24Seikai MurakoshiIchiro SatoHiromu Sano僕の場合、記録更新よりも、そこにいる魚に対して自分がいかにして打ち克つかという考えのほうが強いです。魚は毎回釣れる条件が異なります。釣りたい魚に対して攻め方を考え、ヒット後はその魚に対してより的確に対峙し、結果付いてくるものとして魚があり、そして“BREAK YOUR RECORD”があると思います。ロッド、ラインが強くなった。ノットは工夫で強くできる。だがリールは、僕らがどうすることもできない。その中でダイワと共に、3年間テストを繰り返しながらリールを作り込んできた。それが20ソルティガです。かなり理想に近いリールです。ロッド・リール・ラインが、ルアーフィッシングにおいて欠かすことのできない三大要素です。総合メーカーであるダイワ『ソルティガ』ブランドは、それぞれが切磋琢磨を繰りかえし、バランスよく、飛躍的な進化を続けてきました。“より細いラインでより大きな魚を出来る限り短時間で取り込む”というゲームフィッシングの精神に基づいて魚たちと対峙するぼくにしてみれば、20ソルティガリールの飛躍的に向上したドラグ性能は、大きな武器になると思います。安定したドラグ性能があれば、強めのドラグテンションで戦えます。コイツを携え、世界中の海を訪れるのが楽しみでならない。私にとって大型の魚を狙うというのは、冒険。未知なる魚であり、未知なる地ともいえます。それを求め、私は遠征、つまり旅をします。巨大魚と戦うこと。それってワクワクしませんか？ そしてそのために自分を鍛え、道具をセレクトします。最高の状態の自分と、最高の道具。それが完璧に揃って初めて、記録的な魚と同じ土俵に立つことができます。もはや道具は極限まで達していると言っていいでしょう。では、自分の限界はどこなのか。自分はそこまで達することができているのか……？ 最先端の最高の道具を活かすのも殺すのも自分。“BREAK YOUR RECORD”。これは自分との戦いです。大きな魚を相手に最新の道具で楽しむサイズではなく、己に打ち克つこと記録的な魚と対峙するのは自分との戦いアングラーそれぞれの村越正海佐藤偉知郎佐野ヒロム
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