IMPROVE THE SKILLS
3/4

106ダウンショットリグ、ネコリグ、ノーシンカーで使う。ガードがないので、オープンウォーターで使う。ワームの太さに応じて、#2〜#4の出番が多い。小さいフックに太いワームをセットすると、ハリ先にゆとりがなくなり軽い力でフッキングしにくくなる。実例として、ネコストレート3.75inには、FN#4(ベイトタックル)、FFN#4(スピニングタックル)をセットしている解説赤羽修弥解説川口直人ネコリグフック:ワッキー#1ルアー:ネコストレート6.5in直径6mmのシリコンチューブをつけてワームが外れないようにしている。ワームを真っ直ぐにセットできるので、真っ直ぐフォールして着底するIMPROVE THE SKILLS川口直人 / 赤羽修弥 / 橋本卓哉 形状はマスバリ系のオーソドックス。海釣りやヘラブナ釣りなどバス以外のいろいろな釣りをやるなかで、多くの魚種でこの形状のハリが使われている。実際にいろいろなマスバリ系を使ってみて、このオーソドックスな形状に行き着いた。 ハリ先の形状もさまざまなタイプを使った結果、ひねりを入れないストレートなハリ先に決めた。ワームをチョン掛けにしたときに、ハリ先にひねりが入っていると、ワームをまっすぐ装着しにくい。ワームが曲がっていると、使用中にワームが回転してしまい、イトヨレを起こす。このフックは、ハリ先をストレートにしたことでトラブルを避けているよ。 アイの付け根はいろいろな角度をテストして、フッキングがよい角度に設定した。軸が細いと強い負荷をかけたときに、フックが伸びたり、折れるリスクが高くなるけど、このフックはバランスがとれているから、どこかに負荷が集中して変形することはないね。 ベイトタックルのネコリグ専用に開発したフック。このフックの形状的な特徴は、アイがストレートで、ハリ先が内側に向いていること。 ハリ先側のベンドカーブを角張った形状にしたことで、ワームのホールド性能を高めている。ワームが真っ直ぐな状態にキープできるので、杭や縦ストラクチャーに沿って真っ直ぐフォールさせられる。ワームがズレて曲がるとフォール中に回ってしまいます。 このフックを使ったネコリグは、ピッチングで杭や橋脚にキャストする近距離の釣りで使うのがオススメ。近距離の釣りでラインの角度が高い状態で操作して、ロッドで上方向にアワせたときに、バスの上アゴを貫く形状になっています。スティーズワームフックSS・ワッキー(WKY)●ベンドのハリ先側を角張った形状にして、ワームをホールドする機能を高めている●ハリ先からベンドまでが長い。バスが吸い込んだワームが口の中で丸まってフッキングを妨げたとしても、ハリ先が長いので貫通しやすいスティーズワームフックSS・フィネス(FN)●ベイトタックルで使うことを想定した線径(太さ)に設計。ロクマルを掛けても伸びない(開かない)バランスになっている。80cmくらいのコイとファイトしても伸びなかったスティーズワームフックSS・ファインフィネス(FFN)●形状はフィネス(FN)と同じで、スピニングタックル、またはベイトフィネスタックルで使うことを想定して設計。使うラインが細いので、より小さな力でフッキングできるように細軸にしたワッキー(WKY)フィネス(FN)ファインフィネス(FFN)

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る