ロッドテクノロジー
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大きいひずみエネルギー小さい73カーボンクロスを用いた革新的なパーツ固定法。軽く、スリムで、高耐久「CWS」ガイドやリールシートをブランクに固定するダイワ独自の技術。糸(スレッド)ではなく、強固に編みこんだカーボンクロスでパーツを固定することにより、パーツ取り付け部の軽量化を実現。また、このCWSは保持力(ガイド取り付け部のネジレ剛性)や耐久性(耐ひび割れ強度)も向上している。カーボンクロス特有の外観によって、存在感を主張する。AGS高い剛性をもつ『AGS』のカーボンフレーム『AGS』に使用されているカーボンは、チタンの約3倍の高剛性を持つことで、チタンフレームより確実に大きな振動をブランクに伝える。つまり『AGS』は軽量性と高剛性により、フレーム素材としてかつてない高感度を実現。レジンカーボン繊維通常のカーボンシート。カーボン繊維の間に多量のレジンが含まれている。レジン量を減らしてより多くのカーボン繊維を密入し、軽さとパワーを両立させた高密度カーボン。振り抜き後のティップ部振動収束グラフ振り抜き後のティップ部振動収束グラフ『AGS』採用ロッドのティップ部は、振り抜き後の振動収束が、『AGS』採用ロッドのティップ部は、振り抜き後の振動収束が、従来品にくらべ圧倒的に速い。これがブレを無くしラインをスト従来品にくらべ圧倒的に速い。これがブレを無くしラインをストレスなく送り出す正確なキャストと飛距離を実現する。レスなく送り出す正確なキャストと飛距離を実現する。ノーマルカーボン軽量・高感度のエアガイドシステム『AGS』。カーボンフレームの軽量性は飛距離とコントロール性能を向上。チタンと比較し約3倍の剛性をもつカーボンはラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有する。シングルフット、ダブルフットともに更にサイズ・形状のバリエーションが充実。さらに軽量リング「Cリング(コバルト合金)」、「Nリング(シリコナイト)」を搭載した『AGS』が登場。振振りり幅幅HVFカーボンSVFカーボン7.06.05.04.03.02.01.0チタン0.0※表は比弾性率・弾性率を比重量で割ったものHVFより更にレジン量を減らすことで、より多くのカーボン繊維を密入し、軽さ、パワー、細身化を実現。収束時間収束時間比弾性率[106m]カーボン9m(8本継)アユ竿の“タメ性能”を解析した場合ツブレ[一般的なロッド設計方法] 差はほとんど見られないスーパーSVFカーボンSVFより更にレジン量を減らすことで、軽さとパワーを高いレベルで実現し圧倒的なパフォーマンスを発揮。キャスティングやフッキングなどの釣りの基本動作の中で発生するネジレ。DAIWAは長年の研究からネジレ防止の為には「45°」が最適と結論づけた。X45は、パワー・操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造。従来構造(竿先に対して0°、90°)に、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上する。※ネジレに対して最も強い「45°」X構造をネーミングに採用。「Xトルク」は世界共通の商標として「X45」に呼称変更いたしました。【X45(=Xトルク)】従 来 品従 来 品カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う複数種類の樹脂(レジン)を、ナノメートルオーダーで混合する特殊な技術により、樹脂の高性能化・高機能化を実現した東レ(株)ナノアロイ®テクノロジー適応材料を、ダイワ独自の設計手法および製造手法により、機種毎に最適化を行い、ロッドブランクの更なる高強度化・軽量化を可能にした。DAIWAは、ロッドの性能にもっとも影響を与えるカーボンシートにおいて、カーボン繊維そのものの高弾性化は勿論、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う樹脂(レジン)量に対する機能向上に着目。贅肉ともいえるレジンの量を減らし、筋肉となるカーボン繊維の密度を高めることで、より強く、より軽いカーボンシートを開発。これらさまざまな種類のカーボンシートを適材適所に組み合わせ、理想の調子を追求している。竿の曲がり(調子カーブ)竿尻穂先感性領域設計システム『ESS』ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生する。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要なファクターである。DAIWAは、この「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを開発。「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、エキスパートの感性と呼ばれる領域までロッドに反映する事が可能。理想を越える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム『ESS』。節々の硬さ(剛性分布)竿尻穂先曲げZ-SVFカーボン精密にコントロールされたカーボン繊維配列により、S-SVFよりレジン量を減らし更なる軽さ、感度、パワーを発揮。ひずみエネルギー分布(負荷:中)穂先タメが効く竿タメが効かない竿ネジレ[ESS] 正確な差を検出スペシャルZ-SVFカーボンダイワ独自の超高精度ロッド設計・製造テクノロジーのみが可能にした、ダイワ史上究極の軽さ、感度、パワーを実現。穂先〜胴部にかけて差が見られる※グラフの見方…「ひずみエネルギー」のバランス(差)が重要であり、極端に差(急傾斜)があると、後の節にエネルギーが伝わりにくい=後節が性能を発揮しにくい。竿尻X45ESS[エキスパートセンスシミュレーション]NANOPLUSNANOPLUS[ナノプラス][ナノプラス]AGS[エアガイドシステム]CWS[カーボンラッピングシステム]CARBON TECHNOLOGY[カーボンテクノロジー]

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