バスカタログ
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機能と風格が雄弁に語る世界の共通語〝タトゥーラ〟16 今から5年ほど前、14TATULA TWの登場が全世界に衝撃を与えたことは今なお記憶に新しいところだろう。 DAIWAベイトリールにおいて現代では主流となっている画期的な機構・ターンアラウンド式TWSを初搭載。オープンフェイス式の初代TWSの圧倒的な飛びとトラブルレスという二律背反の優れた性能を引き継ぎながらもソフィスティケートされた新機構。そして、プライスレンジは破格とも言えるミドルクラス。世のアングラーから絶大なる支持を獲得したのは言うまでもない。 国内はもとより、世界で高い評価を受けたのはその機能や価格だけではない。現代の最新機種にも脈々と受け継がれるタフコンセプトを差し置いて、TATULAヒストリーを語ることはできない。誤解を恐れずに言うならば、時代と共に進化を遂げる各機構は、TATULAにとっては飽くまでもオプション機能に過ぎないのだ。 TATULAの本質とは、何よりの堅牢性。国内ではバス専用機のイメージも強い一方で、世界では我々の想像も付かない奇怪かつ大型なターゲットを相手に酷使を続けるアングラーも少なくない。淡水は無論、海水も然り。すべてのユーザーを満足させる十二分なスペックこそが、TATULAの歴史を紡いでいくのだ。 初代から3年の月日が流れ、17TATULA SV TWが登場。TATULAの系譜が世界を再び激震。その影響は計り知れない。 SVコンセプトとTWSの融合は、トラブルレスと異次元の飛びを       TATULA TW、       伝説の始まり       TATULA SV TW、       価値基準のリロード20142017THE TATULA HIS

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