時の正体は、アナハゼ、トラギス、小さなフグ、そしてカニなどが主役でなかろうか。

 

 

しばらくすると、なにやらおかしな(違和感のある)感触。なんだか様子がオカシイ。サビいてみると抵抗感があるので巻いてみると今度はヒトデ。手の速さに驚く。カレイ釣りの税金と呼ばれてきたが、身エサにもしっかり反応している。多数の触手はエサの動きを捉え、また臭いの感知に長けていると言われるが、胴突きの仕掛けに浮上してまで食べたのだろうか。

 

ちょっと恐れ入る。脱帽。仕掛けが砂地の多い箇所に入るとヒトデの餌食。こればかりはイソメの釣りと変わらない模様。

 

 

スマホに知人から連絡が入る。知人は近くの護岸でカレイ釣り。そのひと針にこちらの作ったサンマの身エサをつけてくれていたのだが、竿が一気に引きずりこまれたとか。あやうく海中‥。危なかったそう。

 

駆けつけると玉網には大きなアカエイ。太めのカレイ仕掛けなのでなんとか引き寄せることができたが重くて大きい。そしてあたりに漂う強烈な尿素の臭い。キャスティズムTをスケールの目安にさせてもらい写真を撮る。デカイ。

 

そういえば、エイやサメ。軟骨の魚たちにも身エサは好反応のエサ。投げ釣りの沿岸魚では、アカエイ、ドチザメ、磯寄りのネコザメ。どれもが大型で怪力の持ち主たち。冷や汗をかいた知人の顔を眺めてつくづく想う。

 

身エサの投げ釣りで竿を置く場合、QD(クイックドラグ)を緩めることだけは忘れずに。真冬になっても、それぐらいロマンのある身エサの投げ釣り。それらがスーパーで気軽に入手できることが大きな魅力。あ~やめられない。

 

さて、長い間、お付き合い頂いた同ブログですが、来年からは不定期にて更新していきます。今年以上に仕事も忙しくなり、また天気に悩まされ、ますます時間が制約されますが、できる限りタイムリーな情報をお届けしていきますので来年もよろしくお願いします。。

 

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