バスカタログ
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 2016年に2ndジェネレーションを迎えた現行STEEZ。バーサタイルのオリジン・SV TWにタフさと遠投性能のA、コンパクト&タフのCT、そして今季究極のベイトフィネスAIRが加わる。攻守を盤石にすべくエクステンデッドで全4モデルは、いずれも左右ハンドルに各種のギア比を揃えた。全24アイテムのトータルラインナップは、いよいよSTEEZユニバースが完成したと言っても過言ではない。 DAIWA WORKSプロアングラーはこの豊富なSTEEZを如何に使いこなすのか。代表的な例として、参考にしたい。「すべてのラインナップが適材適所。美しく並び上げられた」 赤羽修弥、艇の釣りを主軸とする手練の場合。14lb.+5gルアーを標準とする釣りにはSV TW。季節によって登板機会の増える5g以下の軽いルアーにはCT、さらに攻め込めばAIRへ。その一方でヘビーカバーを撃つべく20lb.を超える太糸の使用時、またディープクランクなどパワーを求める釣りにはAを選ぶ。巻きには低めのギア比かつ安定の右ハンドル、撃ちには持ち変えることなく瞬時にフッキングに持ち込める高ギア比の左ハンドル。持ち込めるタックル数を制限されないボートでは、各釣法に特化したセレクトが可能だ。「タックルが限られる条件下において求められるのはバーサタイル性能」 一方で、陸を主軸とするグランドマスター、川村光大郎の場合。必然的にSV TWの登板頻度は高く、ギア比は7.1がメイン。もっともバーサタイルなオリジンモデルを選び、巻きと撃ち、複数の釣りをカバーすべく低速と高速のどちらにも自身で対応するセンターのギア比が肝要となる。ただし、巻き物の場合はスピナベサイトなど手返しを重視する場合を除き6.3が、カバー撃ちや羽根モノなどパワーフィッシングにはAが出番となる。ハンドルは「巻きで特化の場合のみ右」となるが、左が主軸となる。 艇と陸、主な使い分け用途は件の通りだが、特例も存在する。それが藤田京弥の場合だ。SVTW1012XHLのギア比8.1をメインに撃ちにも巻きにも応じ「何より速い回収能力」を求める。新たな武器のひとつに加わるAIR TWは500XXHLのギア比9.1を選択したのも頷ける。 多岐に渡るSTEEZの使い分けはMatch The Timing。乗りこなせ、極限アビリティ。13STEEZ AIR TWSTEEZ CT SV TWSTEEZ SV TWSTEEZ A TW軽量ルアー対応力全4モデル計24アイテム揃い踏み。 STEEZ ユニバース、攻守に盤石。巻き安定感操作性遠投性能

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