バスカタログ
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 FC LT2500S-Cを愛機に控え、ショアコンペティションを主戦場に全身全霊の戦いを魅せる陸の王者こと、川村光大郎。持ち歩くタックルの数に限りがある陸っぱりにおいて、多くの場合スピニングは1セットのみ。必然的に1台に対する酷使度は高まるが、初期性能に未だ変化を覚えないのがフラッグシップたる所以。前述の言葉は前者がテスト時に得た確かなデータから続く使用感、そして後者はその手にした時に指先が覚える体感的なアドバンテージだ。 DAIWA小型軽量スピニングの最高峰、初代から13年で4代目を迎えた18EXIST。発売から2年を経過した2020年もなお遥かなる頂きで輝きを増し続けている。もはや多くを語るまでもないだろう。「コンパクトさ、軽さ、巻き心地、それにドラグ。すべてにおいてトップクラス。何の不満も言いようがない」 若手ながらもはや敵なしと囁かれ、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せる藤田京弥。タックルデバイスの要となるDAIWAリールを装填し始めたのが昨季2019年だが、スピニングリールはひと足早く2018シーズンのEXISTデビュー年から要所で投入していた。そして参戦2年目となる国内最高峰バストーナメント・JBトップ50においてAngler Of the Yearを獲得したのは必然と言える。最終戦で準優勝を決めた舞台、桧原湖ではすべての魚をFC LT2500S-CXHが確実に仕留めている。「登場から2年使い込んでノートラブル。ラインの消耗も減り、信頼感がさらに高まった」 藤田と同じく最高峰のレースで長きに渡り最前線を走り続ける川口直人。歴代EXISTの数々を乗り継ぎ、そのすべてを身体に刻み込んできた生き証人。年々進化を続けていく中で特に際立っているのがモノコックボディによるストロングポイントで、過酷なラフウォーターにも不安がない。またATDとラインローラーの優れたシナジー効果にも舌を巻く。かつては軽さばかりに注がれた世の目線が、DAIWAのタフさへと変貌していくことを今まさに実感している。「明らかに飛距離が伸びる。アキュラシー性を高めるべくフェザリングも特筆」すべてにおいて最高峰。代えのきかない武器。藤田 京弥ノーメンテかつノートラブル使い込んで信頼感が高まる。川口 直人飛距離とアキュラシー性。他の追随を許さない。川村 光大郎イグジストFC LT2000S-P / FC LT2000S-HFC LT2500S-C / FC LT2500S-CXHLT2500 / LT2500-XH / LT2500S-DH / LT2500S-XH-DHLT3000S-C / LT3000S-CXH / LT3000-CH / LT3000-XH▶ スペックは31ページソルト対応28FC LT2500S-CXHEXIST最先端技術の集大成。DAIWAスピニングの遥かなる頂き。

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