SALTIGA NEW PRODUCT 2020
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耐久性では足りない部分があったた。その後、マグシールドボール■■が搭載されたんだよね。ハ■■を使ったプロトモデルの巻た■■を搭載できれば、それだったこれを何かに応用しよう、となるめると、スタートは前者。10ソルティガからは後者、と言えるね。それが20ソルティガにつながっている。みたいと感じていました。使う側の多様性という問題そうした多様性を織り込んだうえで、20ソルティガの設計テーマとしては、具体的にボディ、ギア、ローターの耐久性向上を課題としました。まず、ボディその方法。ソルティガの開発に当ては堀江博典(以下、堀江) 先輩方が作られてきたソルティガですが、耐久性という点をもっと追求して村越 も出てきたしね。堀江 もの、ハウジングの剛性を見直しました。大きな変化はモノコックボディの採用です。これでたわみなどをまず減らし、さらにボディなものに変更しました。ギアに関しては?ギアは、より強化して軽さした。そのための一歩として、まずサイズを大きくするという考え方を採用しました。しかし、ギアサイズが上がるとどうしても重くなる。そこで材質を見直しました。度アルミを採用しました。従来モデルほどの硬度はありませんが、その分、サイズを大きくし、厚みえることなく強度アップを達成できました。ローターに関しては初代がアル ミ、10と14、15はザイオン製でしたが、20ではアルミを採用しています。たわみという側面に関してはアルミに軍配が上がります。よただ、ザイオン製とアルミ製ではアルミ製が倍近く重くなってしままた、アルミはたわみが少ないたイトに設計できました。結果、回ることができました。ワンステップ、ツーステッいう印象かな。はい。我々の比較対象としても、15ソルティガはかなり高いレベルにあります。そこからさらいう点には満足しています。たしかに15ソルティガはかなり完成度が高いリールだからね。だからこそ20ソルティガは、使ってすぐにこれはいい、って誰もがチェンジは約束が違う、という気持ちが9割を占めるなかで、現場キンを外した、という。それだけでこんなに軽いの? らモデルチェンジすべきだ、と思ったよ。とにかくマグシールドはフト周りをマグシールド化しましベアリング(以下■■)の開発ながりました。ソルティガにはマグシールドンドル軸受けはもちろん、とくにラインローラー部にマグシールドたね。マグシールド■■は、すべての リールのために開発された技術を、ソルティガに応用したものです。とりわけ、ラインローラー部は、常に負荷が掛かるし、回転スクも大きい。ここにマグシール然でした。モノ作りは大きく2つのやつは技術者がいいものを見つけた、いいアイデアを思いついたから、の塗装や表面処理を根本から見直村越 堀江 も確保したいという狙いがありま結果、当社が開発にも携わっていし、より耐蝕性に優れた、高耐久る■■ジュラルミンという超高強う。そこで、可能な限り回転慣性め、肉抜きなども含めて、よりタ感じられるかは、分からない。初期性能の良さだけを求めたリールではないからね。5年、10年と使って、あらためてこれ凄いよね、と思わせられる耐久性。これが一番大事だろうね。を増すことで、結果的に重量を変り剛性を求めた結果の変更です。を下げるための設計を施しました。転慣性を小さくすることができ、回転レスポンスは15ソルティガと同様、そのうえで剛性をアップす村越 プ上がったものに仕上がった、と堀江 に耐久性を上げることができたと村越 上野勇人(以下、上野) スプーの理由です。村越 10年経ってないのにモデルで実際に使ってみた。聞けばパッ衝撃的だったな。堤 10ソルティガではメインシャに成功、次のモデルチェンジにつ村越 14ソルティガ■■■、15き心地の軽さは、さらに衝撃だっ性能も要求される。海水が入るリド化され飛躍的に回転性能が上がるのは必村越 り方があって、ひとつは現場からの要求を形にする方法。もうひと初代ソルティガの設計を担当し、ソルティガというブランド名の生みの親でもある、堤わたる。堤汎用でなく、ソルト仕様のリールとして始まったソルティガの開発。ソルトゲームに対応できるよう、デジギアを中心に高めた初期性能を、長期維持するように、パッキンによる完全防水を施した渾身の一台だった。初代SALTIGAのプロトモデル13SALTIGA CHRONICLE15モデルの完成度はとても高いが

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