DAIWA 鮎/渓流 2021
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 今作では、円滑なロッドの曲がりを生み出すため継部の「V-JOINTα」に、本体には『Z-SVFナノプラス』カーボンを採用すると同時にブランクス全体を細身にし、曲がりがさらにスムーズに入るよう抜本的改革に着手した。 やみくもに自重を落としたのではなく、引き性能を追求した結果であり、それが大幅な軽量化につながっているのだ。抜本的改革が、引き性能と軽さを躍進させた。そして曲がるからこそさらにタメが利き、一層の粘りを発揮できるようになった。つまり全体のパワーが活かせるため、ノサれ気味の状態からでも強引に引き抜けるほど進化した。 圧倒的な“引きのエース”という実績にとらわれることなく、思い切った大改造を施したからこそ、競技Aを新たなるステージへ導くことができたのだ。23

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