誰でもできる鮎釣り入門
DAIWA
TRY9 取り込む
ここがキモ TRY9 まず浅場狙いだから強気で引き抜こう
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浮かせたら竿の復元力を利用

ゾクゾクしながらオトリを泳がせていると目印がスーッと走り、ガツーンと手元に手応えが伝わる。待ちに待ったクライマックス。さあ、竿を立てタモを構え豪快に引き抜いて取り込もう。はじめは難しいけれど、落ち着いてゆっくりと川面に鮎を浮かせて竿の復元力をうまく利用して抜けばOKだ。

ダイナミックにフィニッシュ! これが友釣りのクライマックス

鮎が川面に浮いたら右手で竿を上へ突き上げるような感じで鮎を引き抜く。そして素早く左手でタモだけを持ちキャッチする。そして今度はその野鮎をオトリとして使うんだ。

竿の復元力をいかす
GOOD!! BAD
取り込みの基本姿勢。右手で竿尻を持ち、腰からタモを抜いて左手で竿とタモの柄を持つ。こうすると竿が安定して復元力がいかされて引き抜きがしやすい
ビギナーが落ち入りやすいミス。竿尻を持たず竿先の方を持ってしまう。これでは竿の復元力はいかされない。また、タモが気になって片手で竿を持つと安定せず引き抜けても飛んでくるコースが定まらない
Kagoshima なるほど!! ワンポイントアドバイス
「トラブルは近距離で防ぐ」

へっぴり腰でどこまでも鮎についていってはダメ。ビギナーはまず浅場を狙うから、もっと早く竿を立てても大丈夫。掛かり鮎に1秒の余裕を与えると、引き抜きのポイントが数mも遠くなるんだ。取り込みの多くのトラブルは遠距離からの引き抜きで生まれるんだよ。

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速攻鮎キャリーに入れればちょっとした移動に便利

友舟を置いて、ちょっとしたポイント移動をする時はタモ枠に速攻鮎キャリーというバッグみたいになったグッズが便利。浅場の釣りでは重宝するよ。